400kWh/月の利用で、15,000円を請求されました。内訳は基本料金6,000円。あとは従量課金部分です。中部電力ではなく、地元の電力業者からの請求で、当社が入居しているビルはその業者と自動的に契約になるようです。
中部電力のサイトで試しに「個人」で400kWh利用の場合の試算をすると、3,000円でした・・・。どうかんがえても、ぼったくりレベルのような気がするのですが・・・。特殊な機械やモーター用電力などは必要なく、家庭用レベルの電力供給で十分です。
法人であることを加味しても、この料金設定は妥当なのか?中部電力へ契約変更できるのか、など教えてください。
(計算前提条件)
計算簡略化のため燃料費調整は加味しないものとし、
使用電力量は400kWhとします。
【1】一般家庭・商店向け
「従量電灯B 40A」での計算例
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1092 | 1092 | |
電力量料金(最初の120kWhまで) | 17.05 | 120 | 2046 |
電力量料金(120kWhをこえ300kWhまで) | 21.09 | 180 | 3796.2 |
電力量料金(300kWhをこえる) | 22.52 | 100 | 2252 |
合計 | 400kWh | 9,186円 |
まずは、一般家庭向けでも400kWhにもなると3000円じゃ済まない事は、
理解されましたでしょうか?
少し、話はそれますが、一人暮らしのサラリーマンを対象にしてみます。
サラリーマンは部屋にいる時間が短くて電気使用量が極端に少なく、
仮に150kWhだとすると
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1092 | 1092 | |
電力量料金(最初の120kWhまで)*1 | 17.05 | 120 | 2046 |
電力量料金(120kWhをこえ300kWhまで)*2 | 21.09 | 30 | 632.7 |
合計 | 150kWh | 3770.7円 |
仮に100kWhだとすると
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1092 | 1092 | |
電力量料金(最初の120kWhまで)*1 | 17.05 | 100 | 1705 |
合計 | 100kWh | 2797円 |
家庭用で3000円という試算結果になったのは後者を選択したのだと思われますが、
400kWhという電力量になると前者のような高額になりますので、
財布のためにも電力消費は抑えたい所ですね・・・。
さて、話を本題に戻して、
基本料6000円という事から、近い例を2点ほど計算してみました。
具体的な契約については管理会社に確認してみないと判りませんが、
いずれにせよ、従量課金部分だけで9000円にはならないですね。
【2】商店・小規模の工場向け
「業務用プランB 4kW」での計算例
中部電力 | 事務所・ビル・店舗などのお客さま向け - 高圧業務用電力(契約電力500kW未満)
中部電力 | 事務所・ビル・店舗などのお客さま向け - 業務用プランA
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1570 | 4 | 6280 |
電力量料金(夏季) | 12.72 | 400 | 5088 |
合計 | 11,368円 |
「低圧高利用契約 5kW」での計算例
http://www.chuden.co.jp/tetsuduki/business/shop/low.html:title:
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1307.25 | 5 | 6536.25 |
電力量料金(夏季) | 14.79 | 400 | 5916 |
合計 | 12,452円 |
確かに説明が無いと腑に落ちないところではあるのですが、差額分の用途としては、
廊下などの共用部分の負担割り当て分などではないかと仮定することが出来ますので、
おかしなものと断定するまでには至りません。
以上、くどくどと書いてきましたが、結局のところ、契約書を見てみないことには、
「それほど、おかしな金額ではない」という程度までしか判らないため、
管理会社に計算方法を聞くのが一番腑に落ちる対応となるでしょう。
※この回答は、貴殿のなかのモヤモヤしているものの一部でも解消できればとの意で書きました。
余談になりますが、仮に、管理会社の言い分に納得できないからと言って、
中部電力に相談して直接電線を引くとなると、電線を引っ張ってくる工事費や、
ビルの改造工事費は全額負担となりますので、単独化する事はまずもって無理でしょう。
10kWの契約で、月に400kWh使ったとすると、中部電力での法人契約(工場)18,000円弱になります。従量部分は5,400円。
15,000円は、それほど高いとは思えません。
http://www.chuden.co.jp/tetsuduki/business/factory/p01_planl.htm...
法人で使っているのですから、家庭用の契約をするのは無理だと思います。
工場じゃなくて、普通の法人契約だとそうはならないようです・・・
同様な質問がありました。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa4295609.html
>この料金設定は妥当なのか?
テナント契約時の契約内容によります。
電力料金表の開示は要求できるでしょうが、実際ビル会社もテナント数が増減すれば固定費を頭割りしなおす必要がありますので現時点でのという制限付きでしょう。
>中部電力へ契約変更できるのか
無理でしょうね。中部電力は無関係です。
(計算前提条件)
計算簡略化のため燃料費調整は加味しないものとし、
使用電力量は400kWhとします。
【1】一般家庭・商店向け
「従量電灯B 40A」での計算例
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1092 | 1092 | |
電力量料金(最初の120kWhまで) | 17.05 | 120 | 2046 |
電力量料金(120kWhをこえ300kWhまで) | 21.09 | 180 | 3796.2 |
電力量料金(300kWhをこえる) | 22.52 | 100 | 2252 |
合計 | 400kWh | 9,186円 |
まずは、一般家庭向けでも400kWhにもなると3000円じゃ済まない事は、
理解されましたでしょうか?
少し、話はそれますが、一人暮らしのサラリーマンを対象にしてみます。
サラリーマンは部屋にいる時間が短くて電気使用量が極端に少なく、
仮に150kWhだとすると
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1092 | 1092 | |
電力量料金(最初の120kWhまで)*1 | 17.05 | 120 | 2046 |
電力量料金(120kWhをこえ300kWhまで)*2 | 21.09 | 30 | 632.7 |
合計 | 150kWh | 3770.7円 |
仮に100kWhだとすると
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1092 | 1092 | |
電力量料金(最初の120kWhまで)*1 | 17.05 | 100 | 1705 |
合計 | 100kWh | 2797円 |
家庭用で3000円という試算結果になったのは後者を選択したのだと思われますが、
400kWhという電力量になると前者のような高額になりますので、
財布のためにも電力消費は抑えたい所ですね・・・。
さて、話を本題に戻して、
基本料6000円という事から、近い例を2点ほど計算してみました。
具体的な契約については管理会社に確認してみないと判りませんが、
いずれにせよ、従量課金部分だけで9000円にはならないですね。
【2】商店・小規模の工場向け
「業務用プランB 4kW」での計算例
中部電力 | 事務所・ビル・店舗などのお客さま向け - 高圧業務用電力(契約電力500kW未満)
中部電力 | 事務所・ビル・店舗などのお客さま向け - 業務用プランA
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1570 | 4 | 6280 |
電力量料金(夏季) | 12.72 | 400 | 5088 |
合計 | 11,368円 |
「低圧高利用契約 5kW」での計算例
http://www.chuden.co.jp/tetsuduki/business/shop/low.html:title:
区分 | 単価 | 使用量 | 小計 |
---|---|---|---|
基本料金 | 1307.25 | 5 | 6536.25 |
電力量料金(夏季) | 14.79 | 400 | 5916 |
合計 | 12,452円 |
確かに説明が無いと腑に落ちないところではあるのですが、差額分の用途としては、
廊下などの共用部分の負担割り当て分などではないかと仮定することが出来ますので、
おかしなものと断定するまでには至りません。
以上、くどくどと書いてきましたが、結局のところ、契約書を見てみないことには、
「それほど、おかしな金額ではない」という程度までしか判らないため、
管理会社に計算方法を聞くのが一番腑に落ちる対応となるでしょう。
※この回答は、貴殿のなかのモヤモヤしているものの一部でも解消できればとの意で書きました。
余談になりますが、仮に、管理会社の言い分に納得できないからと言って、
中部電力に相談して直接電線を引くとなると、電線を引っ張ってくる工事費や、
ビルの改造工事費は全額負担となりますので、単独化する事はまずもって無理でしょう。
ありがとうございます。とても理解できました。
「家庭用レベルの電力供給で十分」とのことですので、中部電力で試算する場合は法人契約の「従量電灯B」になると思われます。
http://www.chuden.co.jp/tetsuduki/business/shop/index.html
http://www.chuden.co.jp/tetsuduki/home/basic/dentou.html
30A契約として、月使用料が400Kwhの場合、
基本料金(30A) … 819円
120Kwhまで 17.05円 … 17.05×120= 2046円
300Kwhまで 21.09円 … 21.09×180(※300-120)= 3796.2円
300Kwh超 22.52円 … 22.52×100(※※400-300)= 2252円
燃料費調整額が1Kwh当り0.35円なので 0.35×400= 140円
合計で9053.2円。
「従量課金部分」と説明された分がこれで、ビル内の配電システムの利用料を「基本料金」と解釈すれば、妥当と言えなくもないかと。
中部電力との直接契約についてはテナント契約との絡みが出てくると思います。
独自で受電設備を用意し屋内配線まで行う必要が出てきた場合、コスト面でより高くつく可能性もあるかと。
ありがとうございます。
ありがとうございます。とても理解できました。