20歳から60歳までの間、第1号被保険者(自営業者、フリーランス、無職等)を続けると仮定した場合、
下記の (1) と (2) のどちらが得(個人で考えた場合の損得)だと思われますか?
(1) 月額14,410円(国民年金保険料が増額された場合はその金額)の国民年金保険料を支払い続ける。
(2) 月額14,410円(国民年金保険料が増額された場合はその金額)を民間の金融商品(最良のもの)で積み立て続ける。
なお、条件は下記の通りです。
* これは「国民年金」の金融商品としての価値に関する質問です。
社会全体の利益について、国民の義務について、支払わない場合の強制差し押さえについての回答には、
残念ながらポイントを差し上げることはできません。ご了承下さい。
* 婚姻はしないものとする。
* 子供は作らないものとする。
* 健康状態や推定寿命は平均的なものとする。
* 途中で未納することはないものとする。
国民年金の方が得だと思います。
以下のサイトにわかり易くまとめてありましたので、参考にしてください。
私なら以下のことを踏まえて、
リスク回避という観点で、
国民年金保険料を優先的に支払い続けます。
同時に余裕資金で、国民年金基金・401k・他の民間の金融商品を考えます。
■国民年金の良い点
平均的に生きていれば元が取れる。
終身で受け取れる。
保険料以外に税金も、つぎ込まれている。
赤字・破綻になっても税金で補填してもらえる可能性が高い。
インフレにもある程度対応できる。(物価スライドがある。)
障害年金が付いている。
■国民年金の注意点
年金の運用失敗、財政破綻などにより、目減りの可能性はある。
ハイパーインフレの場合など、将来的に物価スライドがどこまで対応できるかが不明。
物価が下がるともらえる額が下がることを想定。
制度が変わり、保険料を払っていても、いなくても受け取り額が変わらないということにもなりうる。(払い損)
■民間の金融商品の良い点
運用に成功した場合、リターンが大きい。
掛ける金額に自由がきく。
国家財政や年金の収支に直接的な影響は受けない。
結果的にインフレリスクが回避できることもある。
■民間の金融商品の注意点
終身・インフレ連動・それなりの金額を全て保証する商品がない。(私は知らない)
自分で行なうと、手間がかかる。
民間の会社なので破綻時の目減り・一時的に現金化が制限されるリスクがある。
資産の分別などをしっかりしていないなど、法令違反・契約違反レベルのリスクも想定。
コメント(0件)