麻生総理が長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典のあいさつの中で「傷跡(きずあと)」を「しょうせき」と読み間違えたそうな。
で、それについて批判する社民党やら、「そんなのも読めないのか」と批判する一部の視聴者やら。
こいつらは自分の能力がどれほどのものだと思ってるのかね?
原稿を読む能力がそれなりにあって一流大学出て、何ヶ月も研修で原稿を読む訓練をして、毎日原稿を仕事で読み続けてきて、さらに原稿の下読みをしてあるアナウンサーですら読み間違いをすることがあるぐらいだぞ?
実際に2000字ぐらいの堅い文章の原稿作って読んでみな?
得意な奴じゃなきゃ読み間違いどころかまともに文章を目で追って読んでいくことすら出来ねーよ?
麻生さんだけが多いとは思えない。
「可及的速やかに」を「普及的速やかに」
http://jinguzi.seesaa.net/article/110672042.html
ところがマスコミはとりあげない不思議。
まあ麻生氏が朗読を不得手としているのは間違いないと思うが、
先入観で麻生氏の発言ばかりやたらとりあげられてるのも事実だろうな。
歴代の首相が麻生首相より間違いが少ないとはいいきれません。マスコミが視聴者に対して麻生首相は読み間違えるというバイアスをかけたために、私たちの政治にとってどうでもよい「読み間違え」などというテーマに釘付けになってしまっています。マクロ的に物事を見る視点が国民に欠けているように思います。