「男はサラリーマン。いつも同じ時間に起き、いつも同じ時刻の電車に乗り、いつも同じ会社に行き、いつも同じ時間に帰宅する。無遅刻、無欠勤。業績も優秀。絵に描いたような真面目な男であったが、傍から見れば詰まらん男であった。しかし、男はそれを退屈とは思わない。むしろ、他の生き方に興味すら覚えなかった。それは寒さ厳しい冬の朝。男はいつもと同じ駅、同じ時刻、同じ電車の扉から乗車しようとした。しかし、・・(中略)・・。そうだ、今日くらい遅刻してもいいじゃないか。そして着いた場所、それは海だった。大海を前に男は感じた。いかに己が小さきものであるか。いかに自分が狭い世界に住んできたか。そして男は会社を辞め、旅に出た。そう、彼はその時ようやく潜在していた誠の己に気付き、誠の強さを手に入れたのだ。」
銀魂での一場面。あなたはこの言葉を聞き、どう思いますか?
また、まっとうに生きて行けば波風も立たず平穏に過ごせて行けると思います。ただ時々、それで良いのか迷う時があります。例え善悪問わぬ方向であったとしても変わるべきだと思いますか?
たしか映画Shall We Danceもそんな感じで、まじめなお父さんが、ダンス教室に通う話であったと思います。
旅に出て、何かができるようになるためには、おそらく師匠を見つける必要があるでしょう。
旅に出なくても、師匠さえ見つかれば、人生の新しい局面が開けると思います