会社が上場するメリットは、多額の資金の調達がしやすくなることと、上場企業というステータスだと思うのですが、
やはり上場すると会社は株主のモノになりますし、経営者にとっていろいろ面倒なこともあると思います。
つまり別に株式を公開してまで資金を集める必要がなければ上場しないわけですよね。
ただ、「株式を公開してまで多額の資金を調達する必要はない会社」でも、上場企業というステータスのようなものは魅力を感じるのではないかなと思うのです。
ここで質問なのですが、
このステータスって、株式を公開しているからこそ得られているものなのですか?
それとも上場出来ているということ自体でもある程度ステータスになっているのですか?
つまり、上場しようと思えば出来ますよみたいなことを証明する機関みたいなものがあれば、
上場しないでも「上場企業」と同程度のステータスを得られるようになる称号みたいなものって作れますか?
「この企業はあえて上場してないだけで、上場企業と価値は変わりませんよ」っていう。
あえて上場してない会社はたくさんありますよ。
たとえば、大手企業の大株主とかになっておけばステータスは付くので。
>やはり上場すると会社は株主のモノになりますし
上場しなくても、会社は株主のものです。
格付け機関がそれに当たるのではないでしょうか?
***会社という、未上場の債券があるが、格付けはAAAであるから大丈夫みたいな感じです。
比較対象として、上場企業の???はA+であると言われると安心できるかと思います。
債券を発行する会社が、わざわざお金を払ってまで格付け機関から格付けを取得しているのが良い例かと思います。
また、投資信託などの商品にも必ず格付けは付いていますので、格付けが良ければそれだけでステータスになりえると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%BC%E4%BB%98%E3%81%91%E6%A9%9...
このステータスを下げる例としては、日本の債券が@@@と同じくらいといわれるとステータスが下がる。
こんな感じで、上場していなくても客観的に分かるように思います。
ただ、昨今格付け機関の評価が適当という話もあり失墜しつつありますが、現状、格付け機関が最も適当な機関ではないかと思います。
うーん、なるほど。
確かに格付け会社がまさにそういうものだとは思うのですが、
例えば対企業相手に商売をするような企業なら、「格付け機関からの評価がAAAです」っていうことで、十分信用をアピールできると思うのですが、
サントリーとかロッテみたいに、基本的に一般消費者を相手に商売をするような企業の場合、
「格付け機関の評価」というのは消費者には伝わりづらいですよね。
(もちろんロッテ、サントリーなんかは既にその次元ではないですが、例えば後にロッテ、サントリーみたいになろうとしている企業の場合)
上場企業のロッテという印象があれば、親しみも湧きますし、一般消費者ははやり上場企業かどうかというところでその会社のイメージを大きく受けると思うのです。
親しみを受けるというのは、自分もいつでも株主になれるという意識がどこかにあるのもその要因の1つでしょうし、
上場していることによって社会のみんなの会社、社会全体で応援していくべき会社、みたいな印象がどこかにあるのだと思うのです。
もちろん変なことしてる会社なら論外ですが。
そういう上場企業ならではのメリットを上場せずに得られる称号みたいなものは無いものかなと思ったのですが。
今例に挙げたメリットは「株式を公開している」が故に得られるメリットではあるのですが、それと同じようなことを出来ないもんですかね。
http://ameblo.jp/kabu-and-slo/entry-10086064382.html
は非上場の大企業、有名企業ですが、これらの会社も創立当時から、大企業・有名企業だったわけではないはずです。
ですので、近道はないと思います。
身近なステークホルダー(お客様、従業員、もちろん株主)が応援したくなるような会社であり続ける努力をしつつ、ステークホルダーの数を増やしてゆくしかないと思います。
え、なんの話ですか。
近道とかではなく、上場は出来るレベルに達した企業の話です。
たとえば、パンを食べて「この小麦粉は美味しいから、○○製粉所に興味を持ちました。」なんてことはないわけで、消費者が関心が抱ける範囲というのは、限定的なものになるわけですが、対して、就職する際には、会社の説明会やHPなどを見て、就職したい業界の企業を必死に比較しようとしますね。
>社会のみんなの会社、社会全体で応援していくべき会社
たとえば、同一の業種で対称的な企業理念をもつ企業のいずれかに高いステータスを賦与することは、倫理的な問題を挟まざるを得ません。また、中小企業が大企業よりも勝っているという事例はたくさんあることはご存知かと思います。
このように考えると、私たちが「社会全体で支えるべき会社」とは生産性やイデオロギーに依存しない違うモノなのではないかと思います。多分、説明責任や企業市民といわれる団体としての社会貢献が評価の対象となるかと思います。評価は、数字による評価が最優先されます。消費者や投資家の主体性を尊重すれば、ある特定の間主観的な評価を普遍化とするのは問題があるので、順位付けは望まれないかと思います。
単純に、非上場企業の情報を集積し、検索システムが特化されたものが良いのではないでしょうか。企業のホームページなどでは、株主総会の動画やレポート、財務諸表、報道資料などがアップロードされているサイトが幾つかあり、このような情報を手軽に検索できたら良いのではないかと思います。閲覧回数などでランキングすれば、これがいかに皆々から関心を集めている企業か?は判ります。
なるほど、そういう称号みたいなものを授与する機関を作ろうと思うと、
そもそもそういう称号みたいなものが存在することがどうなの?っていう話で打ち砕かれる可能性が高いとか、そんなようなことですよね?
>単純に、非上場企業の情報を集積し、検索システムが特化されたものが良いのではないでしょうか。
ん~、普通の人はそんなこと興味あるんですかね。格付け会社の格付けにしても、消費者が自発的に企業のことを調べてくれればいいですが、
そんなことしないやつがほとんどなんですから、「上場企業」みたいに誰でも分かる称号があるといいな~と思うんですが。
まぁでも、そしたら上場するメリットが減って、社会全体が経済的にいろいろ困ったことになるんですかね。
やはり「上場出来ていること」でしょう。
審査がかなり厳しいですし、借り入れ以外でも企業間取引などで有利になるのは明白です。
つまり、上場しようと思えば出来ますよみたいなことを証明する機関みたいなものがあれば、
上場しないでも「上場企業」と同程度のステータスを得られるようになる称号みたいなものって作れますか?
「この企業はあえて上場してないだけで、上場企業と価値は変わりませんよ」っていう。
たしかにそれがあれば上場するのと同じステータスを得られると思います。
ただ、「株式を公開することによる信用度のアップ」もありますよね。
内部の人間だけで活動するよりも、公開することで責任も大きくなり社会的信用度は高くなるはずです。
そういうのも上場のメリットの一つだと思います。
そうですよねぇ、そんなもんかなーと思うんです。
>ただ、「株式を公開することによる信用度のアップ」もありますよね。
>内部の人間だけで活動するよりも、公開することで責任も大きくなり社会的信用度は高くなるはずです。
>そういうのも上場のメリットの一つだと思います。
うん確かにそれもそうですよね。完全に上場したことと一緒ということにするには、同じように何か責任を負ったり、リスクを負ったりすることも必要ですよね。
http://japanbrand.jp/column/we-column/wec2004/part1.html
企業そのものではなく、ブランドを価値の評価軸にしているこういう団体もあります。
ただし、同じような評価軸で上場していることを条件にしているところもあります。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0902/19/news009.html
企業は公器であるという考え方からすると、上場している→だれでもガバナンスに参画できるという意味で上場している企業としていない企業には同じ土俵上では計れないほど価値に差が出るわけですが、御説にもある通りブランド価値としてみたときむしろ独裁的なガバナンスによって独特な魅力を獲得している例も多いわけで、純粋にそういう部分を評価しようとしたときは企業そのものよりブランドを評価する方が公正な評価軸になると言うことはあるのかもしれません。
ほうほう、それは確かにそうですね。おっしゃる意味とてもよく分かりました。
別に「上場企業と同じような称号」なんてなくても、やってけるのが上場しない企業なんですかね。
質問内容と回答が全くかみ合っていません。
>あえて上場してない会社はたくさんありますよ。
>たとえば、大手企業の大株主とかになっておけばステータスは付くので。
これは知ってます。というか、その話をしているのです。
>上場しなくても、会社は株主のものです。
100%そうではないかもしれませんが、
上場していない会社の場合、会社の経営者自身が株主ですよね。
そういう意味です。
そういう話ではなく、「上場企業」というステータスを上場しなくても得られる方法はあるのか、
という話です。
質問にダメ出しするだけならコメントでお願いします。