東京の台場か佃島(月島)は、結構良質な物件が多くて魅力的なのですが、近いうちに来る来ると言われて久しい東海地震が心配しています。
埋め立て地であるが故に、地盤が弱くてすぐ倒壊するようなことはないのでしょうか?
私が選ぼうとしているのは、築10年前後の30階から40階建て高層マンションです。
地震のことが頭をよぎって、最後の決断ができないのですが、何か参考となる情報を頂けると大変嬉しいです。
宜しくお願いします。
最近の高層マンションは震度7くらいでも耐えられる設計になっています。
安心してください。
1995年の阪神大震災でさえ、高層ビルはほとんど倒壊していません。
(震度7地域)
例 ここの下の方参照 ↓
http://s0510552.cocolog-nifty.com/blog/28/index.html
神戸市役所1号館は1989年完成の地上30階高さ132メートルの建物で阪神大震災を無傷で乗り越えました。
1981年完成のポートピアホテルも大丈夫でした。(ポートアイランド内)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/photo/oogimoto/place/3...
埋め立地であるポートアイランドは液状化現象が起きる程のひどい揺れでした
http://www.city.kobe.lg.jp/safety/prevention/foundation/jishinhi...
https://www.corvet.jp/search/index.php?st=g3s&gsid=694
http://allabout.co.jp/1/206545/1/product/206545.htm
大震災を想定し、最近では震度7でも倒壊する確率が極めて低いマンションが多数建築されています。
高層マンションになるほど、耐震技術は高いですから安心度は増しますが、その建物がどこに建っているか、という点はチェックしないといけないでしょうね。佃島は、地盤面から考えれば都内ではどちらかというとワーストな地域でしょう。「離れ小島」なため、大地震時は落が橋ちて孤立化することを心配しなければなりませんね。津波などもまともに食らう地域でしょうし。。まあ、心配したらきりがないですが。
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●建物自体のチェック
・制震構造が採用されているか?(免震は直下型建て揺れに弱い)
・エレベーターは地震を感知すると最寄階で自動的に停止する地震管制装置つきエレベーター?
・災害発生時の停電に備えて自家用発電機を設置されているか?
・防災センターがあるか?あったとして、管理会社が機能しているか?
・耐震ラッチ 耐震ドア枠が設置されているか?
・購入対象マンションの施工元のHPで、売り出し時の耐震設備の項目を調べる
・マンションオーナーたちの掲示板で、住み心地の口コミ評価を調べる
*口コミ評価は購入者はいいことばかり書く傾向があります。特にそのマンションが売り出された頃のものは除外して考えるのが妥当かもです。「(マンション名) 口コミ」と検索すると、出てくると思います。
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●その土地のチェック
液状化現象の発生予測と、建物の倒壊予測をはかります。
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東京都防災マップ
http://www2.wagamachi-guide.com/tokyo_bousai/
中央区
http://www2.wagamachi-guide.com/tokyo_bousai/map/map.asp?mpx=139...
地震に関する地域危険度測定調査
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/home.htm#0
地震に関する地域危険度測定調査(中央区)
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/2cyuuou.htm
建物倒壊危険度ランクというのがあって(5段階評価。5がワースト、1がベスト)、月島は建物倒壊危険度ランク4が多いですね。佃は建物倒壊危険度ランク3が多いので「どっちでもない」か。ちなみにワースト1は墨田区京島です。
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東京の液状化予測図
http://doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/ekijyouka/index.ht...
佃は、液状化現象が発生しやすい地域で、4丁目なんかは注意しなければいけないところが、結構ありますね。
沖積低地でも一番軟弱な地盤だ、という診断ですから、ゆれたら都内でも一番大変な地域です。
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津波被害ですが、東京都は島(小笠原諸島など)のハザードマップはありますが、都内のはありません。洪水のはありますので、念のため。
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中央区洪水ハザードマップ
http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/saigai/saigai1/kozui01/files/h...
大丈夫といえば大丈夫ですけど、海面が高くなったら元も子もないので。
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橋の状態ですが、佃大橋は地震に弱いかもしれませんね。
佃大橋 箱桁橋 1964年モノ(橋の耐震改修が必要な状態)
相生橋 トラス桁橋 1998年モノ
中央大橋 連続斜張橋1993年モノ これが一番マトモかも
築10年程度のマンションでしたら、岩盤まで基礎を穿っているので、即倒壊ということは無いと思います。
ただ、それでも下記の課題は残ります。
月島だと自治会がしっかりとしていますので、そうしたところの避難情報などを入手されると良いでしょう。
表層地盤のゆれやすさ全国マップ
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/yureyasusa/index.html
地震が気になるなら低層マンションのほうがいいかも。。。
私はいつも低層マンション3階建てとかを選んでます。
東京は大部分は昔は沼地でしたので、どこでも駄目ですね。
>築10年前後の30階から40階建て高層マンションです。
バブリーな頃に立てられていたら、構造がしっかりしてるのでまず大丈夫です。
火災さえ起こらなければ、かなり安全です。
倒れてみなければ分からないと思います。
必要性が薄いならやめるほうが賢明だと思います。
だれが保証してくれるのでしょうか?
起こってみなければわからないのは神戸でも実証済みではないですか。
内陸部にも高層でよいマンションはいくらでもあります。
一例として六本木ヒルズなど
ちなみに台場には診療所しかありません。
それも土日は休診です。
万一の場合でもガン研究会病院というのが近くの「青海」というところにありますが、ガン以外は受け付けてくれない病院です。
だからブリッジをわたって救急車は内陸部に運ぶという辺鄙な土地なのです。
時間かかりますよ。
フジテレビがあっても、巨大高級ホテルがあっても、急な大病には対応できてない土地柄です。
臨海部立地であっても、内陸立地であっても、支持層(岩盤)まで
杭を打つわけですから、耐震性に差が生じることはありません。
むしろ、臨海部は区画が大規模、つまり道路幅員も広く、
一個一個の街区のスペックが大きい、これを素直に評価すべきでしょう。
逆に、例えば中野区とか豊島区とかの住宅密集地で細街路の場合、
消防車が進入できずに木造密集家屋の火災を食い止められない心配があります。
東京の人はご存知ないかもしれないので、関西出身者として歴史的事実を言います。
阪神大震災では、臨海部ポートアイランドでは死者は1人もいません。
死者は全て旧市街、特に細街路の長田区とか東灘区とかに集中したのです。
コメント(1件)
>近い将来に起こりうる東海地震が心配です。
埋め立て地であるが故に、地盤が弱くてすぐ倒壊するようなことはないのでしょうか?
東海地震では、静岡なら震度7もあるでしょうが東京なら震度5以下なので
築10年前後のマンションなら倒壊はしないでしょう。
以下参考に 東海地震の震度予想 ↓
http://www.bo-sai.co.jp/toukaijisin.htm