THEME:「演出も省エネも!素敵な照明の活かし方アイデアコンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
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※質問は2月23日(月)正午で終了させて頂きます。
ご先祖様を明るいお仏壇にお招きして共に暮らすイエというのはすばらしいですね。宗教とかしきたりの問題以前に、ご先祖様に感謝し慕う心を持つことは大切だと思います。
でも、仏壇は何となく辛気くさい感じがして、あの暗い雰囲気が嫌だと祀ることを躊躇している人も少なくないと思います。これはそんなためらいをスパッと解消してくれる現代生活にマッチした仏壇の祀り方ですね。
内部に照明を取り付けるだけでなく、外側からもライトアップしているところがさらにすばらしいです。ショールームでの飾り方がヒントのようですが、明るい雰囲気で商品を魅力的に見せるアイデアはイエに取り入れても価値があると教えられます。
ご先祖様への感謝を込めてこういう工夫が出来るイエには、きっと福がおとずれると思います。そしてこういう心の優しさが、イエも社会も明るくしていくと思います。仏壇だけでなく、社会までを照らしていく心のあかりをともす提案として、私はこれに☆五つくらい付けたい気持ちです。
私の住む地域では、家の中に仏壇がある家はそこまで
珍しくは、ないのですが
(特に長男の家など)
仏壇をライトアップするというのは、聞いたことなかった気がします
(自分の周りでは・・)
なのでライトアップと言うのには違和感少しあるのですが
仏壇のイメージを明るくするという姿勢はすばらしいと思います
思うところあって、お仏壇をおまつりすることにしました。小さなお仏壇を買って飾ってみましたが、どうもイメージが暗いのです。お仏壇の中には金箔が貼られていますが、光がないのでその美しさが全く生かされません。灯明型のランプもありますが、やはりイメージが暗いです。照明なら上から照らすに限ります。探してみたら照明付きの仏壇というのもたくさんあり、ぜひわが家のお仏壇にも明るい照明を取り付けてみたくなりました。
法事でお寺さんに行った時にそういうカスタマイズをしてもいいのかとお聞きした所、お位牌をご先祖様の象徴と考えた場合、お仏壇は家屋に相当する存在だから、家屋に改築があるのと同じように、お仏壇に手を加えることは差し支えないというお答えをいただきました。和尚様のご説明では、むしろご先祖様に明るい環境で過ごしていただきたいという真心が喜ばれるのではないかとのお話でした。
ただし注意点がいくつかあります。
この世で改築工事を行う場合、それに伴ってしばらく立ち退いていただく人には事前の十分な説明と了解が欠かせないのと同じように、お位牌はご先祖様その物と考えて、少なくとも数日前から、何月何日の何時よりこれこれこういうことを行うのでその間一時お仏壇からお位牌をお出ししますとご挨拶を重ねておくこと。
当日も一時間くらい前に、あと少ししたら始めますのでよろしくとご挨拶をして、時間が来たら丁重にご挨拶をして、清浄な半紙を敷いた台などにお位牌を移動してから作業に取りかかること。
仏壇を霊的に汚さない注意とともに、汚れが付いてしまうと非常に落ちにくいものなのでそれを防ぐ意味も含めて、清浄な手で取り扱うこと。足の付くような場所に置くのも避けること。
終わってお位牌を元に戻す時もよくご挨拶をして、元あった場所に正確に戻し(特に位牌が複数ある場合は位置関係がとても重要なので、並び順や置かれる位置を正確に復元する必要があるとのこと)、ご迷惑を詫びて、お茶やお菓子、ご馳走などをお供えしてくつろいでいただくこと、といった手順と注意を教えていただきました。
あとは真心を込めれば、ご先祖様はやさしいおじいちゃんおばあちゃん、ひいおじいちゃんひいおばあちゃんたちなのだから、きっとわかってもらえますよと言っていただきました。が、こういうのはお位牌をおまつりする前にやっておくべきだったと痛感しました。
使った蛍光灯器具は、直管蛍光灯器具の「直付け笠なし」と呼ばれる最もベーシックな蛍光灯むきだしの器具を使いました。今回は小さな仏壇でしたので4W用です。使う蛍光管は、ちょうどキャンプ用の蛍光灯ランタンなどに使う、あのサイズになります。
取り付け位置は仏壇の天井の手前寄りとしました。天井に欄間がある仏壇の場合は欄間が器具を隠してくれますが、欄間がないシンプルな仏壇の場合は、できるだけ手前に設置して視覚に入らないようにします。
電気のコードは最初は背面から引き出そうかと思いましたが、そうすると天井に這ったコードが目立ちますので、壁で隠れて気にならない側面から引き出すことにしました。穴開けはドリルで一発でしたが、高価なお仏壇に穴を開けるのは緊張しました。コードの途中には中間スイッチを接続して、夜お仏壇を締めている時は消灯できるようにしておきます。
完成したので早速点灯してみました。きらびやかです。内側の金箔が照らし出されて、とても明るいイメージになりました。父が、ひいばあちゃんは明るい縁側で日向ぼっこするのが大好きだったんだ、この明るい仏壇もきっと喜んでくれるぞと言ってくれました。
ついでに仏壇を外からライトアップするスポット照明も取り付けました。ちょうどこんな感じです。
http://www.skypillar.com/advice----syomei.htm
これは仏壇販売店の照明レイアウト説明図のようで、家庭ではもっと天井が低くなりますが、イエでもこんな風にライトアップすると、とても明るくいい雰囲気になります。光源は電球型蛍光灯「東芝ネオボールZレフランプ形」を使っています。
http://saturn.tlt.co.jp/product/CommoditySpecData.do?search_type...
以上の仏壇照明で消費する電力は、お仏壇の中が4W、外からのライトアップが12W、合計16Wです。このくらいの消費電力であればAV機器の待機電力をカットするだけでまかなえますから、ちょっとの心遣いでご先祖様に明るい毎日を過ごしていただけることになります。わが家は特に何の宗教とも関係がありませんが、明るいお仏壇のあるイエはいいなぁというのが最近の実感です。