THEME:「木&竹を暮らしに活かすアイデアコンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
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※質問は3月9日(月)正午で終了させて頂きます。
竹の紙は聞いていますが現実には見た事がありません。
本当に竹で紙が作れるなら作ってみたいですね。
きっと新鮮だろうと思います。
手紙を出すことが多い上、結構便箋を選ぶほうなのですが、竹の紙があるなんて知りませんでした。いいにおいがしそうで、風流ですね!
一回使ってみたいですが、どこに売っているものなんでしょう。きになります。
竹紙ってご存じですか?
竹の繊維を原料にして漉かれた紙のことです。
主に中国で作られていた紙だそうですが、日本でも和紙の一種として作っている所があります。
あまり頑丈な紙ではありませんが、墨の乗りが良く、また竹の成分が虫をよけるので、
書画に用いる紙として珍重されているとのことです。
その竹の紙でできた葉書をいただきました。
滋賀県の西部にある安曇川町(今は合併して高島市安曇川町)というところで作られている物で、
ここは300年以上の伝統を誇り今も全国九割のシェアを占める、扇の骨の産地なのです。
扇の骨は竹ですから、たくさんの竹の削りかすが出ます。
それを集めて繊維にして、一枚一枚手漉きで作っているのが、この町の竹紙だそうです。
私がいただいたのは「大地の竹紙」という製品で、
「社会就労センタードリーム 分場大地作業所」という所で作られたのでこの名が付いています。
独特の落ち着いた色合いのすてきな葉書です。
他にも名刺用紙や色紙、短冊などの製品があるようです。
http://www.pref.shiga.jp/k/eco/nh/estlist-ta.html
広く市販はしていないみたいで現地に行かないと買えない貴重な葉書ですが、
興味がある人は上記授産施設に問い合わせてみてください。
ほかにも「竹紙」で検索すると、色々な所でけっこう作られているようです。
竹を繊維にするのはとても大変な作業らしく、
木で作る和紙に比べて産地は少ないですが、
もし見つけたらぜひ手にとってみてください。
竹は昔から日本の文化と切っても切れない存在でしたが、
竹で作られた紙を通じてもう一つの竹がもたらしてくれる文化に触れられると思います。