THEME:「美味しい、ヘルシー!野菜スイーツレシピ・コンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
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※質問は10月5日(月)正午で終了させて頂きます。
野菜を多種の加工食材にするのは良いですね。
色々なアイデアが野菜食材の利点を活かす。
畑の恵み野菜万歳ですね。
この「畑の恵み」タルトはアレンジのしがいがあって、お料理を楽しめるレシピですね。
ここでのタルト生地では、ホットケーキミックスと片栗粉に対し、お豆腐を半量使われていますね。お豆腐だと水きり作業などいりますし、ちょっと割高なので、もっとお安くて栄養価もある「おから」をタルト生地に使うのもヘルシーだと思いました。
豆腐ハンバーグや豆腐クッキーがあるように、おからハンバーグやおからクッキーもあるくらいです。タルトで余ったおからは、そのままおからクッキーやケーキ、おかずにとして野菜と炊くこともできます。
大量に入っているわりに安価であるおからは、随分と廃棄処分されていることを考えると、もっと日常のレシピに組み込んでいくのが、食育などにも発展していくと思う次第です。
野菜のタルトというとお総菜向きのレシピが多いと思いますが、今回はスイーツとして作る野菜タルトです。
生地にお豆腐を練り込んで、ちょっと和風。
お砂糖も和三盆を中心に使い、ほっとする味を目指しましょう。
まずタルト生地を作ります。
今回はお野菜レシピなので、生地はお豆腐クッキーの親戚のような組成の特別製です。
粉はホットケーキミックスに頼っちゃいますが、
全体の半分がバターでできているような普通のタルト生地に比べれば、ずっとライトでヘルシーな生地になると思います。
粉は、ホットケーキミックス9に対して片栗粉1を加えて使います。
さらに粉全体の重量の半分の重さに相当する絹ごし豆腐。
これが生地の材料です。
まずお豆腐は水切りします。
どうせ崩してしまうので、布巾にくるんで絞っちゃえばいいですね。
お豆腐の水分が生地の固さ(柔らかさ)を左右しますから、少し絞りすぎるくらいにしておいた方が失敗がありません。
水分が切れたら裏ごししてボウルに入れ、数回に分けて粉を加えながら切るように混ぜていきます。
固さはいわゆる耳たぶくらいですが、寝かせて水分が行き渡るとゆるくなりますから、
まだこの段階では少しポロポロするくらいでちょうどいいです。
柔らかすぎたら粉を追加するなどして調節してください。
ただしあまりしつこく長時間かきまぜないこと。
全体の水分が均一になればOKです。
そしたら生地をまとめてポリ袋に入れて冷蔵庫で2時間くらい寝かせます。
あとは、寝かせた生地を取りだして薄く伸ばし、
任意の大きさのタルト型にバターかサラダオイルを薄く塗って生地を敷き、
縁の余分を取り除いたら、生地の底をフォークで突いてふくらみ防止の穴を開け、
重石を乗せて180度に予熱したオーブンで10~15分。
このへんは普通のタルトと全く同じですから、色んな調理例を参考にしてくださいね。
余った生地は、1週間くらいなら冷凍保存が可能です。
ではフィリングです。
色んな野菜を使って作れますが、まずオーソドックスにカボチャから。
・材料
カボチャ 1/4個
和三盆 50~100g カボチャの甘さによって調節してくださいね
バター 大さじ2
生クリーム 大さじ3
卵 半個
バニラエッセンス 少々
カボチャは皮と種を取り除いてレンジでチン。
マッシャーで潰してバターと和三盆を加えて混ぜ、
さらに溶き卵と生クリームを加え、バニラエッセンスを少々。なめらかに混ぜれば完成です。
このフィリングはサツマイモなどにも応用ができますね。
これをタルト生地に流し込んで焼きますが、前述の生地の場合、
・生地を先に焼き上げてからさらにフィリングを詰め込んで焼く
・焼かない生地の上にフィリングを詰めて一気に焼く
のどちらでもOKです。
焼き上がり感はもちろん変わってきますが、どちらもおいしくできあがります。
一度で焼き上げてしまう場合は、170度に予熱したオーブンで15~20分くらい。
温度をやや低く、その分時間を長めにとるとうまくいくと思います。
もちろん使う型の大きさで焼き時間は変わってきますから、様子を見ながら焼いてください。
つづいて、ホウレン草のフィリングです。
ホウレン草 1束
クリームチーズ 80g
砂糖 大さじ3
卵 1個
耐熱容器にクリームチーズを入れてレンジでチン。混ぜられる柔らかさになればOKです。
柔らかくなったら砂糖を加えて混ぜます。
今回はホウレン草の味との関係で普通の白砂糖を使います。
卵を溶きほぐし、数回に分けて加えて混ぜます。
ホウレン草は普通に茹でます。茹で加減は茎が指で潰れるくらい。かなり柔らかく茹でますね。
茹で上がったらギュッと絞って水分を切ってください。水にはさらしません。
根っこを切り落として微塵に刻み、チーズに加えて混ぜればフィリングの出来上がりです。
これも焼いていないタルト生地に詰め込んで一度に焼いてしまうことができますが、
チーズは焦げやすいので、前半は上にアルミ箔をかぶせて焼き始めてください。
後半で取り除いて、軽く焦げ目が付くくらいの焼き上がりに調節できるとベストです。
このほか、トマト、ニンジンなどなど、色んな素材で色んなフィリング作りが楽しめます。
グラッセに応用がきく野菜ならたいてい使えますし、
チーズ系ならアスパラなんかも良く合います。
色々工夫して、誰も見たこともないような「畑の恵み」タルトが作れたら楽しいですね。