THEME:「私たちのイエからエコロジー!暮らしのCO2削減アイデアコンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿下さいね!
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20090721
プレゼント変更ご案内
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080729
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は7月27日(月)正午で終了させて頂きます。
まずこれを推進するためには、都市一極に人口が集中しない国作りが大切ですよね。森を育てている地域にどんどん新しい家が建つ。これが大切です。
そのためには、地方の雇用を増やすことが大切です。地場産業の振興ですよね。これは政治的な地方分権ではなく、産業構造の改革、大企業有利の政治から中小企業中心の政策に転換していくことで果たされていくと思います。
そうして雇用で地方を元気にして、その土地で育った木を使って家を建てる。これでこそ地方の時代の幕開けです。「木のマイレージ」の考え方は、きっと地方を元気にしますね。
森林資源に恵まれた我が国・日本。山々に生ける森林は我が国の象徴。
森林があるおかげで、洪水が起こらない。森林があるからこそ砂漠化が起こらない。
日本は植物や木々が生長する時期に、格好の雨期に突入いたします。
そのおかげで、日本は森林に恵まれ、豊富な生態系を長きにわたって維持できています。
一方で、中国では木を燃料のために伐採しすぎたために砂漠化が起こってしまい、
韓国でも陶磁器や暖房のために、木を伐採しすぎたために山林がほとんどありません。
方や、我が国では山林を保護していると言えるでしょうか?
林業に従事する人数は明治期以来一方高に下降しているのが現状です。
それにあいまって、木材資源は自国ではなく海外から輸入しています。
海外の森林は破壊され、自国の繁栄と共に他国の環境を破壊しているわけです。
食糧自給率でも同様に、自国でのものを取り入れていない。どうしてでしょう?
フードマイレージやバーチャルウォーター(仮想水)といった概念が近年注目されています。
こうした考えを山林資源の保護に役立てることはできないだろうか?
産地産消は永遠のテーマ:こうした考えと運送に使う距離と関連づけられないだろうか?
そこで思いついたのが「木のマイレージ」。そうです、木にも必要な距離の概念を導入すればいいのです。
眼前の木材が運ばれるために、どれだけの距離を要したのか?
もちろん、海外からですから、船舶で運ばれてきます。
そうなるとCO2の量も莫大です。と同時に、CO2を固定してくれる木々を伐採する。
木々の伐採はCO2の固定だけでなく、地域社会全体の自然を損なうことになる。
木のいのちを奪うことは、地域の環境や経済、生活を壊すことになるのです。
木のマイレージを導入することで、国内はどう変わるのでしょうか?
多少なりとも、今後の展望を述べたいと思います。アイデアだけですと無責任なので。
①国内の山林が住宅資源に使われるようになる。
②住宅資源を長持ちさせるために建築基準法が変わる。
③木材資源を維持するために林業が見直される。
④林業が見直されることで、過疎地域の経済が活性化される。
⑤過疎地域に住む人口が増えると観光業など第三次産業が発達する。
⑥観光客誘致のために、お祭りや地域特産品が作られる。
⑦伝統が蓄積するようになり、木々を保護する運動が全国各地に広がる。
⑧木々だけでなく、生態系、さらには地域全体の資源を活用し、保護するアイデアが広がる。
⑨地域経済に競争原理が導入され、競争原理と環境保護が両立するようになる。
今後20年で、地方分権化、道州制が積極的に推し進められると思います。
これまでの歴史を鑑みると地方分権になると残念なことに環境は著しく破壊されます。
環境は地方では守ることができない。では、誰が環境を守るのか?
それは狭義の地方、我々、地域がまとまって守るしかないのです。
そのために、競争原理を導入したマイレージを導入するのです。
保護には共生の概念を、競争原理には長持ちの思想を。
CO2削減は環境を保護するための第一歩。まずは、木々を守ることから始めましょう!