ツバメの重量は、大きさの割りに軽く。しかも、飛行に使う筋肉の量も体重のわりに大きいそうです。
このサイトに従うと18gですね。
http://akaitori.hp.infoseek.co.jp/omosa.htm
翼面積あたりの重量もハヤブサなどの猛禽類についで小さいです。
(これは東昭さんの「生物の飛行」78頁をもとにした指摘です)
飛行速度は最速のハリオアマツバメで350k/hです。ハヤブサなどと並んでいますね。
http://akaitori.hp.infoseek.co.jp/sokudo.htm
つまり、重量と翼の形状(面積)及び飛行のための筋肉量で決まるのではないかと思います。
下記サイトを見ての予測ですが。
http://akaitori.hp.infoseek.co.jp/bansei.htm
早成性の鳥には雛が飛べるようになる前に巣立つものもいるようです。天敵の少ない樹上で繁殖するものには晩成性のもがおおいらしく、これは飛べるようになるまで巣から離れられないためのようです(一部枝伝いに巣立つものもあり)。ようするに早成性か晩成性かというのは、外敵のリスクと子育てのコストどちらを避けるかという戦略の違いだと思います。渡る事との関係性は、上手く飛べることが大前提なので晩成性を選んだのではないかと思います。
面白い表ですね。
気になったのは、晩成と早成は、安全な巣をつくるノウハウを持てたかどうかの違いであるのかどうか、ということ。
さらに、晩成鳥の特徴(晩成のおかげで何がよくなったのか)は何なのだろうということです。
カラスが意外に晩成鳥だというのは、カラスの知恵と関係があるのでしょうか。
非常にユニークな研究成果を御紹介くださりありがとうございました。
ツバメの晩成性と、この飛行能力は関係があるのでしょうか。
ほかの鳥でも、晩成か早成かの違いが、飛行速度や航続距離に関係するのでしょうか。そういった点に興味があります。