Q1.HOMESなどのサイトで検索すると、出てくるマンションは30-35年くらいが築年数が
最長です。なぜ、築年数が40-50年のようなマンションがでていないのでしょうか?
建築に関する法律の影響、ときいたことがあります。
Q2.築30-35年のマンションは、かなりの格安で買うことができます。
しかし、現実に、「築40-50年」のマンションが売り出されていないことを見ると
ローンを払い終わっても何らかの金銭的なリスクがあるように思えてなりません。
どういったことが考えられますか?
また、そういったリスクを最小化するために、物件をみるポイントがあれば教えてください。
・日本人は意味もなく新築が好き。
・欧米人は建物を大切にするから築50年は当たり前、
築100年の家に住んでますなんてこともざら。
という認識がありますが、
日本ではやはり大地震が多いので、
しっかりした作り(最近の技術を使ってる建物)でないと地震で崩れる。
というのが一番深層心理に根付いて、働いているのだと思います。
実際に2001年築あたりからのマンションは、
大地震(関東大震災や、阪神淡路大震災)級が来ても大丈夫と聞きます。
私も新築が好きなのですが、
大地震以外に新築が好きな一番の理由は
「水周り」です。
築30年以上になると、配管や下水の配備などにかなり気をつけている物件でないと、
冗談抜きで「臭い水」が出たりします。
また、築浅(最近)の物件のバスルームの良さは目を見張るものがあります。
育児などで手間取らないような工夫、(バリアフリーや水はけの良さ)などが格段に良いです。
そういった理由で新築が人気があるのだと思います。
あとは、築50年といえば、1959年。第二次世界大戦が終わったのが1945年ですからねぇ。
まずマンションという建物自体があまり存在してなかったのではないでしょうか。
まず築年数ですが、単に「そんな古いマンションが少ないから」ということになるかと思います。
http://www.geocities.jp/tshny046/rekisi.html
http://www.sumai-info.jp/mansion/history.html
http://www.分譲マンション.ac/sub1.html
今の日本人が普通に考える「マンション」が今からやっと50年前に誕生しており、しかもその
「所有」について定めた法律が誕生して50年経っていないんですから、市場に出回る数が極端
に少なくても不思議はないのでは、と思います。
また、古いマンションのリスクといえば「資産価値」はもちろんですが「耐震性」の問題が出
てくるかと思います。1978年の宮城県沖地震を教訓に1981年から新しい耐震基準が導入されて
いますが、実際に阪神淡路大震災では1981年以降基準のマンションとそれ以前のものでは被害
に大きな差が出ていますので、今から築30年以上のマンションを入手するというのは中規模以
上の地震での被害は覚悟する必要があると言えます。
また、これまで古いマンションの建て替えは建坪率の関係などからより大きな建物を造り、そ
の増えた分の売却益で従来からの住人が新しい建物の部屋を「等価交換」で手に入れられるケ
ースが多かったのですが、土地の価値の下落や、そもそも建坪率に余裕がなかったりして、そ
のような立て替えが出来る事例は珍しくなってきました。古いマンションでは修繕積立金も少
なく、また区分所有者の高齢化で立て替えに伴う追加負担が難しい等、老朽化したマンション
の処遇に苦労することもあるかもしれません。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1307回 | 1169回 | 23回 | 2009-03-16 20:44:22 |
なるほど。
ありがとうございます。
今現在築30年程度(1970年代後半ぐらいたてられたマンション)の物件を
買うことを検討する場合に、参考にさせていただきたく思います。