麻生総理が長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典のあいさつの中で「傷跡(きずあと)」を「しょうせき」と読み間違えたそうな。
で、それについて批判する社民党やら、「そんなのも読めないのか」と批判する一部の視聴者やら。
こいつらは自分の能力がどれほどのものだと思ってるのかね?
原稿を読む能力がそれなりにあって一流大学出て、何ヶ月も研修で原稿を読む訓練をして、毎日原稿を仕事で読み続けてきて、さらに原稿の下読みをしてあるアナウンサーですら読み間違いをすることがあるぐらいだぞ?
実際に2000字ぐらいの堅い文章の原稿作って読んでみな?
得意な奴じゃなきゃ読み間違いどころかまともに文章を目で追って読んでいくことすら出来ねーよ?
それは「間違って覚えてた」のだろう?
まあそれでも笑われて終わりぐらいの話だが。
文章を口に出して読むというのは、文字を認識しながら発声していくというかなり複雑な構造のうえで成り立ってる。
だから簡単な漢字どころか、ひらがなすら読み間違えることがある。
間違って覚えるのは勉強不足だが、朗読は才能の問題が大きいからどうにもならん。
昔、日常茶飯事を「ちゃめしごと」って読んだ議員さんいましたよね。
でもそれはそれで笑われて終わりだったような。
それよか広島市民としては広島の平和記念式典の「Yes, We Can.」の方が「何を言ってんだお前は」って感じでしたけど。