程度の低い質問で申し訳ありません。科学捜査に「ルミノール反応」使われれていますね。血痕は拭いても、古くなっても反応は出るそうですが、他の脊椎動物の血と区別できるのでしょうか。区別できるとすればその根拠、方法をご存知の方は教えてください。(できないとすれば、魚市場やトサツ場などでは役に立たない場合も有りうると思いますが、また、犬や猫などの家畜の怪我の血と混同しないか)

また脊椎動物以外(節足動物、軟体動物など)の血はルミノール反応が出るのでしょうか。

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  • 終了:2009/06/21 16:36:24
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ベストアンサー

id:doji No.4

回答回数201ベストアンサー獲得回数30

ポイント30pt

ルミノール反応自体では区別できません。

ルミノール反応は、血痕中のヘモグロビン、ヘモシアニンなどの酸素運搬物質中の鉄、または銅などの遷移金属によって触媒される反応であり、ヘモグロビンは脊椎動物、ヘモシアニンは無脊椎動物の血液に含まれます。

脊椎動物でも無脊椎動物の血液でも同様に反応するので区別できません。

(ヘモシアニンが含まれている血液は青色ですが)

http://www.e-kantei.org/bloodstain002.htm

血痕の鑑定は以下の手順で進められて行きます。

①外観検査→②血痕予備検査→③人血検査→④血液型検査

という流れで鑑定されるそうです。①の結果血液のようである時、②でルミノール反応により、血液であるかどうかがわかります。

その後、③人かそれ以外の物血液か→④誰の血液か(血液型、更にはDNA検査など)という流れできっちり調べるようです。

明らかに血痕である場合には③から行われるらしいです。

id:Moonbal_Sunbal

ありがとうございます。「ヘモシアニン」でも反応するとはいい情報を得ました。ヘモシアニンを持つ動物の血は青いと言われますが「透明に近い」のでわかり難いですね。これならば少しは発見しやすいかも。

・・・それがドウシタと突っ込まないでください。あくまで興味の延長ですから)

2009/06/21 16:11:48

その他の回答4件)

id:QuestR2 No.1

回答回数435ベストアンサー獲得回数13

ポイント30pt

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa111316.html

ルミノール反応だけでは、血液かどうかさえも分かりません。

--

id:Moonbal_Sunbal

ありがとうございます。あくまで予備試験なのですね。テレビドラマ等を見ていますと「ルミノール反応」かなりの「絶対的決め手」として表現されているように私は感じていたのですが、少し認識をし直す必要がありそうです。

2009/06/21 15:45:03
id:utagawh No.2

回答回数114ベストアンサー獲得回数3

ポイント30pt

http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q22.html

ヘモグロビンの鉄に反応して発光するということで、

ヒトの血液以外でも反応します。

高校時代に化学部で実験した時はウシ(だったと思う)の血液から採った

ヘモグロビンが薬品棚にあったので、それを使いました。

ルミノール反応では、そこに血痕が存在したことはわかっても、

その血液がヒトのものかどうかまでは判らないです。

id:Moonbal_Sunbal

ありがとうございます。「ルミノール反応」かなりの「絶対的決め手」として表現されているように私は感じていたのですが、少し認識をし直す必要がありそうです。血液中の「ヘム鉄の検出」が根拠の一部のようですね。だったら他の化学物質を溢してふき取っても反応がでるモノもありそうですね。それの処理法(無効化)を知っている人(化学者など)だったらごまかせそうですね、まして医者など・・・程度の悪い推測ですが。

2009/06/21 15:56:17
id:kyokusen No.3

回答回数824ベストアンサー獲得回数86

ポイント30pt

http://ph1.ed.hiroshima-u.ac.jp/kojima/ideacard/ideacard/ch2-21/...

ルミノール反応はヘモグロビン存在下での反応ですので、脊椎動物の血であれば区別がつかないと思われます。もし種族を特定しようとする場合、DNA鑑定などが必要ではないかと推測されます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A2%E3%82%B0%E3%83%A...

で、このヘモグロビンについては自然界に広く存在しており、無脊椎動物も持っているとのことなのですが、これがルミノール反応を起こすか否かについてはちょっとソースを見つけられませんでした。

推測ばかりで申し訳なく。

id:Moonbal_Sunbal

ありがとうございます。やはりDNA鑑定や(人間特有の)体液分析など、もっと精細な鑑定が必要となるのですね。節足動物は「ヘモシアニン」が多いようですが、ミミズなど「ヘモグロビン」を持つ動物は多そうです。

果たして、どの物質に「ルミノール反応」が起こるかは判りませんが。また「ルミノール」以外に血液の検出ができる物質も調べてみたいですね。(ただ、なんにでも光るでは役に立ちませんが)

2009/06/21 16:05:10
id:doji No.4

回答回数201ベストアンサー獲得回数30ここでベストアンサー

ポイント30pt

ルミノール反応自体では区別できません。

ルミノール反応は、血痕中のヘモグロビン、ヘモシアニンなどの酸素運搬物質中の鉄、または銅などの遷移金属によって触媒される反応であり、ヘモグロビンは脊椎動物、ヘモシアニンは無脊椎動物の血液に含まれます。

脊椎動物でも無脊椎動物の血液でも同様に反応するので区別できません。

(ヘモシアニンが含まれている血液は青色ですが)

http://www.e-kantei.org/bloodstain002.htm

血痕の鑑定は以下の手順で進められて行きます。

①外観検査→②血痕予備検査→③人血検査→④血液型検査

という流れで鑑定されるそうです。①の結果血液のようである時、②でルミノール反応により、血液であるかどうかがわかります。

その後、③人かそれ以外の物血液か→④誰の血液か(血液型、更にはDNA検査など)という流れできっちり調べるようです。

明らかに血痕である場合には③から行われるらしいです。

id:Moonbal_Sunbal

ありがとうございます。「ヘモシアニン」でも反応するとはいい情報を得ました。ヘモシアニンを持つ動物の血は青いと言われますが「透明に近い」のでわかり難いですね。これならば少しは発見しやすいかも。

・・・それがドウシタと突っ込まないでください。あくまで興味の延長ですから)

2009/06/21 16:11:48
id:m72 No.5

回答回数506ベストアンサー獲得回数26

ポイント30pt

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1121154...

http://d.hatena.ne.jp/reachan/20050524


脊椎動物かどうかは関係なく

赤い血かどうか、それだけのようです


元々血痕を拭き取られていないかを調べるものですので

その上で採取出来たら他の試験にかけて調べるようです

http://forensic.iwate-med.ac.jp/pract2008/node6.html

id:Moonbal_Sunbal

ありがとうございます。dojiさんは『青い血』のヘモシアニンでも反応すると回答されていますが。それは自ら検証するとして。「絶対的決め手」ではないようですね、もっと精細な鑑定が必要だと言うことですね。

やはり証拠隠滅の(意思の)ため「血痕を拭き取る行為をした」という証拠実証程度でしょうか。

皆さんの回答を判断しますと、裁判でも、殆ど犯罪実行の証拠的意味は無いように思えますが、どうでしょう。

2009/06/21 16:28:52
  • id:Moonbal_Sunbal
    Moonbal_Sunbal 2009/06/20 00:22:48
    面白そうな回答が出ていると想像しますが、開くのはもう少し我慢します。10回答くらい?
    (いきなり、バッチリの回答があっても開いてしまうと後が面白い回答が出し難いかもしれませんので)
  • id:Moonbal_Sunbal
    Moonbal_Sunbal 2009/06/21 16:34:57
    5名の方から、大変参考になる回答をいただきました。血痕を拭き取られていないかをふざけた意見もあると思いましたが、皆さんまじめな意見を下さりました。もう少し待っていようと思ったのですが、参考になる回答ばかりなので、このあたりで終了させていただきます。配点は少しですが、加味させていただきます。
  • id:doji
    いるかありがとうございました。
    見返していて気づいたことで参考になるかな、ってことがあるので少し。(ちょっと今更ですが)
    http://nition.com/product/lumicounter_app02.htm
    ルミノール反応は、酸化されてエネルギーをもった励起状態になる→基底状態になり、差分のエネルギーを光として出す。という反応ですが、この酸化を押さえるもの、つまり抗酸化物質などは程度に差がありそうですが阻害できます。目視できないほど押さえれるかは分かりませんが。。
    また、逆に強力な酸化物質を巻いていれば、攪乱もできそうです。
    もしかしたら、一酸化炭素、亜硝酸塩などでヘモグロビン中の鉄イオンを阻害してやれば、ルミノール反応も阻害できるんじゃないのかなとも思います。

    また裁判証拠としてですが、とりあえず私は詳しくないことを前提に。
    斬殺、撲殺だと血と一緒に体組織も散る可能性が十分にあります。そこから詳しい鑑定で調べることも可能です。
    また、そのルミノール反応の出方も重要だと思います。天井などに血痕はよっぽどの事ではつかないでしょうし、また、その飛び散り方で再現実験などにより実証または、相手の主張を覆すことはできるんじゃないでしょうか。

    ヘモシアニンの検証をするということですが、もし実験なさるのでしたら、実際どのような結果なのか興味あるのでコメントまたお願いします。銅イオンでも光ると書いてあったのですが、ヘモグロビンよりも強かったり、弱かったり、光り方に違いがあると興味深いです。

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