最近のフルサイズの優秀な機器で撮った「JPEG」の「絵」と、旧式の800万画素程度のRAWなどの高画質の「絵」の比較です。
ビジュアルの善し悪しで、様々なケースでの比較をお願いします。
センサーの出力系のビット数からして色々あるんですね。
ファイル形式が共通でも違うのが分かります。
普通に撮った写真でもJPEGにしたら、やはり劣化が見えてしまうのは止むを得ませんね。
以前、商品検査で百倍以上に拡大した事があったのですが、やっぱりJPEGでは全滅でした。
普通に見てもJPEGでは何か尖ったような印象があったのですが、ブロックノイズの事は知りませんでした。
とは言え、JPEG2000での保存が出来る機体は少ないようですね。
一番の問題は、ご想像通り、ファイルの保存と管理でして、ドキュメントが異常に重くなり過ぎて削除やメディアへの退避などに手間を取らされる・・・ああ重い。
良い機体で撮ると、A4サイズでも、分かり難いようでも、けっこう分かるんですよねえ。
特に光が少ない状況や、斑がある光が錯綜する室内での撮影では失敗が多い。
そういう意味ではオートホワイトバランスの優秀な機種が狙い目かな?
どうも、ありがとうございました。
デジカメの中身のイメージセンサ作ったことがありますが、高級なカメラはとても買えなかったので
実際の画像は私の手元にはありません。
ここでは問題が二つあると思いますので、それについて述べます。
1)jpeg vs raw
2)フルサイズの優秀な機器 vs 旧型800万画素程度
1)については、非可逆圧縮(= 画像のサイズを小さくするために情報を削る。元には戻らない)のjpeg圧縮を行う場合は、
デジカメのイメージセンサが出力している生のデータであるrawに比べて必ず画質は劣化します。
また、イメージセンサの出力がRGBそれぞれ16bitである場合に、それをjpegのRGB各8bitに変換した場合も、やっぱり劣化します。
JPEGとJPEG2000
どれくらい劣化するか?といわれると、まぁ、ヘタレな私にはどっちがどっちだかわかりませんでした。jpeg2000の非可逆圧縮は、人間の視覚で識別が難しい情報をそぎ落とすことで行われますので、目いっぱい拡大したりしないとよくわからないですね。
ただ、raw形式で保存するためには画素数×1ピクセルあたりのbit数分の巨大なファイルが作られます。
そのため、かなり扱いづらいです。また、専用のソフトウェアでないと処理できません。
2)フルサイズの優秀な機器 vs 旧型800万画素程度
外の条件が同一で画素数の比較だけで話をするならば、多いに越したことはありません。
しかし、実際には、素子の感度や光学系の設計などいろいろな点で違いがあり、多くの場合微妙な画素数の差よりもそちらのほうが
はるかに影響が大きいと思います。それらが完全に同一であると仮定するならば、たとえば巨大な紙に印刷するときには決定的な差がでま すね。800万画素の画像を10m×7mのポスターにする場合、1ピクセル分の情報で1cm四方をカバーしなければなりませんのでそのままだと1cm角のジャギーが発生します。
ジャギー - Wikipedia
でも、パソコンで閲覧するWebサイト用に320×240のサイズの画像を作る場合は、微妙な差しかないかもしれません。
目いっぱい縮小する場合にはまるっきり結果が同一の場合もあるかもしれません。
比較したいカメラが本当に高性能な場合、表示する液晶がどれだけ再現できるかに依存しますのでパソコンの画面からはよくわからない気がします。アナログテレビのコマーシャルみても、ハイビジョンの画質はわからないでしょ?
絵で画質を判断したければ、カメラ屋さんの店頭でじっくりサンプルをみるほうがよいと思いますね。