そして、霊長類は早成・離巣の特徴をもつのに、ヒトだけが二次的に巣に留まるようになった、それも極めて長い期間。ここに人類の最大の特徴があるというのです。
他の巣に留まる哺乳類としては、ネズミ、猫、ライオン、犬など、肉食獣や小型肉食獣が多い。
ヒトは、(1) たまたま巣に留まるようになった(洞窟などの環境に遭遇して)と考えることもできるし、(2) 肉食性が強まって、巣を求めるようになったとも考えられます。
1と2のどちらの考えがもっともらしいでしょうか。1でもなく、2でもないという考え方はありますでしょうか。
http://lib.t.u-shizuoka-ken.ac.jp/lib/1satu-sabashi.htm