・回答1回につき、作家名は1人だけ、その作品は3つまでとします。
(シリーズは1つと数えてもOK。)
・作家さんごとにツリーができるようにぶらさがってください。
・小説家に限定しますが、挙げる作品にエッセイなどが含まれてもOKです。
・解説付き大歓迎◎
qwer-asdfさんがおっしゃるように、橋本治氏は本当に頭が良い人だと思います。
そして不思議な人と思います。
エッセイものや評論も非常に好きなのですが、
ここでは気に入っている古典もの3作品をご紹介させて下さい。
窯変源氏物語 1~14 1991年-1993年 (文庫有り)
絵本 徒然草 上・下 1990年 (文庫有り)
桃尻語訳 枕草子 全3巻 1987年-1988年 (文庫有り)
窯変源氏物語は源氏物語の内容を知っている人が読むと より一層楽しめると思います。
主人公である光源氏が語っている形式で心理描写も非常に深く鋭いです。
絵本 徒然草 は挿入画が子供向けではなく味わいのある田中靖夫氏画で、
軽快でわかりやすい橋本氏の現代語訳のアクセントとなっています。
桃尻語訳 枕草子 は、弾けすぎと思えるほど現代若者語による訳で、
内容説明も現代に則して記述があるので古典として読まずとも楽しめます。
この人はかなり頭のいいへんてこりんな人です。「橋本治という生き方」や「橋本治と内田樹」はかなり勉強になりました。
rakuten:book:12118684:detail
rakuten:book:13088895:detail
こんな人になりたかったです。