翻訳の仕事をやってみたいのですが、まったく知識がありません。
どうしたらなれるのか、どうやったら仕事がとれるのかなど、幅広い観点からアドバイスをください。
ただし、下記のことを踏まえてご回答ください。
・TOEIC750点、英検準1級とあまり英語が得意とは言えない低レベルです。
・英字新聞程度でしたらまったく問題なく読めます。それ以上、難しい文章はまだ試したことがありません。
・日本と海外を行ったり来たりしているので、日本の学校や会社に長期間通うことはできません。
・特殊分野における専門的知識はあります。
・翻訳業も英語の勉強をの一環と考えてるので、報酬自体は少なくても問題ないです。
以上、よろしくお願いします。
どうも、泥舟です。
既出ですがやはり「翻訳者ディレクトリ」が手っ取り早く便利です。
このサイトで「大手の翻訳会社」としてリストアップされているのが次のURLの会社です。
http://www.translator.jp/agency/key_list.cgi?key=72&order=
ちなみに「○ローヴァ」という会社は避けたらよいかもしれません。ま、なんとなくですけどね。このリストでは見あたらないようですが、「DHC」や「十印」あたりもぱっと思いつく大手です。外資だとSDLとかライオンブリッジあたりがMLV(マルチランゲージベンダー)とか呼ばれてます。大手は常に募集していますが、薄利多売な仕事が多いでしょう。とりあえずこのリストからピンと来た会社すべてにトライしてください。
翻訳者募集情報はここです。
ほぼ毎日新規案件があるようです。
メールで通知してくれるサービスもあったと思います。
翻訳者ディレクトリに自分の情報を掲載する場合ですが、経験がないとなかなか仕事がこないので、とりあえずは自分の得意分野を全面的に売り込むのがいいでしょう。Webに強いとかPHPが使えるとか、貿易系の知識があるとか云々。まずはそれをきっかけにして得た仕事をよい品質で納品し、その会社が気に入ってくれればまた仕事が来ますし、分野外のものにも少しずつチャレンジする機会が増えるかもしれません。
それから「Proz」も紹介しておきます。
翻訳者同士で質問をし合ったり、翻訳者が作った用語集を見たりできます。
自分の情報も載せられます。翻訳者募集情報もあります。
暇なときに「翻訳の泉」の読み物でもどうでしょうか。
私はほとんど読んだことないですけど。
http://www.honyakunoizumi.info/
「フリー翻訳者の案件地帯」というサイトは使えません。
http://translate.anken-chitai.biz/
見つけてもスルーしてください。
「トランスマート」もろくでもないので見つけてもスルーしてください。
「怒涛の翻訳例辞書」もひどいらしいのでスルーしておいてください。
トライアルは英日で200~400ワードくらいが一般的だと思いますが、数種類のトライアルを出してきてその合計が1000ワードくらいになることもあるかもしれません。1000ワードを超えるトライアルはちょっと多いと思います。ちなみにトライアルのほとんどは無料(納品してもお金にならない)です。
翻訳会社のほとんどは小さな会社です。意外なところから仕事が舞い込んで、意外なことに定期的にお仕事がもらえるかもしれません。私的には小さな翻訳会社のほうが取引をするにはいいと思います。ただし精神論をぶちまけているような翻訳会社には注意してくださいね。
まとまりのない文章で申し訳ないですが、今思いついたことがあります。
「チェッカー」とか「レビュアー」とか呼ばれる仕事もあります。翻訳者が訳した内容をチェックする仕事です。ほかの人の訳文が見られるのは非常に勉強になるはずです。でもチェッカーって本来は翻訳者よりもレベルが上じゃないとダメなはずだと思うんですけどね。実際は翻訳者になる前の人がチェッカーをやっているようです。チェッカーはとてもストレスフルなお仕事らしいので、なり手が少ないのかもしれませんね。
「勉強」が一番の目的であれば、非営利団体でボランティア翻訳者を募集していたりします。そちらも考えてみてはどうでしょうか。
以上、沈みかけた泥舟より。
まず、日本語で得意なものありますか。
オタク用語なら何見てもたいていわかるよとか
家電・ソフトの取説はこれ訳がマズイんじゃない?と思っちゃうとか
音楽雑誌を和・英語両方購読しているとか・・・。
看護・薬剤など医療系の日本語を知ってる人なんかすごく喜ばれますね。
英語で得意なものとしたら、スーパーにならんでる商品名で大体それが洗剤なのか薬なのかはわかるとかだといいかも
次に
でそれを分野にして登録するといいです。
トイックの点数なども登録できるので、それに見合った仕事がくるでしょう
ただし、未経験者にまで仕事がまわってくるのは、年末年始やサマーバケーションの、つまり他の人がやらない時期が多いですので心の準備を。
心得としては、トライアル選考→常時登録をやってくれたり、ここがダメだったよなんてフィードバックをやってくれるのは大手でもなかなかないです。つまり、「ちゃんとできてあたりまえ」だからです。
安い翻訳料より、大量(200ページ以上とか)の文献を早く訳せるとの確約が喜ばれます。
あとは、どれだけ自分が満足できるまで質をたかめるか、という志とか満足感があればつづくとおもいます。
業務にするならソフトや翻訳補助ソフト、専門用語辞書を買うので初年度は赤字覚悟ですし、好きでもない文献の仕事をうけても手応えはありません。
勉強するなら普通にいろいろ趣味をひろげて身の回りのヒトとしゃべるほうが向上しそうですよ、といっておきます
ご回答ありがとうございます。
>まず、日本語で得意なものありますか。
ここではあきらかにしませんが、特殊分野における専門的知識はあります。
>ただし、未経験者にまで仕事がまわってくるのは、
よいサイトを紹介していただきありがとうございます。ここは登録してみます。
他人のやらない時期にやること自体は問題ないのですが、
勉強も兼ねてるのでもう少し定期的にやれるとうれしいです。
心得大変参考になりました。
はじめまして泥舟と申します。
以下、英語←→日本語の産業翻訳だと仮定してお答えします。
上から目線での殴り書きですがお許しください。
翻訳会社のトライアルに応募するのが一般的です。詳細は検索エンジンなどで調べてください。とりあえずトライアルに片っ端から応募して全部に落ちたら次の対策を考えるといいでしょう。
翻訳者が自分の情報を登録するサイトもあります。自分の経歴や得意分野と連絡先を載せて仕事を待つ方法とそうしたサイトで募集している翻訳会社に応募する方法があります。詳細は検索エンジンで調べてください。
私はよく知りませんがアメリアという有料サイトを通じて仕事を獲得する人もいるとかいないとか。でも翻訳者になりたい人を集めて年会費を巻き上げているだけのような気もします。ただしアメリアには有料の会員だけが読める「漫画」という大人気のコンテンツがあるようでこれを目当てに入会する人がいるとかいないとか。いや、やっぱりいませんね。ウソでした。また、荒れている掲示板(?)が面白いとかいう噂もちらほら聞きます。すいません、脱線しましたね。
以前に務めていた職場で翻訳の仕事が発生するのであればそこにアプローチして仕事を得る方法があります。こうした仕事の受注方法は「直受け」などと呼ばれます。翻訳会社経由の仕事より報酬は高くなるのが一般的だと思います。
TOEICや英検などの資格は関係ありません。あって損することはありませんが、特別役に立つこともないでしょう。やる気があれば反復的なトレーニングでTOEIC900点以上はだれでも簡単に取れますので、翻訳の仕事を得るためだけにこれらの資格の勉強をするものどうかと思います。
「翻訳者になりたい!」みたいな名前の本を買って情報収集する必要もあります。ただしこうした本の半分以上は翻訳スクールの広告ですのでそのあたりを理解した上で買ってください。
(日英・英日の)翻訳者に必要なのは英語力・日本語力・専門知識・調査力だと思います。私は特に、調査力が一番大事だと思っています。ググレカス的な質問は自分で解決するのが基本です。フリーランスになるのであれば経営力(ここまで言うとちょっと大げさかな)、管理能力、営業力、交渉力なども大事だと思います。世間一般でやっていけないような人は翻訳者としてもやっていけない確率は高いと思います。また、片手間でできるような仕事ではないので体力的にもきつい仕事です。徹夜する人も多いようです。私もたまにします。私は経験ありませんが、クライアントから言われもないフィードバックでこてんぱんに罵られる人もいるそうです。気ままな仕事ではありませんね。
勉強だからと言って安い金額で仕事を受けるのはよくないことだと思います。これは本人の自由ですが、いい仕事をしていいお金をもらうことで業界が活性化されると思いまし、それが自分にとっても一番の勉強になると思います。「なんでもやりますから教えてください」という「ワナビー」は本人に悪意がなくても同業者から疎まれやすいものです。逆に翻訳スクールや翻訳会社からすれば、そうした「ワナビー」さんは格好のお客様/使い捨て労働力ですので気をつけてください。
翻訳者がたむろする掲示板などをROMっていると、翻訳者の愚痴や赤裸々な年収(笑)などが垣間見えて幻滅すること請け合いですので是非どうぞ。掲示板によってはワナビーさんからの質問を禁止しているところもありますのでルールは守ってください。
検討を祈ります。
ご回答ありがとうございます。
どれも大変興味深く拝見しました。
翻訳会社のトライアルは応募することにします。
アメリアというサイト見て来ました。教えていただかなかったら登録してたかもしれませんね。
本は見たことあります。確かに全面的に広告でうんざりしました。
翻訳者がたむろする掲示板などをROMってみることにします。
その他の情報もいろいろ大変参考になりました。
今後、回答していただく方にお願い①
翻訳についてのみ質問してますが、他にも英語を生かせる仕事があればその情報もお待ちします。
今後、回答していただく方にお願い②
「ググレカス」というのはもっともな話ですが、それではこの人力検索で質問した意味がありません。
おすすめのサイトなど有りましたら参考URLもあわせて教えていただけると更に参考になります。
どうも、泥舟です。
既出ですがやはり「翻訳者ディレクトリ」が手っ取り早く便利です。
このサイトで「大手の翻訳会社」としてリストアップされているのが次のURLの会社です。
http://www.translator.jp/agency/key_list.cgi?key=72&order=
ちなみに「○ローヴァ」という会社は避けたらよいかもしれません。ま、なんとなくですけどね。このリストでは見あたらないようですが、「DHC」や「十印」あたりもぱっと思いつく大手です。外資だとSDLとかライオンブリッジあたりがMLV(マルチランゲージベンダー)とか呼ばれてます。大手は常に募集していますが、薄利多売な仕事が多いでしょう。とりあえずこのリストからピンと来た会社すべてにトライしてください。
翻訳者募集情報はここです。
ほぼ毎日新規案件があるようです。
メールで通知してくれるサービスもあったと思います。
翻訳者ディレクトリに自分の情報を掲載する場合ですが、経験がないとなかなか仕事がこないので、とりあえずは自分の得意分野を全面的に売り込むのがいいでしょう。Webに強いとかPHPが使えるとか、貿易系の知識があるとか云々。まずはそれをきっかけにして得た仕事をよい品質で納品し、その会社が気に入ってくれればまた仕事が来ますし、分野外のものにも少しずつチャレンジする機会が増えるかもしれません。
それから「Proz」も紹介しておきます。
翻訳者同士で質問をし合ったり、翻訳者が作った用語集を見たりできます。
自分の情報も載せられます。翻訳者募集情報もあります。
暇なときに「翻訳の泉」の読み物でもどうでしょうか。
私はほとんど読んだことないですけど。
http://www.honyakunoizumi.info/
「フリー翻訳者の案件地帯」というサイトは使えません。
http://translate.anken-chitai.biz/
見つけてもスルーしてください。
「トランスマート」もろくでもないので見つけてもスルーしてください。
「怒涛の翻訳例辞書」もひどいらしいのでスルーしておいてください。
トライアルは英日で200~400ワードくらいが一般的だと思いますが、数種類のトライアルを出してきてその合計が1000ワードくらいになることもあるかもしれません。1000ワードを超えるトライアルはちょっと多いと思います。ちなみにトライアルのほとんどは無料(納品してもお金にならない)です。
翻訳会社のほとんどは小さな会社です。意外なところから仕事が舞い込んで、意外なことに定期的にお仕事がもらえるかもしれません。私的には小さな翻訳会社のほうが取引をするにはいいと思います。ただし精神論をぶちまけているような翻訳会社には注意してくださいね。
まとまりのない文章で申し訳ないですが、今思いついたことがあります。
「チェッカー」とか「レビュアー」とか呼ばれる仕事もあります。翻訳者が訳した内容をチェックする仕事です。ほかの人の訳文が見られるのは非常に勉強になるはずです。でもチェッカーって本来は翻訳者よりもレベルが上じゃないとダメなはずだと思うんですけどね。実際は翻訳者になる前の人がチェッカーをやっているようです。チェッカーはとてもストレスフルなお仕事らしいので、なり手が少ないのかもしれませんね。
「勉強」が一番の目的であれば、非営利団体でボランティア翻訳者を募集していたりします。そちらも考えてみてはどうでしょうか。
以上、沈みかけた泥舟より。
再度のご回答ありがとうございます。
こんなに丁寧に教えていただいて恐縮です。
ただ単にURLをご紹介いただくだけではなく、それぞれのサイトについての解説、
避けた方が良いところまで丁寧に教えていただき大変参考になりました。
>「チェッカー」とか「レビュアー」とか呼ばれる仕事もあります。
こういう仕事もあるんですね。まったく知りませんでした。
>「勉強」が一番の目的であれば、非営利団体でボランティア翻訳者を募集していたりします。
仕事にしようとしたのはその方が勉強になると考えたからです。
しかしこれはこれで良い経験になりそうですね。チャレンジしてみることにします。
おかげで翻訳家に関しては期待した以上の情報を手に入れることができ満足しています。
ありがとうございました。
翻訳して書籍を数冊出した経験があります(ちなみにその分野でベストセラーになったものもあります)。
私も特殊分野の知識があり、英語に関してはTOEIC900弱程度と、質問者さんとあまり代わらない程度でしたが(3年前に受けたっきりなので今の英語力については分かりません)、翻訳自体が英語の勉強になるかといわれると、そんなには英語力UPにつながらないと思います。
普通に読める文章を日本語に延々直して行く、という作業が大半ですので、勉強という観点からは飽きること請け合いです。
「出版される」というネームバリューや、その本自体に思い入れが持てる場合じゃないと苦行に近いと思います。
報酬も低いですし(特殊分野の本であれば特に、いくら売れても部数がたかがしれているので印税として入ってくるお金も大したこと無いはずです)。
それよりも勉強が目的であれば地道に資格対策等を通して勉強した方がいいと思いますよ。
ご回答ありがとうございます。
すばらしい経験をお持ちですね。
>TOEIC900弱程度、質問者さんとあまり代わらない程度でした
私は決してそうは思いませんが、翻訳のプロの方からするとTOEIC750も900も変わらないのかもしれませんね。
回答者の方全員からポジティブな意見が聞けなかったと言うことは
事実としてあまり良いアイディアではないのかなあと思いました。
それを知ることができただけでも質問して良かったです。皆さんのありがとうございました。
再度のご回答ありがとうございます。
こんなに丁寧に教えていただいて恐縮です。
ただ単にURLをご紹介いただくだけではなく、それぞれのサイトについての解説、
避けた方が良いところまで丁寧に教えていただき大変参考になりました。
>「チェッカー」とか「レビュアー」とか呼ばれる仕事もあります。
こういう仕事もあるんですね。まったく知りませんでした。
>「勉強」が一番の目的であれば、非営利団体でボランティア翻訳者を募集していたりします。
仕事にしようとしたのはその方が勉強になると考えたからです。
しかしこれはこれで良い経験になりそうですね。チャレンジしてみることにします。
おかげで翻訳家に関しては期待した以上の情報を手に入れることができ満足しています。
ありがとうございました。