私は現在25歳ですが、生まれてから一度も恋人がいたことがありません。
ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」やマーフィーの成功法則など、自分自身の考えていたことが現実化するという考え方があります。
私は25年間女性と付き合うところを空想してきましたが、付き合ったことがありません。
この状況から推測するに潜在意識は現実になるという法則が間違っているのか、私の潜在意識の使い方が間違っているのでしょうか?
潜在意識という観点から質問にお答え頂けると嬉しいです。
御回答よろしくお願いします。
もともと,「潜在意識」という言葉自体が何を意味しているかは議論が分かれます。何となく感覚的に自分の気づかない思いのようなものがあって,それが人間を動かしているだろうという仮説(しかも検証できない仮説)は,フロイトが体系的に議論しましたが,科学的にという意味では何も明らかにされていません。
下條信輔氏は,心理学・認知科学の立場から,潜在意識・無意識・潜在認知に近いものを,科学的に検証しています。ここでは比較的新しい一般向けの本を紹介しましたが,これいがいにも,「サブリミナルマインド」(中公新書),「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書)も一般向けでありながら,アカデミックな意味で非常におもしろいものです。
http://www.amazon.co.jp/サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代-ちくま新書-下條-信輔/dp/4480064605/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1254099751&sr=1-3
ご質問の意図と少し離れた回答になっていますが,要は,人間の思いが思っているだけで何かを変えることは現実的にはあり得ない話です。思っていてたまたまそのような事態が生じたとするとその事実は非常に印象的で記憶に残りやすいものになります。科学的な検証を待たずに,その印象の強さから,「思っていれば・・・」という誤った結論を導くことになります。これまた認知科学の用語を借りてきますが,選択的解釈とかサンプリングのエラーなど,人間の思考はコンピュータのように常に論理的に正しい結論を導くわけではありません。ですから,「潜在意識は現実になるという法則」というものは,たとえあったとしても,仮説に過ぎず,現時点で立証されているわけではありません。
また,「マーフィーの法則」には正しいことが書かれていると思われているのかもしれませんが,前述した「認知的な過誤」によって説明できる,何となくそんな気がして,言われてみると正しいような気がする「必ずしも正しくない法則」です。「失敗する余地がある場合は必ず失敗する」のように,必ず正しいことの記述だったり,「洗車すると雨が降る」とか「バターを塗っている面から落ちる」とかの選択的解釈による記述だったり,きちんと考えると正しくないものが含まれています。「マーフィーの法則」は楽しむものであって,正しいものとして教訓とするようなお話ではありません。
彼女がほしかったら,自分を磨いて,積極的にアプローチ,つまり自分から行動するしかありません。ちょっとうまくいかないこともあるでしょうが,がんばってください。最後にマーフィーの法則的に,「恋愛経験が豊かな人ほど失恋の数が多い」。これも同義反復ですね(笑)。
潜在意識~ジョセフ・マーフィーの成功法則
あなたは一日中何かを顕在意識で考えています。
そしてその考えは何であれ潜在意識に刻印され、潜在意識は現実というスクリーンにそれを再現しようと動き出します。
良いことを考えれば良いことが生じ、悪いことを考えれば悪いことが起こります。
>自分自身の考えていたことが現実化するという考え方があります。
>私は25年間女性と付き合うところを空想してきましたが
考えるだけでは何も起こりません。
自分が考えたことを実現化するための行動を何か取られていますか?
ライブに行ったり、映画を見たり、ドラマを見たり、CDを買ったりして女性と同じ話題を話せるようにしていますか?
女性と出会うための場所へ行っていますか?
髪型や服装に気をかけていますか?
etc
思いが現実になるとはよく言います。
しかしながら私が思うに(あくまでも私の考えです)、魔法みたいのが働いて思いが現実になるのではなく、自分自身で思い続ける・未来を描き続ける→向上心→その方向へなりたいものへと努力する→無意識の中でも意識が始まる→結果的に現実を自分の手で作り出すに至る。
そう思ってます。
これにたいてしては色々な考えがあると思うので、色々読んでみてください
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%80%9D%E3%81%84%E3%80%8D%E3%...
引き寄せの法則系の本がおすすめかな。
想像していたのは「付き合っている」ではなく「もし付き合ったら」になっていませんか?
それは現実化をもたらす思考イメージではなく、ただの願望です。
例えば、大金持ちになる願望は誰もが抱きますがそれが現実化されることはありませんよね。
それと、「付き合うイメージ」は「どのようにして出会ったか」までイメージしないといけないと思います。
もともと,「潜在意識」という言葉自体が何を意味しているかは議論が分かれます。何となく感覚的に自分の気づかない思いのようなものがあって,それが人間を動かしているだろうという仮説(しかも検証できない仮説)は,フロイトが体系的に議論しましたが,科学的にという意味では何も明らかにされていません。
下條信輔氏は,心理学・認知科学の立場から,潜在意識・無意識・潜在認知に近いものを,科学的に検証しています。ここでは比較的新しい一般向けの本を紹介しましたが,これいがいにも,「サブリミナルマインド」(中公新書),「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書)も一般向けでありながら,アカデミックな意味で非常におもしろいものです。
http://www.amazon.co.jp/サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代-ちくま新書-下條-信輔/dp/4480064605/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1254099751&sr=1-3
ご質問の意図と少し離れた回答になっていますが,要は,人間の思いが思っているだけで何かを変えることは現実的にはあり得ない話です。思っていてたまたまそのような事態が生じたとするとその事実は非常に印象的で記憶に残りやすいものになります。科学的な検証を待たずに,その印象の強さから,「思っていれば・・・」という誤った結論を導くことになります。これまた認知科学の用語を借りてきますが,選択的解釈とかサンプリングのエラーなど,人間の思考はコンピュータのように常に論理的に正しい結論を導くわけではありません。ですから,「潜在意識は現実になるという法則」というものは,たとえあったとしても,仮説に過ぎず,現時点で立証されているわけではありません。
また,「マーフィーの法則」には正しいことが書かれていると思われているのかもしれませんが,前述した「認知的な過誤」によって説明できる,何となくそんな気がして,言われてみると正しいような気がする「必ずしも正しくない法則」です。「失敗する余地がある場合は必ず失敗する」のように,必ず正しいことの記述だったり,「洗車すると雨が降る」とか「バターを塗っている面から落ちる」とかの選択的解釈による記述だったり,きちんと考えると正しくないものが含まれています。「マーフィーの法則」は楽しむものであって,正しいものとして教訓とするようなお話ではありません。
彼女がほしかったら,自分を磨いて,積極的にアプローチ,つまり自分から行動するしかありません。ちょっとうまくいかないこともあるでしょうが,がんばってください。最後にマーフィーの法則的に,「恋愛経験が豊かな人ほど失恋の数が多い」。これも同義反復ですね(笑)。
たぶん心のどこかで女性に対して拒否感を感じてるのかもしれません。
そういう気持ちがあると恋人が欲しいと日々思っていても潜在意識まで到達しにくいと思います。
後行動することも大事です。
頭の中でどのような事をいしきしてますか?
付き合ったら何しようではなく、こうすれば付き合いが始まるのでは?
といった風に考え、それを行動に移さなければ何も始まりませんよ。
まず、『潜在意識は現実になるという法則』についてですが、
「自分の希望を具体的に想像すること」がそのまま潜在意識に
直結しているのか、というのが疑問です。
自分の希望を、しかも一度も現実で体験したことのないことを
想像するだけでは、それは「妄想」の類であって、潜在意識に
強く働きかけるようなものではないように思えます。
というか、潜在意識として強く存在しつづけるほどの意識ならば、
それは自然と行動にも影響を与えるはずです。
つまり、貴方の「異性とつきあいたい、恋人が欲しい」という思考は
単に「こうなればいいな」という弱いレベルのもので、
実際に行動に影響を与えるような強い意識ではないのではないか、
と思います。
リンクのページを参考にします。
御回答ありがとうございます。