Webサイトを制作する際に、時間・費用などの面からコンテンツの文章作成をクライアントに依頼することがあるかと思います。ただ、何の条件もなく「文章を作ってください」とだけお願いしてしまうと、ものすごく長文だったり、半角や全角が統一されていなかったり、表記が揺らいでいたり、何を言いたいのか分からない文章であったり、いろいろなことがあろうかと思います。
こういった事態を防ぐためにどのような対策を取っていますか?実際に皆さんが採用している方法や小技、参考になりそうな書籍やサイトなどを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
ちなみに僕は、ケースバイケースですが「使用ソフトウェアを決める(Wordやメモ帳など)」「ライティングのガイドラインのようなものを渡す」ということをクライアントにあらかじめお願いしています。
某大手クライアントのライティングで以下を使用しています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/476410475X/
これ以外にガイドラインを設けます。また、一般的な表記規則を抜粋しておきますね。
文体統一等はサイトやクライアントにより異なりますので、それぞれ設けるようにしてください。
11. 表記規則(概要)
・文字化けのおそれがあるので、原則半角カタカナは使用を禁止する。
・文字化けのおそれがあるので、機種依存文字の使用を禁止する。
・ローマ数字はIとVの組み合わせで表現するなど代替の表現方法を採用する。例)×① Ⅳ ○(1)IV
・英数文字は半角で統一する。 例)×ABC123 ○ABC123
・ナカグロ「・」は全角で統一する。
・コロン「:」は全角で統一する。
・丸括弧()は全角で統一する。
※半角で統一する場合は、前後に半角スペースを設けるようにする。
・年月日は、音声ブラウザ等のアクセシビリティを考慮し、「平成19年01月10日」の書式で統一する。
①使用ソフトを決める
②画面構成が分かっていれば、行・文字数と共に先方に渡す。
②納期などの他に、下記のような指定したい項目をのせた発注書を用意をする(制限があるものを記載して発注する)
<項目例>
・文字数
・一行ごとの最大文字数
・行数
・フォント
・フォントサイズ
・フォントカラー
・その他の禁止事項
など
ガイドラインを策定するのは非常に大事ですが、発注ごとに細かい仕様や禁止事項が発生すると思います。いちいちガイドラインを変更するのは面倒なので、発注書に項目を作ると簡単です。使いやすいように項目の追加していけば自分にあったものができます。あとは打ち合わせで求めている文章のイメージをはっきりと伝えるのも大事だと思います。
発注書は確かにいいですねー。なるほど、ありがとうございます。
ありがとうございます。
うーんとですね、表記の揺れも確かにあるのですが、そもそも1つの概念や商品を紹介する際に表記がずれていたりするのもあるんです。確かにこれくらいでしたら、ツールでチェックできるんですけど。
こちらの説明がちょっと悪かったですね。
某大手クライアントのライティングで以下を使用しています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/476410475X/
これ以外にガイドラインを設けます。また、一般的な表記規則を抜粋しておきますね。
文体統一等はサイトやクライアントにより異なりますので、それぞれ設けるようにしてください。
11. 表記規則(概要)
・文字化けのおそれがあるので、原則半角カタカナは使用を禁止する。
・文字化けのおそれがあるので、機種依存文字の使用を禁止する。
・ローマ数字はIとVの組み合わせで表現するなど代替の表現方法を採用する。例)×① Ⅳ ○(1)IV
・英数文字は半角で統一する。 例)×ABC123 ○ABC123
・ナカグロ「・」は全角で統一する。
・コロン「:」は全角で統一する。
・丸括弧()は全角で統一する。
※半角で統一する場合は、前後に半角スペースを設けるようにする。
・年月日は、音声ブラウザ等のアクセシビリティを考慮し、「平成19年01月10日」の書式で統一する。
お、この本はよさげですね。類似のものを一度読んだこともありますが、参考にさせていただきます。
表記規則は便利ですね。ありがとうございます。
この問題、非常に難しいです。文章はデザインと違い、書こうと思えば誰でも書ける分、質に差が広がりやすいものです。通常、プロデューサーがサイトマップ作って、仮デザインも作り、予算を組んでライターがインタビューしてまとめます。ライターが入れば、文字組みも完璧な上で仕事していただける上、内容も一環していますから読み手に伝わりやすい。
そのプロのライティングをクライアントに丸振りしても、文章として伝わりことが難しいですよね。コツとして、プロがされている手順をマニュアルにすること。
・文字数
・客観的な内容(自分の会社のことだと、主観が入りやすい)
・半角・全角・数字などの統一
があった上で、文字校の段階で読みやすいように制作側で推敲することも伝える事。
また、印刷物と違って、webはSEOに準拠しないと意味がありません。各ページのタイトルと内容が合致しているか、キーワードがきちんと入っているかなどもwebライティングのポイントです。
そうなんです、表記の統一はある程度はできてもSEOを意識してとなると、いきなりレベルが上がってしまうと思うのです。そのへんをうまく伝えられたらなと思うのですが、このへんの校正は僕たちの仕事なのかもしれませんね。
ありがとうございます。
ガイドラインはそこそこの内容にして(場合によってはメールで伝えられるぐらい)、前例があるのであれば、そのデータをチェックしてもらい、同等なのか、これより改善して欲しいところなどを要望として依頼します。
結局、そうした方が時間短縮できるからです。私もきっちりライティングできるわけではないし、その程度のスキルでガイドライン等を考えたりチェックしても中途半端なので。
確かにこういう方法もありですね。作ってもらったは結局コミュニケーションコストが大きくかかってしまっては意味ないですもんね。
ありがとうございます。
お、この本はよさげですね。類似のものを一度読んだこともありますが、参考にさせていただきます。
表記規則は便利ですね。ありがとうございます。