チップコンデンサは、
正常かどうか、どのようにチェックすればよいのでしょうか?
抵抗チェックでしょうか?
電圧をチェックすればよいのでしょうか?
電流をチェックすればよいのでしょうか?
チェック方法を教えていただきたいです。
ートパソコンのマザーボード上のチップコンデンサについてです。
チップコンデンサは、
正常かどうか、どのようにチェックすればよいのでしょうか?
まず、そのコンデンサ周辺の回路図が必要です。そしてその回路の動作を理解した上で動作中のコンデンサの端子に加わる電圧をオシロスコープで波形を観測して良否の判断をします。
回路によってはテスタで抵抗を測るだけで判断できることもありますが、極めて稀です。
チップコンデンサに限らずコンデンサが本当に正常かどうかはそれを取り外して静電容量と絶縁抵抗などを測定して調べないと分かりません。
取り外さなければならないのはコンデンサに接続されている他の電子素子の影響で正確に判断できないからです。特にバイパスコンデンサのように同じコンデンサが大量に並列接続されている場合はそれら全体で大きなコンデンサとして働くので個々のコンデンサの良否の判断は外さないと無理です。
ただし、静電容量を調べてもチップコンデンサの場合は部品の表面に容量の表示がされていることはほとんどありませんので測定した容量が正常かどうかの判断は難しいですね。
その場合、他に資料がなければ同じ機種のマザーボードを持ってきて比較測定をして判断することになります。
また、コンデンサそのものではなく半田不良で微小なクラックが入っている場合もありますので実体顕微鏡などで光学的に半田の具合を調べることも時には有効です。
チップコンとありますが、容量の少ないものはチェックが難しいですね。
大きいものは(数μFとか以上)テスターの針の振れで、だいたい判別が
出来るのですが、一応、容量表示機能付きのテスター等というものも
ありますので、慣れてくれば、そういうもので、ある程度は判定が可能です。
ただ、測定時、マザーボードに低い電圧とはいえ、交流電流を
流す感じになりますので、流しても問題無い部分かどうかは、
自分で判断しなければなりませんが・・・。
ちなみに、普通のテスターで、比較的容量の大きいコンデンサが
容量が減ってないかどうかを判断するのは、以下のような感じで
行います。
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