VMware Server2.0 での仮想マシン作成についてお訊ねしたいことがあります。


「Properties > File Options > Allocate all disk space now」のチェックの有無でパフォーマンスに影響があるという記述が検索エンジンで調べると出てきますが、具体的にチェックの有無でどのくらいパフォーマンスに違いがあるか計測した記事は見つかりませんでした。

英語でも構いませんので、比較計測した結果が載っているURLを教えて下さい。

[当方がGoogleで調べた主な検索ワード]
「"all disk space now" 計測」
「"all disk space now" パフォーマンス」
「"all disk space now" 違い」

物理ディスクと仮想ディスクのパフォーマンス測定の記事は見つかりました。
http://www.drk7.jp/MT/archives/001160.html

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ベストアンサー

id:takerudayo No.1

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ポイント60pt

まずはじめに比較計測結果のURLは知りません。コメント欄が開かれていないようなのでこちらで失礼します。

しかしそのオプションの違いがどういう意味かということをお伝えできるので書きます。


まずはこのオプションの説明をします。

このオプションは言葉通りで「仮想ディスクを今全容量確保する」かどうかの指定となります。

今というのは仮想マシンを作成する一番初期段階のことです。

よって、オプションがオンだと仮想マシンを作成しようとしたときに指定した容量の仮想ディスクを作成します。

この作業は一般的なHDDのフォーマットと同じ作業になるので同じように非常に時間がかかります。(クイックフォーマットがありません)

逆にこのオプションがオフだと仮想マシンを作成しようとしたときには数MBの最小限の容量で仮想ディスクが作成されます。

しかしこの仮想ディスクは内部の仮想マシンから見るとパラメータ画面で指定した実容量である数GB確保されています。

この場合、仮想マシン内でOSをインストールしたりデータを入れたりして実際にHDDの使用量を高めるとそれに応じて

仮想ディスクの実容量も増えていきます。

以上がオプションの意味です。


次にこのオプションによりどれだけ遅くなるかですが、物理的なHDDのスペックによるところが大きいのでなんとも言えない

というのが正直なところです、実際にはオプションがオフの場合は上記に書いたとおり実使用時にリアルタイムに確保作業が

発生します。この確保を行う際に、仮想ディスクのサイズを広げるという作業がホストOS側で発生します。

このホスト側で発生するファイル伸張作業分だけ遅くなるというのがメーカ公式の説明となっています。

これにはその瞬間のホストOS側のディスクアクセス状況やディスクのフラグメント状況などが絡むので、本当に一概に言えません。

よって現実的なパフォーマンス比較計測結果のURLはありません。


さてそんなところですが、私はSATA300接続の普通のHDDでオプションオフで使っていますが、

今までに仮想OS内に大量のファイルを書き込んだ瞬間に、仮想ディスクサイズの伸張作業による遅延を感じたことがありません。

というあくまで経験則の答えになってしまいますが、一般的な環境であればオフで運用されても良いと思います。


逆にオフであることでの致命的(?)な結果は、ホスト上のHDDがかなりフラグメントしてしまうという事です。

それが嫌であればオンにされると良いと思います。

オンであることでの問題は、初期時に仮想ディスクに割り当てた容量をホストHDD上に確保してしまうので、

ホストHDDの空き容量が一気になくなるという問題です。もしホストHDDの空き容量が仮想ディスク指定分だけ

容量が減ってしまっても気にならない容量があるようであればオンにすると良いと思います。


以上長文失礼しました。http://www.hatena.ne.jp/

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