イノベーター理論というのがありますが、ちょっと疑問に思っていることがあります。
商品をマーケットに投入してまずイノベーター層が商品を購入してくれるとありますが、
市場がどんどん細分化されていった場合の新しい市場や意図的に細分化した場合の市場にもイノベーター理論というものは通用するものなのでしょうか?
イノベーターは市場全体で見ないと意味がないのでしょうか?
マーケティングについていまいちまだ良くわかっていないのでめちゃくちゃな解釈をしているところもあると思いますがご回答お待ちしております。
イノベーター理論は目標の立て方の1つです。
下方の追加の質問を拝見しましたが、一部捕らえ方が誤っているようです。
ぐぐって2番目なのでご存知かもしれませんが
http://www.mitsue.co.jp/case/concept/02.html
が結構面白かったので紹介いたします。
たとえば(数字は適当です)
・日本人は1億人います。
・そのうちゴスロリファッションの方は10%いるんです。
というわけでイノベーター理論に基づき160万着売ろう!
そのためにはまずはこういう販促活動をするのでこれだけの予算が~と、具体的になってきますよね。といった感じで目標を立てる際に利用するものです。
オピニオンリーダの層に深く食い込めばアーリーマジョリティは追随してくるのでそれは流行するっていうことで。
当然一人の人間が商品によってはイノベーターであったりレイトマジョリティだったりします。
奇抜なファッションをしている方(ファッションでのイノベーター)のすべてが最新モデルのPCを欲しているわけではないように。
その新モデルのPCをいかに普及させるか。
ファッショナブルな外観を持たせることで、PCを欲しているファッションに興味のある層をにもアピールできます。
よく言われるのが、男性には機能の説明を、女性には買った後の快適さを想像させるのがコツだそうです。
ターゲットによってアピールポイントをかえることで特定の層に依存しない強い商品を作り出すことができます。
細分化したマーケットにおいては上記のような方法をとり、限られたマーケットから外に広げていくことが必要です。マーケットが10万人規模であった場合の16%。それが目標でいいのか、と考えたらいいとおもいます。
新しい層を取りこめたマーケティングのいい例としては
Wiiがありますね~。
イノベーター理論は目標の立て方の1つです。
下方の追加の質問を拝見しましたが、一部捕らえ方が誤っているようです。
ぐぐって2番目なのでご存知かもしれませんが
http://www.mitsue.co.jp/case/concept/02.html
が結構面白かったので紹介いたします。
たとえば(数字は適当です)
・日本人は1億人います。
・そのうちゴスロリファッションの方は10%いるんです。
というわけでイノベーター理論に基づき160万着売ろう!
そのためにはまずはこういう販促活動をするのでこれだけの予算が~と、具体的になってきますよね。といった感じで目標を立てる際に利用するものです。
オピニオンリーダの層に深く食い込めばアーリーマジョリティは追随してくるのでそれは流行するっていうことで。
当然一人の人間が商品によってはイノベーターであったりレイトマジョリティだったりします。
奇抜なファッションをしている方(ファッションでのイノベーター)のすべてが最新モデルのPCを欲しているわけではないように。
その新モデルのPCをいかに普及させるか。
ファッショナブルな外観を持たせることで、PCを欲しているファッションに興味のある層をにもアピールできます。
よく言われるのが、男性には機能の説明を、女性には買った後の快適さを想像させるのがコツだそうです。
ターゲットによってアピールポイントをかえることで特定の層に依存しない強い商品を作り出すことができます。
細分化したマーケットにおいては上記のような方法をとり、限られたマーケットから外に広げていくことが必要です。マーケットが10万人規模であった場合の16%。それが目標でいいのか、と考えたらいいとおもいます。
新しい層を取りこめたマーケティングのいい例としては
Wiiがありますね~。
ご回答ありがとうございます。とても勉強になります。
申し訳ありませんが、マーケティング素人の個人的な感想だと思ってお聞きください。
十分に細分化された市場では、市場原理こそほとんど変わりないものの、イノベーターとオピニオンリーダーの差がかなり曖昧になるものだとおもわれます。売り手にとっては分けない方がよい事もあるかもしれません。
ひとつに、オタク層と称される消費者層からの売り上げ自体が、全体の売り上げから無視できない額になる場合。これはオピニオンリーダーとなるべき層に、無理やりにでも初回生産分の購入をさせるように動く事が多いです。
例えば、CDの売り上げ。これは必ず購入するであろう人数がある程度決まっているため、「初回特典」をつけるなどして初期段階の売り上げを底上げする事が普通です。大きな理由は「テレビ・雑誌などのランキングに載るから」。
十分に細分化された市場が新たな顧客を得るためには、オタク市場から一般の社会に橋渡しする存在が必要になります。それがテレビ・雑誌のランキングであり、市場の上層階層とをつなぐパイプとなります。大成功すると、オタクカルチャーから社会現象が生まれたりするんだと思います。
そいういうわけで、本来のイノベーター理論のグラフに加えて、
・もし、上に突き抜けた場合に上層の市場のグラフとリンクする可能性。
・商品の寿命は短いものが多い。加えて、中古品が出回った場合、露骨にレイトマジョリティが減る可能性。
・そのかわり、獲得した顧客層は硬く、また数値的な裏切りが少ない点。
グラフの時間軸の最後、右端は次回のグラフの初めの導入初期段階と繋がっていると言っても過言ではないかも。
そういった点が少しちがうのでは?
・・・・・ふむ、聞きかじっただけの学生の論文のプロットのような雑文になってしまいました。・・・すいませんorz
ご回答ありがとうございます。とても勉強になります。
イノベーター理論は普及に関する理論ですが、イノベーター(=革新的採用者)、オピニオンリーダー(アーリー・アドプター=初期少数採用者)の特性を踏まえて、商品開発、マーケティング戦略を組み立て、普及曲線(S字カーブ)をかけあがる際の閾値をして参考になろうかと思います。
ただ、普及理論は少々古い学問ですので、その後のキャズム理論を踏まえたうえで、現在のSTPマーケティングの理解を深めることが重要だと思います。
ご回答ありがとうございます。とても勉強になります。
ご回答ありがとうございます。とても勉強になります。