Yahoo!の検索結果が、あるクッキーの有無によって変わるということがありますが、

パーソナライズ検索だと思います。

過去に使った検索語を記憶しておき、その人がより期待する（であろう）順番に検索順を調整すると言う機能です。

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Yahooのパーソナライズ検索の特徴のひとつの例は、検索キーワードの追加です。

たとえば、検索者が「San Francisco Bay」というキーワードを使って、「サンフランシスコのベイエリアでの不動産」に関する検索を繰り返していたとすると、その後の検索では自動的に「San Francisco Bay」とうキーワードが付け加えられるかもしれません。

もちろん勝手に付け加えられるのも困るときがあるので、キーワードを追加して検索結果を絞り込むかどうか、検索者に尋ねる仕組みも実装するようです。

Yahooが、パーソナライズ検索のための個人データをどのように取得するかと言うと、自分で持っているデータとよそから集めたデータになります。

自分たちで持っているデータというのは、検索履歴やウェブの閲覧履歴です。
ツールバーやブラウザのヘルパープログラムから収集します。
あとは、IPアドレスや使用言語による地域情報、Yahoo IDを持っているなら性別や年齢も加味されるでしょう。

Yahooの実装がどうなっているかは知りませんが、良くある理由を如何に挙げます。

まず優先順位の決め方ですが、一般的には以下のようなやり方があります。他にももっと高度なことをしてる可能性もありますが。

• ユーザ属性（性別、年代、etc）によって検索結果を変える。
• また、単純なユーザ属性（性別、年代、etc）ではなく、日々の検索キーワードの履歴からユーザの求めていると予想される物を優先順位を上げる。

その理由は以下のような物だと思います。

• ユーザの属性によって求める情報が違うことが統計的に分かっていてそれを検索結果に加味している。
• ユーザ視点ではなくスポンサー視点ですと、ユーザ属性によって見せたい広告（サイト）がありそれを検索結果に反映する。例えば年配の男性にはゴルフの広告（サイト）を優先的に出すなど。

といったことが考えられます。

いずれにしても、ユーザ体験をより良くしようというのと、広告をより効果的に見せようという、のが２大理由(目的)だと思われます。

やはり、検索のパーソナライズではないかと思います。

※以下想像で書いています。Yahoo!の検索ロジックを知らないもので。

>うーん、でも今まで一度も検索したことがないキーワードでも違うんです。

>普段ほとんど検索しない端末（月に１回あるかないか）で、あるキーワードを初めてそのキーワードで検索した際にクッキーあり状況で表示されます。

例えば、貴方がプログラミング関係の言葉をよく検索していたとすると、Yahoo側は『貴方はプログラマーである』という推論が可能です。

よって、例えば今まで一度も検索した事が無い語でも『プログラミング関係のページを探している可能性が高い』という事で、それに該当するページを優先的に表示するよう検索結果を並び替えているのではないでしょうか。

・"普段ほとんど検索しない端末"では、今までの検索履歴から『貴方は○○だ』というYahoo側の推論が記録されている。

・"日々そのキーワード検索している端末"では、他のジャンルの単語も同程度検索されている為、貴方の属性が推理できない→仕方ないのでクッキー無しと同じ結果を表示している

……という事ではないでしょうか。

クッキー使用ということで、何ができるかを考えた場合、ユーザーに対しての記録がとれるという点ですよね。

たとえば、「旅行」というフレーズで検索しました。　①

これを記録しておきます。　

次に「沖縄」というフレーズで検索しました。　②

①　②を考慮した場合、次回「沖縄」もしくは「旅行」で検索した場合に「沖縄＋旅行」を含めたほうがよりクリックの確率が上がるものだと考えられます。

そういった処理をしているのではないでしょうか。

YAHOOの場合、有料のカテゴリー登録？(ちょっと忘れました)もありますし、その辺も加味されていると思われますが。

あと、クリックして移動したことを記録しておけば、どのようなカテゴリーに興味があるかもとれるとお揉ます。

「プロバイダー」と検索した際に②から沖縄というワードで10回クリックした場合、沖縄に住んでると思われるため「沖縄」＋「プロバイダー」となるようにするといった感じで、検索自体ではなく、移動について記録を取ったらどうでしょう？

もちろんYAHOO検索→サイトという限られたデータではありますが、HIT率は高くなるわけですし。