THEME:「中元の日・お中元」「海・山開き」「七夕・星祭に」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
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※質問は6月29日(月)正午で終了させて頂きます。
このツリーを読んでいて、2つのエピソードを思い浮かべました。1つは、高校の頃に英語の授業で学んだ、「佐々木 禎子さんと折り鶴」の話について。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E7%A6%8...)
佐々木禎子さんは被爆から10年後に、白血病で亡くなった少女です。有名なエピソードとして、入院中に贈られてきた折り鶴の話があります。その折り鶴に励まされ、貞子さんや他の患者さんも千羽鶴を折り始めました。千羽に達すれば元気になれる、そう思いつつ皆で折り続けました。
惜しくも貞子さんは12歳で亡くなりました。それを新聞で知った青年から母校の同級生らは、「禎子さんをはじめ原爆で死んだ子の霊を慰める石碑を創ろう」という募金活動を始めました。
こうして貞子さんをモデルにした石碑が、広島平和記念公園に建てられました。石碑の内部には鐘があり、風鈴のように風がふくと中にぶら下がっている金の折り鶴がゆれて、鳴る仕掛けになっています。そして足元には、『これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための』というメッセージが刻まれています。
さて、平和・戦争・原爆から連想したのが、もう1つ。映画「Crimson Tide」で語られた、主人公ハンター少佐(副長)の台詞です。潜水艦の艦長、ラムジー大佐らとの会話で、ハンター少佐は次のように述べています。
ラムジー大佐:『戦争とは異なる手段による政治である。』Von Clausewitz.
ハンター少佐:・・・しかし、あの将軍が言いたかったことはもう少し・・・
ラムジー大佐:複雑か?
ハンター少佐:戦争の目的は政治決着の促進ですが、
その性質上どうしても独り歩きしたがる・・・。
ラムジー大佐:なるほど・・・。
言い換えれば、戦争に勝てる兵隊は、政治家とは一切関わらず、
ひたすら敵を壊滅することに精を出して、他の事は考えない。
・・・こういうことか?
ハンター少佐:まぁ、そういうことでしょう。
Clausewitzの言いたい事はそれです。
ラムジー大佐:しかし、君は同意はしない。
ハンター少佐:そう、同意しません。
核が使える世界では話が別。真の敵は壊滅できない。
ラムジー大佐:さぁ皆、Clausewitz(ハンター)が真の敵とやらを教えてくれるそうだ。
ハンター少佐:言わせて頂けるなら、核世界の真の敵は、戦争そのものです。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2006-01-25
- メディア: DVD
より引用
映画「Crimson Tide」の『核世界の真の敵は、戦争そのもの』という台詞は、とても重みがあり忘れられません。核がある今は昔とは比較にならないほど、次元が異なる領域に来てしまったと。
私の個人的な感覚としては、戦争は手段であって目的では無いこと。いくつかの戦争・紛争の目的は、『自分たちにとって平和な世界』を得るという、譲歩なしでいささか傾いた平和を求めていること。戦争には相変わらず政治が絡み、各自すれ違いの平和を求めあい、手段として核世界が拡大している、という感じです。
日本は第2次世界大戦のおりに、広島・長崎に原爆という核兵器を落とされた唯一の国。佐々木禎子さんをはじめ、多くの人が原爆症で亡くなり現在でも苦しんでいる方がいらっしゃいます。むしろこれからは、戦争や原爆を知らない世代に入れ替わるわけです。
このいわしに参加されている方も、戦争を知らない世代が大半なのではないでしょうか。戦争を知らない世代でも、戦争や核の悲惨さを伝え続ける。新しい世代に『平和』ってどんな世界だろうと、未来を託せるのではないでしょうか。ただし今のところ、私たちの世代では、まだ世界中で戦争と核が広がりつづけている。とても『平和』には似つかわしくない世界が。
私はこのいわしに語られている皆さんの思いと共に、貞子さんの折り鶴のエピソード、『核世界の真の敵は、戦争そのもの』という言葉を胸に刻み、笹飾りに短冊と折り鶴、そして五色の飾りをつけようと思います。
戦争は遠い過去のこと、原爆は遥か昔のこと・・・・じゃないんですよね。禎子さんのお兄さんは今も禎子さんへの思い胸に、世界に向かって平和を訴え続けておられます。
あのN.Y.同時多発テロの犠牲者を追悼するWTCトリビュートセンターにも、禎子さんが病床で折っていた鶴のうちの一羽が納められています。これは兄さんが寄贈したものです。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=...
禎子さんのお父様も、2003年までご存命でした。原爆は、私達の生きている「今」と同じ世界で起こった出来事です。遠い過去の話でも、終わった時代の出来事でもありません。
だから・・・・。
七夕には、禎子さんの願いを心に刻みながら鶴を折りましょう。懸命に生きたいと願った少女の思いを、戦争によって未来を閉ざされてしまう人が二度と出ない世界作りにつなげていきましょう。
戦争をたくらむ人の数より、平和を願う人の数の方が絶対多い。今は片や政治家、片や庶民で、その力には大きな差があるのかもしれません。でも、いつかきっと、数の多い願いの方が叶うはずです。
五色は万物、つまり世界全体表すという考え方はいいですね。その世界の象徴の真ん中に平和の願いの鶴。このイメージはとても具体的で共感が得やすいと思います。ぜひ私も多くの人に広めてみたいと思います。小さな笹飾りなら机の上にも飾れますから…あ!私は会社のデスクのディスプレイとして、この平和を祈る笹飾りをやってみようと思います。同僚にも勧めてみます。
短冊の五色は五行思想、世界平和を祈る日に七夕を位置づける意見に賛成です。
何か願い事と言われても・・という人には一番祈ってもらいたいのが平和です。
平和が一番です。ですが、あまりにも無防備すぎる厭戦気分というのも困ったものです。
平和を維持するためには、戦争や紛争を起こさないために自分が何をできるのか?
七夕をそんな日にしたいですね。終戦記念日のおよそ1ヶ月前ですし。
七夕を平和の祈る日にできたらと私もかねがね考えておりました。
七夕はただ自分の幸せや願望を祈る日ではない。みんなの幸せ、みんなの生活をよくするにはやはり平和が一番。
毎年、8月になると特集される戦争物にも飽き飽きです。なぜ、8月だけしか流さないのか?
東京大空襲があったのは4月。当時の子どもたちはどんな思いで夜空を見上げたことでしょう?
そんなことを思うと七夕の日を平和を祈る日にしたいです。誰にも邪魔されずに。
マザーテレサの言葉でぼくが大好きなものに「愛の反対は憎しみではなく無関心だ」というのがあります。
好きというよりも、強烈に気付かされた一言です。
確かに我々日本に住む人間は恵まれていると思います。
さしあたって命の危険を感じることは少ないですし、餓死するほどの飢えに悩まされる人はほとんどいないといっていいでしょう。
そういう我々ですが、無関心にはなっていないでしょうか。
世界には戦争状態の国や地域があります。
飢えている人たちがいます。
せめてその人たちに無関心でいるのはやめましょうよ。
先日、社内旅行の乾杯の挨拶で、お約束の会社や従業員の幸福を願った後で「さらには、世界から1日も早く戦争がなくなりますことを願って、乾杯」といった人がいました。
実にいい挨拶だと感動しました。
今までありそうでなかった発想。日本人が祈りをささげる日は少ないので貴重かも?
七夕だけでなく、この時期、寝る前に月に向かってお祈りしたりします。
戦争などが繰り返されることは悲しすぎます。
世界幸せを祈ることしか出来ない無力さと悲しさが夜に溢れてきます
自分の願いも大事ですが、
そういえば、小学生のとき、世界が平和になりますように
と書いた覚えがあります
多分、戦争の映画をみたせいかと・・・。
七夕に平和を祈る・・その象徴に白い折鶴・・とても
あったかいアイディアですね。
子供たちの短冊には「お金持ちになりますように」とか
「しゃちょうになれますように」とか、結構苦笑してしまう
ものがあったりしますが、ボランティア先の高齢者施設の
短冊には「世界平和」とか「家族が健康でありますように」
とか、やっぱり平和を祈るものが多いです。。
戦争を体験された方は、やはりそうゆうことが一番大切な
祈りだって知っておられるんですね。。
私たちも利己的な祈りばかりでなく、他の人のための
祈りも書けるような子供たちを育てないといけないですね。。と
思いました。
平和の解釈の仕方って本当に色々です。平和のために戦争を起こすといっていた国がありましたし、日本も同じことを言ってその国を応援していました。平和という言葉の意味するところはとても曖昧です。だから、反核平和のシンボルにもなっている、願う平和の姿がはっきりしている折り鶴なんですね。
私はイエはてなで千羽鶴の話を読んでから、広島や長崎に届けたいと千羽鶴も折っています。私の千羽鶴は五色です。五色の千羽鶴は世界の祈りを集める千羽鶴、なのかな。それも一緒に飾ってみようと思います。
一昨年の七夕がテーマだった時のいわしに「笹飾りに平和の願いとして折り鶴をさげる」というのを書かせていただきました。
http://q.hatena.ne.jp/1183523815/102004/
ぜひ今年も、もう一度同じことを呼びかけてみたいと思うんです。今年はちょっと具体的に呼びかけてみます。
1.あなたのイエに笹飾りを飾りましょう
2.そこに平和を祈る白い折り鶴を下げてください
3.誰かに「これ何」と聞かれたら、戦争のない世界を願う折り鶴ですと説明して平和を祈る仲間を増やしてください
また、七夕というと短冊など五色の飾りが不可欠ですが、これは五行思想、つまり万物は「木・火・土・金・水」の五種類の元素からできているという考え方から来ていますね。それを、万物=全世界というように解釈して、世界を象徴する色として飾ってみようではありませんか。様々な文化、様々な利害、様々な主張。五色の短冊のように世界は様々。様々だからこそ国際社会。違いを尊重しあい、理解し合うことから始めようという象徴が五色の七夕飾りだと考えるんです。
世界を表す五色の飾りの中に、平和を願う折り鶴を下げる。そして本当の平和とはどんな状態のことを言うのかを考えてみる。七夕をそういう日にしてみませんか。
平和の定義は人それぞれに様々です。軍隊があるから平和が守られていると考える人もいます。原爆の抑止力が平和を守ると考えている人もいます。自分の国の安全のためには、先制攻撃で敵をたたきつぶせと主張する人もいます。みな「平和」というテーマに対して主張される意見です。
本当の平和って何でしょう。私は、軍隊や武器が必要なくなる世界の状態をそう言うのだろうと思うのですが、皆さんはどうお考えになるでしょうか。20世紀の子供はみな、21世紀になったら戦争なんて無くなると思っていました。それを実現させましょう。それを七夕に祈りましょう。