シャープがアメリカで取得している液晶の特許5つをサムスン電子が製造しアメリカで販売している液晶関連製品がこれらの特許を侵害している
携帯電話でのノキアみたいなものです。
ノキアも欧米では最も人気の高いメーカーですが、日本じゃ全然人気が無く、ついには撤退してしまいました。
しかし今でも欧米では人気第一位です。
要するに、シャープはアメリカ向けに作ってないんです。
シャープは日本人を基準として作ってるのでアメリカ人から見ると使いにくい。
サムスンは世界一の半導体だとか、最初から国際基準で作ってるメーカーなので欧米向けになっているのです。
日本人は製品の品質にこだわる傾向がある。
そこへいくとアメリカ人はアバウトな考え方をする。
安ければ、性能がよければOKみたいな。
シャープが伸びるためには価格を抑える努力をしなければならない。
アメリカでは日本製品ではシャープよりも断然ソニーが人気があると思います。
シャープがアメリカで浸透しなかったのは、アメリカがバブルであった金融危機前のクリスマス商戦で、液晶パネルが品不足であった時に、シャープは高く売れる日本に商品を回して、価格競争が厳しいアメリカ市場に商品を回さなかったのが原因のひとつではないでしょうか?
ブランドネームバリューのあるサムソンやソニーと、シャープがアメリカ市場で互角に戦うためには、シャープが最近、日本製造にこだわっていた戦略を変更して、海外生産を始めると発表しましたが、適材適所の製造戦略などが功を奏する必要があるのだと思います。
http://www.asahi.com/business/update/0221/OSK200902210045.html
しかし、日本市場を最優先に考えて、日本に特化し続けるというのもシャープの選択肢の一つかもしれませんよ。
日本製に比べて同サイズでは安いからだと思います。
そして、情報操作(CM)などで日本の会社と思わせるようにしているからと思います。
アメリカ人「日本製で安いならサムソンでいいんじゃねー?デカイし(重要w)」
ちなみに液晶特許がらみでシャープと争ってますね。
サムスンが負けると兆を越す支払いがあるらしいですよ。まー、ごねると思いますが。
裁判の最新情報です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000669-reu-bus_all
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