「ご + いただく」は2重敬語でおかしいという記憶がある一方、よく「ご来院いただきまして」という表記も使用しております。
通例としては認められる表現だとは思っておりますが、はたして文法的には正しいでしょうか?
「ご利用いただきまして誠にありがとうございます。」
が通例として認められていますし、文法的にも問題はありません。
基本的には尊敬語/謙譲語の同じ意味の言葉が二重に重なったときは
二重敬語になります。
「お読みになられる」
などが挙げられます
参考URL挙げておきます(文化庁)
実際の会社(社会)では丁寧すぎる分にはOKなので、二重敬語とかは気にしません。
本当は2重敬語OKなのは、皇族に対する絶対敬語だけなのですが、ということのようです。
相手を敬ったり、この病院の場合だと相手を不快にさせなかったり、するために臨機応変に使われているものと思われます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
http://keigo.livedoor.biz/archives/292251.html
「いただく」は自分の行為に対して使う謙譲語なので、本来は相手の行為には使いません。
「いただく」も「くださる」も、相手の行為に対する尊敬語だと勘違いしている人が多いのです。
したがって、この場合に使うのは「くださる」の方ですので、「本日はご来店くださいまして、ありがとうございます」と言うのがベストです。
明らかな間違いではありませんが、尊敬表現としてはおかしな点があると言うことを覚えておきましょう。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
現在の社会においては、丁寧であれば良いという考えが多いようです。
確かに、文法的には間違っていたかもしれません。私もそう思います。
ただ、敬語というのは相手を敬う気持ちを示すためのものですから、相手を尊重する気持ちがあれば、それはそれで良いのではないのでしょうか。
ありがとうございます。
尊敬語を重ねることはよくあることなので,それ自体が間違っているとは思いませんが,あまり丁寧すぎると却って慇懃無礼の印象を与えてしまうかもしれません。過ぎたるは及ばざるが如しと言えましょう。一般に,文章の後ろのほうがより丁寧であれば印象はよいようですが,「ご」や「お」を省くとぶっきらぼうな印象を与えることも多いので,「ご+敬語」をセットでお使いになるのがよいと思います。
むしろ気になるのは,「いただく」は本来謙譲語なので「ご来院いただきまして」というよりも「ご来院くださいまして」が正しい使い方かと思います。しかし,現在では両方とも許容されているようですね。特にこの例では,主語が明確でないことが一因だと思われます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。