村井仁知事には右近謙一という秘書がいました。しかし、今はいません。自殺したからです。右近謙一は村井仁知事を20年以上支えていた側近の秘書でした。彼は村井知事に対する西松建設の政治資金の件で、東京地検特捜部による“事情聴取”を受けていました。そしてその直後に、不可解な自殺をしたのです。長野県庁の近くの電柱で、ロープをぶらさげて、首を吊った状態で発見されました。自分で首を吊ったのか。それとも誰かに吊るされたのか。あの世まで持って行かなければならなかった大事な秘密を抱えていたのか、それとも何者かによって口封じのために殺されたのか。ほんとうのところは今もわかりません。村井知事は国家公安委員長もやっていて警察官僚と太いパイプがあるそうですから、事実は闇から闇へと葬られるのかもしれません。長野県はまさに混乱状態。名君が去った国土は荒廃すると言いますが、その通りになりました。村井知事は、政治資金問題について「知らない」「知らない」「記憶に無い」「わからない」というコメントをずっと繰り返しているそうです。
ところで、東国原英夫についてですが、ひきこもり系コラムニストの小田嶋隆氏が彼の人格の本質と“宮崎土建化”について鋭い分析をしています。
「私を総裁候補として総選挙に臨む」
「全国知事会の要望を党政権公約(マニフェスト)に盛り込む」
この荒唐無稽な要求を、テレビ各局は、芸人出身の知事が自民党の選対委員長を手玉にとった一大痛快事として伝えた。
「条件」が本気なのかどうかについては、各方面で様々な見方が紹介された。以下に代表的な例を挙げる。
1. 無論ブラフだよ:自分を高く売るために法外な言い値を言ってみただけ。海辺の貝殻売りと同じ。露天商のマキャベリズム。手の内はせいぜいワンペア。相手が折れるのを待ってる。震える心で。
2. 実は本気:というのもこの人は知事になって以来、著しく舞い上がってるから。昔の、天然の「そのまんま」じゃない。完全に自己肥大してる。イソップのカエルみたいに。「天下を取ってやる」と、マジでそう思っている。脳内「俺の空」状態。付ける薬無し。じきに破裂するよ。ぱあああぁぁーんって(笑)。
3. てか、虚勢でしょ:会ってみてナマ古賀の迫力に圧倒されたんだと思うな。顔コワイし。で、ビビってないことを強調しようと思って、ついつい過大な要求をしてしまった、と、そういう姿だな。霞町あたりのビストロに迷い込んだカッペの反応に近い。緊張のあまり「プロヴァンス風のパエリヤをフォアグラ添えで焼いてくれないか」とか、支離滅裂な注文をして、ギャルソンを圧倒しにかかる。笑われるだけなのに。このあたりの行動パターンについては、たぶん別れた嫁さんが一番詳しいと思うな。誰か取材に行ってくれよ。
4. むしろ弁解じゃね?:要するに、宮崎の有権者に対して何かもっともらしい転進の理由を残しておきたかったってことだよ。もっともらしくなくても、とにかく何かデカいことを言って、「これも宮崎のためなんだよ」式のそういうストーリーをデッチ上げたかったのだと思うな。ほら、いるじゃないか、部下のアポイントを横取りしておいて「これはお前のためなんだぞ」とか抜かす課長とかがさ。あれと同じ。あの年頃の間管理職って、言い訳になると急にアタマが冴えるから。
5. 芝居でしょ:シナリオを書いてるヤツが誰か別にいるのだよ。どうせ。あのたわけた条件もそいつの入れ知恵。知事閣下は台本通りに小芝居を打ってるだけ。それもこれも、条件を飲むかどうかなんて、はなっからどっちでも良いわけでさ、デカいニュースになればそれで第一段階は成功なんだよ。で、知事会と道路族が結託して、「地方分権」ぐらいなスローガンをブチ上げて選挙戦に合流するわけだよ。ワンイシューポリティックスってやつさ。詐欺師の常道。話を単純化して二者択一を迫る手口。買うのか、でなければ、一生デブのままで過ごすのか? みたいな。そういう話をして。もちろん、狙いは道路利権。で、小泉改革で見直しになったゾンビみたいな公共事業が息を吹き返すわけさ。日本中で。
いずれももっともな分析だ。たぶん、全部当たりなのだと思う。
つまり、東国原県知事は、大真面目の本気でハッタリをカマしながら虚勢を張り、ついでのことに県民向けの弁解をアナウンスして、その裏で、道路族の議員と結託して宮崎を土建化せんとたくらんでもいる。そういうことなのであろう。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090626/198735/
そういうことなのであろう。(わらい)
いずれにしても、東国原のような人物を選挙にかつぎあげれば選挙で大勝利できると信じていた自由民主党幹部のどうしようもなさを証明したという意味で、彼もまた政権交代の貢献者(アイロニカルな意味で)のひとりであることは間違いないことだと思われます。
なお、予算執行停止については、その予算を作った自民党と公明党の衆議院議員の大半が先の選挙で落選し、予算を編成していた中川昭一元財務大臣も落選し、国会にいない状態ですから、国会の多数によって内閣を組織するという議院内閣制の原則から考えても、民意を国政に反映させていくという民主主義原則からも、予算執行を見直していくことは当然のことでありましょう。と同時に、内閣が予算執行を見直すだけではなく、国会そのものにおいても選挙の民意に基づいて新しい予算を作っていく、ということが必要なことだと思われます。
関連URL
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%9D%B1%E5%9B%BD%E5%8E%9F%E8%...
村井仁知事には右近謙一という秘書がいました。しかし、今はいません。自殺したからです。右近謙一は村井仁知事を20年以上支えていた側近の秘書でした。彼は村井知事に対する西松建設の政治資金の件で、東京地検特捜部による“事情聴取”を受けていました。そしてその直後に、不可解な自殺をしたのです。長野県庁の近くの電柱で、ロープをぶらさげて、首を吊った状態で発見されました。自分で首を吊ったのか。それとも誰かに吊るされたのか。あの世まで持って行かなければならなかった大事な秘密を抱えていたのか、それとも何者かによって口封じのために殺されたのか。ほんとうのところは今もわかりません。村井知事は国家公安委員長もやっていて警察官僚と太いパイプがあるそうですから、事実は闇から闇へと葬られるのかもしれません。長野県はまさに混乱状態。名君が去った国土は荒廃すると言いますが、その通りになりました。村井知事は、政治資金問題について「知らない」「知らない」「記憶に無い」「わからない」というコメントをずっと繰り返しているそうです。
ところで、東国原英夫についてですが、ひきこもり系コラムニストの小田嶋隆氏が彼の人格の本質と“宮崎土建化”について鋭い分析をしています。
そういうことなのであろう。(わらい)
いずれにしても、東国原のような人物を選挙にかつぎあげれば選挙で大勝利できると信じていた自由民主党幹部のどうしようもなさを証明したという意味で、彼もまた政権交代の貢献者(アイロニカルな意味で)のひとりであることは間違いないことだと思われます。
なお、予算執行停止については、その予算を作った自民党と公明党の衆議院議員の大半が先の選挙で落選し、予算を編成していた中川昭一元財務大臣も落選し、国会にいない状態ですから、国会の多数によって内閣を組織するという議院内閣制の原則から考えても、民意を国政に反映させていくという民主主義原則からも、予算執行を見直していくことは当然のことでありましょう。と同時に、内閣が予算執行を見直すだけではなく、国会そのものにおいても選挙の民意に基づいて新しい予算を作っていく、ということが必要なことだと思われます。
関連URL
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%9D%B1%E5%9B%BD%E5%8E%9F%E8%...