ふと疑問に思ったのですが、仏教や神道以外の宗教の信者が日本のお寺や神社を見学した時、拝むものでしょうか? 拝むとしたら、やはり、仏教や神道のやり方で拝むのでしょうか?


また、一般的な日本人(ほとんど宗教は信じていないが形の上では仏教)が外国の宗教施設を見学した時は、どうする(その宗教のやり方で拝むのか、拝まないのかetc.)のが「一般的な礼儀」なのでしょう。

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それは宗教によるとしか。 松永英明@ことのは2009/07/25 10:09:11ポイント1pt

そもそも、異教の聖域に立ち入ることすら拒絶する宗教だってありますし、一方、天理教のように、すべての神仏を認める宗教だってあります。

厳格なイスラーム教徒が偶像を礼拝することは絶対にないでしょう。その代表例として、タリバーンはバーミヤンの石仏を破壊しました。これは文化遺産破壊として非難されましたが、イスラームの教義的には「正しい」行為です。偶像崇拝という堕落した行為の象徴を破壊したのですから。

「その宗教の作法で拝むのが礼儀」という回答がありましたが、信者でもない人に形式的にその作法で拝ませる宗教がもしあったとしたら、それは礼儀以前の問題でしょう(そもそも、礼儀という道徳的概念は宗教とは別次元のものです)。また、信者でもないのに見よう見まねで同じような礼拝方法をされても、逆に冒涜と感じられる場合もあると思います。私は正しいやり方でメッカに礼拝する方法を知りませんし、信者でもないのに7往復したりするのが礼儀とは思えません。幸福の科学の施設でどうやったら「礼儀」にかなうのかわかりません。ハーレークリシュナと一緒に踊るのも無理です。

各自のやり方で敬意を払い、聖域を侵さないように気をつける、というのが限界ではないでしょうか。それでも何気ない行為が不可とされる場合もあります。「参道の中央は、神が神殿と人間が生活する世界との間を行き来する道だとされており、そのため神社を参拝する時には、参道の中央を歩くのは避ける」(http://www.shintoism.jp/shinto7.html:text])というルールだってあるのです。

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