【謎解き・ミューザック小説・高校時代の思い出】


D菜がプリントアウトを手にやってきた。

D菜「私もミューザック小説を書いてみたの。長くて申し訳ないけど、読んでくれない?」
B美は頷くとプリントアウトを受け取り、読み始めた。

その小説は

>そして北島は言った。
>「あ、そういえば逢坂も今日、発表だったんだよな。どうだったか聞いてるか?」
>
>俺は頷いた。

という文で終わっていた。

(※注 小説本体は下のコメント欄。
    ミューザック小説のルール説明は http://q.hatena.ne.jp/1178303651 )

D菜「話をイメージしやすくするため、
   竹宮ゆゆこの『とらドラ!』ってライトノベルのキャラクター設定を借りてるけど、
   『とらドラ!』を読んでなくても問題はないはずよ。

   で、B美。この話の元ネタは何かを推定して、続きを書いてくれない?」

(締切は9月2日の夜。回答はブックマークやコメント欄ではなく回答欄にお願いします)

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  • 終了:2009/09/02 17:10:12
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ベストアンサー

id:idojun No.2

回答回数6ベストアンサー獲得回数1

ポイント300pt

俺は頷いた。


「逢坂は、落ちたよ。本人も覚悟していたみたいだけどな。来年からは、強制的に海外だよ」

「…そうか。最近あまり会ってなかったし、心配していたんだが」

「あいつは不器用なやつだからな。一つの事に集中すると、他が全部ダメになる」

「?…しかし、今回は受験に集中していたわけだろう?いつも早く帰ってたようだし」


俺は,小さくため息をつき、北村の顔を正面から見据えた。


「なぁ、北村。逢坂がいつも言ってたこと覚えてるか?」

「えっ?…あぁ、『いつかきっと、いい仕事をするんだー』、ってやつか」


北村は怪訝そうな顔をするが、俺は構わず続けた。


「川嶋からの電話がいつも非通知だったのを疑問に思わなかったか?

 海外からの電話なら通知不可能表示なるはずだろ?

 なぁ、北村。お前を合格させた事が、あいつが言ってた『声優としてのいい仕事』ってやつだ。

 おまえを励ましていた川嶋は、逢坂だったんだよ」


---------------------

いろいろバリエーションを考えたのですが、結局コンパクトにまとめる方向で。

元ネタも短編という事ですので。オー・ヘンリー、最後の一葉。

id:lionfan

idojun様、ありがとうございます。

すばらしい解答で、こちらの解答編よりも、より小説としての完成度が高いと思いました。

2009/09/02 17:08:42

その他の回答2件)

id:SALINGER No.1

回答回数3454ベストアンサー獲得回数969

ポイント100pt

ここまでヒントをいただき回答するのに恐縮しますが、アメリカ短編小説と言えばJ.D.SALINGERではなくて、

風と共に去りぬじゃないでしょうか。

確か、4人くらい登場人物がいてそれぞれ色恋沙汰があるはず、配役を考えてみると・・・どうもしっくり来ない・・・。

どうもキーワードは4人の四角関係にあると思い込んだのは間違いとはたと気づく。

アメリカの短編小説の名手って言ったら一人しか思いつかないオー・ヘンリー。

賢者の贈り物はうまくこの話にのらないし、じゃあ、最後の一葉か?


俺は頷いた。

「北村に黙っていたことがあるんだ。今まで川嶋だと思っていたのは逢坂で演技していたんだよ」


ごめんなさい。文才と創造力がないのでうまく書けないので正当のすばらしい物語をおねがいします。

そのかわり、思いつく複線を。

季節が秋から冬そして春となっていること。

逢坂は声優志望だったから、声を真似ることができた。

逢坂の「いつかきっと、いい仕事をするんだー」は売れない画家を暗示。

夜中に非通知で電話するのは、一緒にいないときじゃないと電話できないことと、番号を疑われないように。

落ち込んだ北村を勇気付ける為の芝居が、嘘でも人を勇気づけることができるという話として重なりました。

id:lionfan

SALINGER様、それでばっちり正解です。

小説は解答編で示しますが、おみごとでした。

(「季節が秋から冬そして春となっていること」は考えていませんでした、すばらしいです)

2009/09/02 17:07:20
id:idojun No.2

回答回数6ベストアンサー獲得回数1ここでベストアンサー

ポイント300pt

俺は頷いた。


「逢坂は、落ちたよ。本人も覚悟していたみたいだけどな。来年からは、強制的に海外だよ」

「…そうか。最近あまり会ってなかったし、心配していたんだが」

「あいつは不器用なやつだからな。一つの事に集中すると、他が全部ダメになる」

「?…しかし、今回は受験に集中していたわけだろう?いつも早く帰ってたようだし」


俺は,小さくため息をつき、北村の顔を正面から見据えた。


「なぁ、北村。逢坂がいつも言ってたこと覚えてるか?」

「えっ?…あぁ、『いつかきっと、いい仕事をするんだー』、ってやつか」


北村は怪訝そうな顔をするが、俺は構わず続けた。


「川嶋からの電話がいつも非通知だったのを疑問に思わなかったか?

 海外からの電話なら通知不可能表示なるはずだろ?

 なぁ、北村。お前を合格させた事が、あいつが言ってた『声優としてのいい仕事』ってやつだ。

 おまえを励ましていた川嶋は、逢坂だったんだよ」


---------------------

いろいろバリエーションを考えたのですが、結局コンパクトにまとめる方向で。

元ネタも短編という事ですので。オー・ヘンリー、最後の一葉。

id:lionfan

idojun様、ありがとうございます。

すばらしい解答で、こちらの解答編よりも、より小説としての完成度が高いと思いました。

2009/09/02 17:08:42
id:kuro-yo No.3

回答回数171ベストアンサー獲得回数29

ポイント80pt

コメントの、

>http://q.hatena.ne.jp/1251335339#c157608:title=lionfan 2009-08-30 09:27:48>

どこが原作どおりで、どこが原作と違うかがわかり、有利だったかもしれません。

<<

で、やっとわかりました。

オーヘンリーの『最後の一葉』ですね!

北村が川嶋からと思っていた電話は、実は逢坂の声の演技だったわけですね。

うーん、でも結末が思いつかない。

高須を通じて、北村に一連の事実の告白をしてもらい、北村はそれに感激して逢坂と付き合いはじめる、ってところでしょうか。

ところで、今回、あらためてオーヘンリーについて調べたら、この人のデビュー作が長編小説だった事を知りました。

id:lionfan

kuro-yo様、ありがとうございます。もちろんそれで正解です。

結末ですが、原作どおりbad endで行かせていただきます。

2009/09/02 17:09:43
  • id:lionfan
    【ミューザック小説本体・高校時代の思い出】

    ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 高校3年・9月 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

    夏休みも終わり、二学期がはじまってすぐ、
    3Cの担任、恋ヶ窪ゆり(30歳・独身)が俺のところにやってきた。

    「ねえ高須君、相談なんだけど。
     受験も近いのに、北村君が急に不真面目になって、髪も染めちゃって、
     勉強もぜんぜんしてないみたいじゃない。いったい何があったの?」

    俺は長い説明を始めた。

    -------------------------------------------

    俺こと高須竜児と、俺の親友・北村祐作、
    俺が片思いしてた逢坂大河、その女友達の川嶋亜美は、いつも四人で楽しく遊んでいた。

    高校3年の春までには、4人とも自分の進路の希望ははっきりしていた。
    俺は調理師、逢坂は声優、北村は超一流のZ大学、川嶋は芸能界だ。

    俺の進路は、ぜんぜん問題なかった。
    料理には慣れてたし、そもそも調理師学校なんて、そんなに入学が難しいもんじゃない。

    北村は賢かったが、受験希望のZ大学も超難関だったから、合否はまさにボーダーラインだった。

    逢坂は・・・正直、けっこう見通しは暗かった。

    逢坂は母親と仲が悪く、有名なY声優養成学校に現役で一発合格しない限り、
    金の力で強制的に海外の全寮制大学に入学させる、と脅されていた。

    逢坂は、声質は良いし、本気になればなかなかよい演技をするのだが、
    普段はロクでもない演技だったし、
    不器用なたちで、1つのことに集中すると、他のことがぜんぶおろそかになるのだ。
    なのに逢坂はまるで凹まず、「いつかきっと、いい仕事をするんだー」とか吹いていた。

    さて、いちばん夢に近かったのは川嶋だった。
    トップクラスの美貌と演技力と歌唱力で、国内ばかりか海外の超有名なX芸術大学から、
    高校を中退してでもぜひ入学してくれと打診が来るほどだった。

    俺たちは当然、川島は二つ返事でそのX芸術大学に行くものとばかり思っていた。
    なのに川嶋は、なぜか返事を渋っていた。

    その理由がわかったのは、初夏に俺が川嶋から告白されたからだ。
    川嶋は俺が好きだから、海外に行きたくなかったのだという。俺は本当にびっくりした。

    俺は逢坂が好きで、逢坂は北村が好きで、北村は川嶋にぞっこんで、川嶋は俺が好きだった。
    つまり俺たちは高須→逢坂→北村→川嶋→高須と、片思いの四角形を形成していたのだった。

    -------------------------------------------

    恋ヶ窪先生はうなずいた。
    「そこまではわかったけど、それが北村くんの不良化とどうつながるの?」

    俺はもう少し説明を続けた。
    「俺、川嶋を振ったんです。俺は逢坂が好きだから、お前とは付き合えないって。

     プライドの高い川嶋は、それがショックだったみたいで、
     その後すぐ、さっさとX芸術大学への入学手続きをしたんです。

     俺たちにそのことを言ったのが、なんとアメリカに引っ越す三日前!
     先生にはわかってたんですよね? なんで早く言ってくれなかったんすか」

    恋ヶ窪先生は小声で言った。
    「川嶋さんからきつく口止めされてて・・・」

    俺はため息をついた。
    「そんなことだろうと思ってました。

     とにかく、北村は大ショックです。
     あと三日で愛しの川嶋がアメリカに引っ越すと知ったわけですから。

     あわてて川嶋に告白したものの、川嶋はけんもほろろに振ったらしいんです。
     それ以来、北村はすごく落ち込んで、現状に至る・・・ってわけなんです」

    恋ヶ窪先生は首を振った。
    「失恋で勉強が手につかない、ってわけね。本当にもう、この大事に時期に・・・。
     川嶋さんはそのことを知ってるの?」

    俺は首を振った。
    「その後、川嶋からはまったく連絡がありません。
     俺とは気まずくなってるし、北村には『キモい。二度と連絡しないで』と言い捨てたままだし、
     逢坂とはもともとあまり仲が良くなかった。
     だから、留学後の川嶋の電話番号を知ってる奴も、川嶋から電話をもらった奴もいないんですね」

    恋ヶ窪先生はがっくりした。
    「もう、北村くんたら。
     今こそ猛勉強しなきゃいけない時なのに、何やってんだか・・・」


    ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 高校3年・11月 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

    放課後の教室で、俺が北村とバカ話をしていると、恋ヶ窪先生がやってきた。
    「あーら北村くん、すごいじゃない! 今回の模試の結果、Z大学がB判定だって?
     このペースで気を抜かないで勉強し続ければ大丈夫。
     一時期は落ち込んで髪も染めてたけど、すっかり回復したわね」

    北村は笑った。
    「すみません先生、すっかり心配させちゃって。もうすっかり元気になりました。
     これからガンガン勉強して、遅れを取り戻します!」

    恋ヶ窪先生は尋ねた。
    「いったい、何があったの?」

    北村は照れたように言った。
    「川嶋だって、アメリカで頑張ってるのに、いつまでも落ち込んじゃいられません。
     あいつも自信があるフリをして、向こうの授業のレベルの高さに、よく落ち込んでるんです」

    恋ヶ窪先生は驚いた。
    「連絡があったのね?」

    北村はうなずいた。
    「川嶋はアメリカに行ってもあいかわらずワガママで、
     最初にちょっと告白のことを謝ったあとは、もう延々、授業やアメリカ生活のグチですよ。

     川嶋って自分が落ち込んだときにだけ、非通知で電話してくるんですけど、
     アメリカ時間だから、もう夜中でもおかまいなしなんですよね」

    恋ヶ窪先生は顔をしかめた。
    「あなたも勉強があるんでしょ? ピシっと言ったほうがいいんじゃない?」

    北村は首を振った。
    「まあ3日に1回くらいですから。
     あいつのグチを聞いてると、なんか自分もがんばらなきゃって気になるんですよ」

    恋ヶ窪先生はうなずいた。
    「まあ、あなたがいいっていうんなら、それでいいわ。北村くんに関しては一安心よ。
     ところで逢坂さんはどこ?」

    俺は答えた。
    「きょうは帰っちゃいました」

    恋ヶ窪先生はぶつぶつ言いながら去っていった。
    「高須君だってAO入試で早々に進路が決まったんだし。
     逢坂さんも、ちゃんと未来のために努力してもらわないと・・・」


    ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 高校3年・3月 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

    3月上旬。
    今日は北村の合格発表の日だった。

    俺がZ大学に行くと、北村は掲示板の前で、ちょうど携帯で誰かと通話を終えたときだった。
    北村もすぐに俺に気づいた。
    「やったよ。俺、合格したんだ!」

    俺は北村の肩をたたいてやった。
    「おめでとう。努力が報われたな」

    北村は涙でぐしょぐしょになりながら言った。
    「みんなのおかげだよ!
     川嶋も、入試の朝、電話してくれたんだ。『あんたなら大丈夫じゃーん』て。

     たった今も電話が来たから、合格したって言ったら、
     『良かったじゃない。せいぜい勉強して、あたしに見合う男になんなさい』って言って切っちゃった。
     口は悪いけど、根はいいやつなんだよなー」

    そして北島は言った。
    「あ、そういえば逢坂も今日、発表だったんだよな。どうだったか聞いてるか?」

    俺は頷いた。
  • id:miharaseihyou
    う~む・・・
    この手の青春モノ&推理モノは苦手。
    逢坂が声優の学校に合格するかどうか?を筋道立てて推理するんだが、・・・。
    私はラノベはSFモノの比較的ハードなのしか読んでないんで、この手の世界が理解できない。
     
    第一、逢坂って男か女か名前からして怪しい。
    その他諸々・・・・。
     
    これ以上書くとネタバレになりそうなんだが、そこまで分かってても、この手の世界はなぁ。
    最初は、この板まで来ないでメーラーの質問文と睨めっこしてたんだが・・・。
  • id:lionfan
    id:miharaseihyouさま、ありがとうございます。
    この問題は、ライトノベルをまったく読んでいなくても、なんの問題もありません。
    ただ、ある有名な外国の短編小説を元ネタにしていますので、
    それを思いつかなければ、まず正解は難しいと思います。
    逢坂はもちろん女でOKです。そのほか疑問があればお答えいたします。
  • id:lionfan
    追加ヒントを。アメリカの小説家で、短編の名手です。というか、この人の長編小説を知りません。
    国語の教科書にも載っていたと思います。
    小学校の夏休みの推薦図書にして、文句を言う人はいないと思います。
  • id:SALINGER
    とらドラ!をまったく知らないのですが、たぶん知らないことが推理のネックとなったと思う。
    例えば、4人の名前に何か意味があるんじゃないかと考えてみたりした。
    もとねたを知っていれば、そういう無駄な思考をしなくてよかったんだよね。
    原作の要素と創作の要素がわかれば解きやすかったんじゃないかと後で思いました。
  • id:lionfan
    SALINGER様、たしかに「とらドラ!」を読んでいれば、
    どこが原作どおりで、どこが原作と違うかがわかり、有利だったかもしれません。
    正解にたどりつかれたみたいですね。期待しております。
  • id:lionfan
    ------------ 謎解き・ミューザック小説・「高校時代の思い出」解答編 ------------

    B美は頷くとシャーペンをノートに走らせ、D菜に示した。

    ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

    「お前にちょっと話したいことがある」と俺は言った。

    「逢坂は落ちた。準備をまるっきりしてなくて、さんざんな結果だったらしい。入試直前になっても、誰かと電話でダベることに夢中になってたようだ。そんなので受かるわけがない。母親との約束どおり、海外の大学に行くんだとさ」

    北村は呆れた。
    「何考えてんだろうな? もともと声優なんて向いてなかったんじゃないか?」

    俺は続けた。
    「それでだ ―― なあ北村、川嶋がお前をあれだけ冷たく振っておきながら、どうして急に電話をかけてきたのか、そしていつも非通知だったのか、不思議に思わなかったのか? ああ、あれこそ逢坂の声優としての、最後にして最高の仕事だったんだ ―― あの電話は、逢坂がかけてたものだったんだよ」

    ■参考: オー・ヘンリー「最後の一葉」

    ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

    -------- 謎解き・ミューザック小説・「高校時代の思い出」解答編・終わり --------
  • id:SALINGER
    四角関係に惑わされて、四角関係になる人、物、動物が登場する話ばかりを探しました。
    でもそういう話ってほとんど無くて袋小路にはまってました。
    それで、ヒントからひねり出したのは「風と共に去りぬ」だったんだけど
    俺がアシュレーで、川嶋がスカーレット、北村がレッドバトラー・・・しっくりこない。しかも長編だし。
    一旦忘れて風呂に入ってるときに、「最後の一葉」に気づきました。
  • id:lionfan
    SALINGER様、すごいです。
    今回はかなりの難問だったのですが、みごと正解で、おめでとうございます。

    無理に「とらドラ!」にあてはめる必要はなかったのかもしれませんが、
    人間関係がすこし複雑だったので、楽させてもらおうとキャラを借りてしまいました。
  • id:ls_10_5
    うわー、こういう結末だったとは。
    そう言われてみれば最後の一葉は知っていました。
    どうしても四角関係に囚われてしまって、思いつきませんでした。


    idojun様のお話が素敵ですね。
  • id:idojun
    たいへん楽しませていただきました.
    海外からの非通知電話は,「非通知」ではなく「通知不可能」のように必ずなると思っていたのですが,
    実際は海外からでも非通知通話をかける方法はいくつか存在するみたいですね…とほほ.
    ちなみに,考えていたバリエーションは,
    「逢坂は受験さえしていない」「高須と逢坂はグル」「逢坂はすでに海外(たまに日本)」などでしたが,
    深読みせずに一番シンプルなものに落ち着きました.
  • id:miharaseihyou
    私は元ネタを探すのは諦めて筋書きを推理していたのですが、幾つかのポイントは浮かぶものの、決定打が出なかった。
    感覚的には「逢坂が落ちる」と「何故、川嶋が北村に電話を掛けてくるようになったのか?」の二点で行き詰まってしまった。
    川嶋に対するアクションは高須からしか不可能だろうし、高須としては今更川嶋と接触するとは考え難い。
    しかも、相手は海外で連絡不可ですしね。
     
    素晴らしいカラクリでした。
    回答できなくても楽しませていただき、ありがとうございました。
  • id:lionfan
    ls_10_5様、コメントありがとうございます。

    4人を出すのは、ミスリードさせるかもとは思ってはいたのですが、
    最後の一葉を、声まねの話に置き換えるというアイデアをつくっていくと、
    最低でも4日(病人、介護者、先生、画家)が必要となってしまいますので、
    思い切って「とらドラ!」の4人を借りてしまいました。

    ちなみに原作にない創作部分は、

     逢坂が声優を目指す
     北村が川嶋にベタ惚れ(原作では狩野すみれ)
     川嶋の海外留学(原作では狩野すみれ)
     高須の調理師志望(ただし原作でも料理がうまいという設定ではある)

    といったところです。

    idojun様
    [1] 「逢坂は受験さえしていない」
    [2] 「逢坂はすでに海外(たまに日本)」
    [3]  「高須と逢坂はグル」
    は、こちらもすべて、どれにしようか悩みました。

    [1]+[2]バージョンで書こうかとも考えたのですが、
    海外だと9月入学になり、ふつうはギリギリまで日本にいるとも思いましたので、
    結局、解答編のとおりにいたしました。
    読んでいて、すごく読みやすかったです。

    miharaseihyou様、ありがとうございます。
    良い作品を元ネタにしてミューザック小説を作れば、
    要はパクリですので、やっぱり良い物語になりやすいと思います。
    またぜひ作ってみたいです。皆様もぜひどうぞ。

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