国産飼料米での鶏の飼育に取り組んでいる業者、農場、生産者を探しています。

同養鶏では、平成19年10月から遊休地となっている水田を利用し、鶏の飼料として飼料米「ベコアオバ」などの栽培を町内の農家に ... この飼料米を利用して、同JAでは同町産の飼料米（57％）、小麦、米ヌカ、魚カス等を配合した国産原料75パーセントの配合飼料「トキワ75」を製造している。

http://www.maff.go.jp/tohoku/syokuryou/zikyuritu/zikyumg/backnum...

http://www.keimei.ne.jp/article/20090615n1.html

岩手県の（株）ニチレイフレッシュファームなどで、飼料米給与の取り組みが計画されている」としている

生産者は青森県藤崎町の常盤村養鶏農業協同組合（フードトラスト岩木川）。

http://www.keiran-niku.co.jp/keiran-br200901.html

東北６県では、トキワ養鶏以外ないようです。

国産飼料で飼育しているところは

有精卵「身土不二のたまご」は、卵かけご飯にぴったり！

http://www.tohoku-bokujo.co.jp/shopping/egg/

がありますが、卵ですし、飼料米ではありません。

また、養鶏業界紙大手の「鶏鳴新聞」でも、

鶏鳴新聞 -健全な養鶏産業への諸課題　飼料穀物の安定確保を-

http://www.keimei.ne.jp/article/20090725t1.html

という記事や

鶏鳴新聞 -国産肉用鶏「はりま」で国産飼料米の給与試験　兵庫牧場、秋川牧園、生協が協力-

http://www.keimei.ne.jp/article/20090615n1.html

はあっても、

東北での生産者事例はありません。

鶏鳴新聞 -飼料高騰で注目される飼料米　日本鶏卵生産者が実験栽培に取り組む-

http://www.keimei.ne.jp/article/20070415t3.html

ということで、飼料米自体の開発は進んでおり、東北での栽培も行われているようです。

ただ、この飼料米は養鶏産業より養豚産業に流れています。

株式会社ゼンケイ　ゼンケイだより2006.0605 62号

http://www.zenkei.ne.jp/letter/letter_20060605.htm

唯一見つかった東北県内の記事もやっぱりトキワ養鶏でした。

肉用鶏の飼料自給率アップへ（PDFなので重いです）

http://www.nlbc.go.jp/press/2009/090521press-hougo.pdf

の記事を見ても、東北地方はとりあげられていません。

飼料米は非常に話題になりやすいですし、業界紙もPRのためそのような事例は積極的に取り上げます。しかし、これだけ探してないということは、東北地方はトキワ養鶏のみしか飼料米をとり扱ってないと考えるのが妥当でしょう。

米育ち鶏肉本格始動

http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin7/article.php?s...

という農業新聞の記事も、生産は群馬ですし…。

インターネットではここまでが限界です。あとは東北の養鶏組合の口コミしかないように思います。

ただ、東北は比内地鶏や十文字チキンカンパニーの銘柄鶏など競合が多いので、トキワ養鶏のような有力な養鶏農家以外は、採算が取れているか怪しいです。

以上の調査から無いというのが、私の結論です。