ニューヨーク・タイムズで20年以上、CIAを取材してきた専門記者による最高のルポルタージュ!!!!!!!!!
日本については、終戦後CIAがどうやって日本を冷戦の前線基地に仕立てていったかが明らかにされている。
1955年8月、ダレス国務長官は岸と会い、東アジアの共産化から日本を守るための協力を要請した。それに必要な資金協力は惜しまないと語り、岸はその資金を使って11月に保守合同を実現し、1957年には首相になった。その後も、日米安保条約の改定や沖縄返還にあたってもCIAの資金援助が大きな役割を果たした。
CIAは、正力を「ポダム」という暗号で呼んで徹底してマークし1000万ドルの借款を正力に与えて、当時わずか5万部に低迷していた読売新聞を買収させ子分であった渡辺恒夫と共に毎日、朝日につぐ大新聞に読売を成長させた。
特に力を注いだのがテレビ網の整備で、日本全土に、親米・反共のプロパガンダを流す手段にしたのだ。
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