THEME:「木&竹を暮らしに活かすアイデアコンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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「Welcome to イエはてな」
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※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は3月9日(月)正午で終了させて頂きます。
ししおどしは料亭や高級な旅館のイメージですね。夏の暑さを紛らわせてくれるのに役立っている気がします。昔の人の知恵って素晴らしいですよね。竹と水の組み合わせも、虫が発生しにくいし。
知り合いが住む集落はかつて冬になると家族総出でザルをつくっていたところがあります。現在、篠竹のザルは1枚数百円程度、もう作る人もわずか。東南アジアの国からザルが輸入されデパートでは人気です。ですが、篠竹のザルを作る後継者はいない。唯一の希望がヨーロッパが気に入って、輸出しているそうです。
農家の雨の日、冬の日、休耕日を利用した伝統工芸、日用品から工芸遺品になってしまったものを日常の暮らしと家の関わりに戻しても悪くはないと思います。みなさんはどうでしょう?
私もししおどしは、お金持ちの家にあると
いうイメージですね
それとなんだかそれがあるだけで
”和”な感じがします
西洋風の庭には、絶対に合わない気がするんですよね
無くしたくないな
最近は道路の柵などにも間伐材が使われ始めていますが、考えてみると、この「最近は」っていうのがおかしいんですよね。昔は柵と言ったら木か竹が当たり前だったのですから。
家庭でも、木が当たり前だったところにもう一度木を使っていく、そういうライフスタイルの見直しが出来るといいですよね。木はすぐにボロくなるという思い込みがあるかと思いますが、植木鉢の台など、スチール製に比べたら木製の方がずっと長持ちしますよね。
都市生活の中に間伐材を取り入れていけば都市も山も豊かになるというご意見、私も同感です。間伐材を上手に使った暮らしを、色々工夫してみたいものだと思います。
木製の花壇というのもとても素敵ですね。塗料については、土壌を汚染しにくい物があるにはあります。ただ、ちょっとコスト高なんですよね。
代わりに表面を焦がして炭化させてやると、腐ったり虫が付いたりしにくくなります。うっすら焦がすのではなく、表面がしっかり炭化するまで、思い切って焼いてやります。今度施工する時には、そんな方法も試してみて下さい。
私がかつて九州の宮崎・鹿児島に興味を持ったとき、竹を使った日用品や竹細工が九州では盛んです。その中でも、ひときわ私の印象に残っているのが箕(み)です。農作業をしたことのある方なら分かるかもしれないです。米や豆を収穫したときに、殻やゴミを選別するのに篩う道具です。殻やゴミが混ざった収穫物を箕(み)の上に乗せ、ふるうと比重の大きな米や豆は奥、穀物の殻やゴミは先に分かれる。
ゆすってふるって分ける単純な原理ですが、全国どこも形はどこも一緒で丈夫さと軽さという2つの要求を同時に満たす。さらに、滑りやすさととどまりやすさもかなえています。これらを成し遂げるためにも、使われる材料が竹なのです。山桜の皮、蓬莱竹、葛で作ります。
いまでは、農家のお守りや農家をしていた名残で庭先に残しているのを東北や九州の山村で見かけることも難しくなりました。種に感謝、収穫に命の輝き、自然の営みに畏敬を持つには一番ふさわしい道具だと思います。
以前どなたでしたか、竹で夕涼みの縁台を作ったというファイトあるリポートが合ったと思いますが、竹でスノコを作ってそれをベランダに敷くだけでも、素敵な夕涼み場所になりそうですね。ビールのケースでも並べてその上に置けばさらにGoodでしょう(^-^)
実はうちの物置でも、通気確保目的で、竹で組んだスノコを使っているんです。半年ほど自然乾燥させた竹をシュロ縄でイカダのように組んで使っています。とてもいいスノコに仕上がっています。
放置竹林の問題は深刻ですね。ほとんどの竹林は人工だから竹林の管理は人間の責任というご意見、私も同感です。人間の都合で植えた物は最後まで人間が責任を持って管理しなければなりません。
でも竹は利用価値のある有用な資源ですから、それを積極的に活用していこうと思えば、ぜんぜん邪魔者じゃありませんよね。みんなでちょっとずつ力を出し合って、竹林のある美しい景観を愛し、そして竹を使った豊かな暮らしを楽しんでいく。そういうライフスタイルが広がって行きさえすれば、竹林はすぐに蘇ると思います。
竹って便利だよな、誰かくれる人いないかな。都市生活の中にそういう需要をどんどん掘り起こして、それを竹林再生のグリーンツーリズムにつなげていく。そんなアクションを起こしてみたいですね。
雑草防止用というのはいい方法ですね。こうした用途には杉や檜をチップ状にしたマルチング材がよく使われますが、竹で同様の効果が得られるなら、ぜひ活用を検討してみたいですよね。竹なら飛散しにくいですし、白アリなどが発生する恐れも無さそうです。
放置竹林は、林や畑などへの影響の他、特に豪雪地帯では、道沿いの放置竹林が、雪を被ると道に倒れかかってきたりして、とても厄介者らしいんです。大きな道路なら道路管理者である自治体が竹の所有者に連絡を取るなどして何とかしてくれるでしょうが、困るのは利用者は少ないけれど生活に欠かせない、小さな集落などの道路ですよね。往々にして放置竹林はそういう所にありがちです。
竹のチップで薫製というのもいいアイデアですね。これは地域の特産物として産業化出来ないでしょうか。使用済みの竹チップも消し炭にして土に埋めてしまえば土壌改良材になると思いますから、おそらくそんなに処理には困らないでしょう。竹チップで作った薫製を竹筒や竹篭の容器に入れて名物にすれば、竹林再生と一緒に、いい町おこしが出来そうだと思いませんか。
もちろんタケノコの季節にはタケノコ掘りツアーを受け入れて、これで生えてくる竹が抑制出来て一石二鳥。グリーンツーリズムの竹スペシャル、バンブーツーリズムなんていうのがプロデュースできたらいいですね(^-^)
あの癒される音が好きです!京都に行った時に結構見かけて、かなりいやされました!
竹の花瓶のようなものがうちにはあります。あと竹で作った船の模型もあります。竹製も物って何かいいですね。
この風鈴はのこぎりを使うのが難しそうですが、できあがったらいい音がでそうな風鈴ですね。
しかも材料を使わなくなった竹箒を使うというところがまたすばらしいと思います。もっと竹箒を使っていきたいですね。昔は行動などに落ちている落ち葉や雪などもみんながそろって掃除をしていたものでした。しかし、現在ではそういうことも行われなくなって久しい気がします。コレを機にコミュニケーションの一環としてとらえてもらうためにも竹箒を使っていこうと思います。
しかし、この形を横で見ていて思い出したのが、お鍋などで使う竹製のつみれ皿です。ちょっと竹箒から作るのは抵抗があるかもしれませんが、形は似てませんか?
こうやって考えてみるとこのつみれ皿も竹製。自作で作れないことはないですよね。竹のヘラも。なんかいろいろとアイデアが沸いてきました。
樹皮のカゴですか・・。実際にみてみたいです。暖かい感じというかほっこりとした気持ちになりそうなカゴができそうですね。私は最近地元の里山クラブにて蔓カゴの作り方を教えてもらいました。蔓には蔓のよさがありますが、樹皮も細長いテープ状に刷れば立派なカゴができそうです。
URLのような販売をしているところがあるのはなんかうれしくなりますね。おばあちゃんたちが手作業でいっしょうけんめい作っている姿が目に浮かんでくるようです。
私のところは岐阜なので、やはり冬は寒いです。この寒さから木を守るためにがんばってくれている樹皮のありがたみをかみしめていますが、この後の使い道もいろいろありそうですね。
私は今回樹皮が廃棄物として捨てられているというのをはじめて知りました。杉の繊維は長そうなので、和紙もつくれそうですね。一回トライしてみたいです。木のあたたかみを残したいい作品ができそうです。
私の住む地域にも竹藪がいっぱいあります。竹林とよべる手入れされたものではなく、本当に手入れが何年もされていないようなまさに竹藪です。竹は成長がはやいので、取り残した竹の子なんかがすぐに大きくなって乱立しています。
竹の子の生長ってすごくはやくて、春に芽がでていたものが、半年後には、1Mやひどいものだと2M近くにまで成長するんです。
私の知人の竹藪は、3,4年ほっておいただけで、竹藪化してしまいました。
ほっておくと竹藪がどんどん広がり、作物にも影響してくるんですよね。イエの近くに竹林がある場合、管理を怠ると、経っているイエにまで影響を及ぼします。
実家の竹林のとなりに畑がありましたが、ちょくちょく畑に竹が生えてきていました。両親が手入れをしてくれたので作物に影響を及ぼすまでにはいたりませんでしたが、とにかく成長がはやいのを目の当たりにしています。
地元の里山クラブに参加するようになって、竹藪を管理するために、余分な竹を切りました。この間伐材をチップにかえる作業を手伝いました。ここでは大きめのシュレッダーを使っていきます。木も竹も見る見るうちにどんどん小さくなっていくさまにちょっと見とれてしまいました。
できた竹や木のチップの使い方をいろいろと教えてもらいました。
そこでまず私のイエで試してみたのは、燻製のチップとして使うことです。ふつうに燃やすだけでも燻製みたいな香りがしますがw
また竹チップをもう少し小さくしてを乾燥させて枕にしてみたり、青竹のチップであれば、お風呂にいれてみたりもしています。
ほかの使い道としては雑草防止によいそうです。雑草がはえてほしくないところに蒔いておくとよいとのことで、花壇に蒔いてみました。
雑草はどうしてもはえてきてしまい、夏には一面緑でいっぱいになってしまいます。これを抜くのは忍びない。これを防ぐためにも蒔いておいて試しています。もう成長している木などには影響をおよぼさないようなので安心しています。
里山では青竹などの間伐材をつかっい、これを堆肥化させています。
これを実際の農園でつかってみようと思っています。
あと遊歩道を竹チップでかためてみるという手段を使ってみました。チップをかためたものなので石などに比べると衝撃はすくないし、見た目もいい感じです。
実際に竹チップにするには、シュレッダーでチップにするためのコストがかかりますが、これをつかって農作物を作り、それを特産品として売り出していくというのが現状の予定ですが、まだまだ問題は山積みです。
青竹はいろいろな竹の商品として使用できますので、この竹チップの使い方について今後もいろいろなアイデアを出し合っているところです。
本当は竹林のある家庭でも竹の管理をしていくため、自宅で竹チップができるようになると、今のままでもいろいろな用途に使えそうです。
家庭用のシュレッダーは販売されていますが、まだ10万円近くと高く、それにお金をかけるのも少ないと思いますので、自治体に持ち運びができるシュレッダーなどを完備して、必要なところに安くレンタルができるようになると、竹藪の増加にも歯止めがかかると思います。
うちの実家にもあります。父親が山仕事をしている人からもらってきたものです。
子供のころはよくその上に登ったりしましたねえ。なにしろ頑丈なことこの上ない椅子でしたから。
ただ、難点が1つ。
めちゃくちゃに重いんです。子供の力では動かせないほど。そこが値打ちといえば値打ちなんですけど、そうそう簡単に移動させられるものではないですね。
この週末に近くの温泉宿に行ってきました。
露天風呂から見える竹林が風情があってよかったです。
風が起こす葉ずれの音もなんともいえなかったなあ。
ちゃんとライトアップされていて、大げさに言えば幻想的な感じでした。
切り株の底面を座りよく加工して、きれいに磨いた椅子を見たことがあります。それもとてもいい味わいがありました。
写真の丸太、樹齢数十年ですね。年輪に刻まれた年月がとても貴重だと思います。
こういうのは完成品を買うのもいいですが、ぜひ手作りしてみたいですね。自分で丹念に乾燥させていったら、それだけでもすごく愛着が湧くと思います。
青竹をお風呂にですか。そういえば竹の香りと銘打った入浴剤がありますが、本物の青竹をお風呂に入れてしまうのは、ありそうでいて、やってみたこともなければ聞いたこともありませんでした。きっと爽やかないい香りでしょうね。本物の自然の成分なのが素敵です。
竹筒の中に水羊羹を作って、真夏にそれを食べながらお風呂に入ったりするのもいいなぁ、なんて思ってしまいました。
昔はこんなふうに、田楽の串も手作りだったんですね。今は刃物というと何でもかんでもカッターナイフですが、それってどうなのでしょう。カッターナイフでは出来ることが限られませんか。
昔は肥後の守とか小刀とか、竹を削るのにも適した刃物が、どこの家庭にもあったと思います。そして子供は、そういう刃物を使う親の姿を見て育ったのだろうと思います。竹串だけでなく、お正月の凧の骨も、竹とんぼなどのおもちゃも、きっとみんなそういう道具から生まれてきたのでしょうね。
そういう道具と共に、現代に竹を削るという暮らしの営みが復活したらいいなぁと思います。そうしたら楽しい経験がたくさんできそうですね。
酒は「百薬の長」とも言われます。程よく飲めば寿命も延びます。生活には欠かせない飲み物であり、コミュニケーションにも役立ちます。今回は、日本人にかつて馴染んでいた木とお酒の組み合わせ「カリンの果実酒」を紹介いたします。
カリンの木はwikipediaによると中国湖北省・浙江省の原産のバラ科(!)の木。春になるとのど飴に含まれる成分の木です。日本人には馴染みのあるカリンであるにも関わらず、はっきりとカリンの木がイメージできないのは何ででしょう?カリンの花はおよそ2から3センチ程度で、淡紅色。かわいらしく、素朴な存在感が際だたせてくれます。果実は11月中旬には黄色に色づき、酸っぱく鮮烈な香りを私たちに恵んでくれます。
有名な短歌に中村草田男さんの「カリン(←ATOK2007で出てこなかったです)の実 天賦をとめの 薫りの実」という句がありました。
カリンは、庭木に盆栽、生け花に使われ、果実は果実酒、乾燥した果実は薬用に。とても人類に有用な木だと思いますよ。中でも私はカリンの果実酒がとても好きです。知り合いの中国人留学生から教えていただきました。日本の酒より度数が多少強いのが弱点ですが、それでもカリンの香りが残っていてとても美味しいです。
竹はよく乾燥させると、とても通気性の良いすのこになります。一例をあげると次のような製品です。
http://kaino.info/takeseihin_shousai/takezaiku/siro_sunokoita_ty...
写真を見ると、竹を筏のように組んでいくやり方が分かると思います。そうなんです。材料さえあれば、竹のすのこは自作できるんです。自分で作れば様々なサイズのすのこが実現できますから、棚板に、押し入れの中に、台の上に渡してベランダのベンチにと、応用は自由自在。割った竹や、竹の先端の細い部分や笹を用いれば、生け花のお花器を置く花台などの小さな作品も作ることが出来ます。
さらに筏に組んだ竹に枠を付けて立てかければ、素敵な和のパーティション・ついたてができあがります。室内はもちろん、お庭に使っても素敵です。竹さえ手に入ればアイデアはほぼ無限。皆さんもぜひ自作の竹すのこの活用アイデアを色々考えてみてくださいね。竹すのこベッドなんていうのも素敵です。
さて、ここで竹をめぐるちょっと困った問題を考えてみたいと思います。それは放置竹林による環境破壊の問題です。竹も貴重な緑の一つですが、竹は一年で棹を伸ばし切るくらい成長が早い植物です。もし竹林と雑木林が接していた場合、竹林は雑木林との境界を越えて葉を茂らせます。すると雑木林の中の背が低い木や下草などが衰退し、しだいに林は竹に飲み込まれていってしまいます。竹林が広がってしまうことは、その地域の植物や、それに頼って生きている生き物の種類が激減してしまうことを意味するんです。
ほとんどの竹林は人工だと思います。元を正せば、誰かが竹を育てようと植えたものが今の竹林になっているんです。ですから、竹林は人間の責任で管理する必要があるんです。竹林を竹藪にしてはいけません。
今、竹林がある地域の多くが過疎化、高齢化しています。誰も手を入れることなく薮になっていく竹林が日本中に増えています。それをみんなで何とかしませんか?
http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/suisin/kikaku/mm_gakkou/ta...
横浜にはこんな活動があります。竹林の里親制度や竹取協力隊などの活動を行って、市民参加で竹林の荒廃を防いでいく努力をしています。こういう活動が日本中に広がれば、自然を守りながら文化の香りも豊かな、素敵な景観のマチが作れます。
今回のいわしが、竹を取り入れた暮らしと、そのための竹を手に入れる方法としての竹林作りへの協力の、両方の推進に役立ってくれたらと願っています。
竹の器は、コップなども含めて熱いスープや飲み物に適していると思います。自宅にはありませんが、旅行先や旅館で膳になって出てくると驚きますね。環境にも優しいことですし、身近にぜひ置いておきたいものですね。