10年か、もうちょっと前にテレビで見たものです。
竹か、ある種の植物を編んで作ったものです。
編んで作るのに水が漏れないほどきつく編まれているのが特徴です。
農家のお婆ちゃんが農作業の合間に作っており、
一日に一個しか作れないようなことを言ってました。
その地方では昔からその弁当箱にご飯をぎっしり詰めて農作業に持って行き、
現場でいれたお茶をかけて食べたそうです。
テレビでも弁当箱でお茶漬けを食べていましたが、
少なくとも食べてる間くらいは漏れないようでした。
このような弁当箱は現在も日本で作られていて、
どこかで購入することは可能でしょうか?
以前から気になっていて、買えるような値段ならば欲しいのです。
「編んであるのに水漏れしない」というのが重要なので、
単なる竹細工の情報は不要です。
よろしくお願いします。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090108/100431/?P=3
もしかしたら「葛(かずら)編み」かもしれません。
どっちみち「ビニールやプラスチック製品に取って代わられ、後継者が絶えてしまったのである。」とのことなので、入手困難な伝統工芸です。
ではおことばに甘えて、コメント欄の内容コピペ&少し付け足しておきます。
日本のではなく日本国外のものですが、前に私がテレビで見たものがこれかもしれないです。もし日本国内で見つからなかったら当たってみてください。
http://www.artnowhere.com/read.php?newsid=27620
Bamboo basketry in ethnic minority areas is known in China as a unique branch of bamboo art. ... the Dong people make leak-proof bamboo-plaited mess tins.
中国では、少数民族の暮らす地域での竹籠は、竹を使った工芸が独自に発展した例として知られています。例えば(少し省略して)、トン族は、水漏れしない (leak-proof) 竹で編んだ (bamboo-plaited) お皿を作ります。
ただ、画像検索で見つかったページを見ると、編んだ籠に油を塗って皮膜を作っているようなので、編んだもので通気性を保ちながら水漏れしない、というのとは違うかもしれません。
それから、ベトナムのNgoc Dongにも竹・籐細工の伝統があるそうです。見つかったのは籠ではなくお茶碗状ですが、水漏れしなさそうなものもあります。
http://www.hanam.gov.vn/index.asp?newsID=902&language=english
http://ngocdonghandicrafts.trustpass.alibaba.com/product/1000387...
ありがとうございます。
これからはベトナム雑貨に注目したいと思います。
お店では水漏れチェックはできそうにないのが残念ですが(^-^;
ありがとうございます。
わたしが見たお弁当箱は、さすがにここまで珍しくはなかったと思うのですが、
葛編みも、とても興味深いです。
プラスチック製品といえば、
昔はどこにでも、弁当用のプラスチックの籠があったと思うんです。
おにぎりやサンドウィッチを入れるのに手頃な籠です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ビーフィールド おにぎりケース ホワイト S M-7179
今も通販などで探せばもちろんあるのでしょうが、
去年、必要に迫られて探したら、
身近なところには影も形も見あたらなかったのには驚きました。
そういえばお弁当を持って行楽に行くこと自体へってますからね……
それで、何かを編んで作った弁当箱のことを思い出し、
あれならご飯をそのまま詰めてもいい、おにぎりも入れられそう、
今も作っている人がいるなら、今こそ買う時だ、と盛り上がったんですけど、
どこの民芸品だったかすら思い出せなかった、というわけです。
もう作っている人はいないのかなあ。
テレビで見たのも10年以上前だと思うし、
あの時出ていた人たちも、かなりのお年だったから、
ご存命でも「そういう作業は疲れちゃって無理だねえ」とか言ってそうなんですよね。