アンプ選びの際、どの値を比較すればよいのでしょうか?
例)dB,W,オームなど
また、それぞれの値が影響を及ぼすものを教えてもらってもよいでしょうか?
例)音量はW,音質はHzなど
通常はアンプの音量に関しては出力Wで記載されます。
dBも音圧なので音量を表現できますが、一般的にはノイズレベルなどに使われ、出力に使われる事は少ないです。
Ωも微妙に音量に関係しますが、通常はスピーカーとの接続規格の問題なのでそちらへ合わせるしかないので選択の余地はほとんどありません。
(スピーカーと完全に一致している必要はありません)
スペックを見る場合、単位だと誤解しやすいので、出力とかS/N比(信号とノイズの比較)周波数特性(どの程度の範囲の音まで再生できるか?)という項目で覚えるべきでしょう。
音量で言うとスピーカーも非常に重要になります。
いくらアンプの出力が大きくても、スピーカーが耐えられなければ壊れるだけです。
おおよそ、アンプの出力の5割~10割増し程度の入力に耐えられるスピーカーが必要です。
こちらは、最大入力 w というような形で記載されています。
スピーカーの能率
「出力音圧レベル:○○dB/W/m」としてカタログに表示されています。(現在のJIS規格ではこの言葉は変わりましたが)
これが92dBあると、電気/音響変換能率は1%(100Wの電気入力で1Wの音響出力が得られる)というものです。
前回、おおよその目安としては、畳1枚について5W、したがって、6畳間では30W、12畳なら60W欲しいところです、と書きました。ここで一つ考えておかなければならないアンプの性質があります。
それはアンプの動作が正常と見なされなくなる限界がどこかという点です。
アンプは入力に比例して出力は大きくなりますが、限界があって、波形が崩れ出す点を通常「最大出力」と言います。この最大出力が、明確に、ここまで、というタイプと、確かに波形は崩れるが、出力そのものはジワジワと増えるタイプです。
省略
下記アドレスに詳しく書かれています。
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