シャノンが電気的な加算器について言及しているのは1940年の以下の論文だと思います。
A symbolic analysis of relay and switching circuits
この中に"Electric Adder to the Base Two"が登場します。
これに先行する文献が見つかればよいのですが、とある人からチャールズ・サンダース・パースについて調べることを勧められました。検索してみると、1886年に書かれた以下の手紙の中で電気回路で論理演算できる可能性に触れていました。
Letter, Peirce to A. Marquand, W 5:421–424
この中の図において直列と並列のスイッチによるANDとORが示されています。しかし、これにはNOTがなく、今日知られている半加算器を直接示したものではないので、これをして発明といえるかどうかは分かりません。
クロード・シャノンじゃないでしょうか。
●クロード・シャノン
>1937年のマサチューセッツ工科大学での修士論文「継電器とスイッチ回路の記号論的解析」[1]において、電気回路でブール代数を扱うことができることを示した。シャノンはこの論文で、スイッチのオン・オフを記号論理の真・偽に対応させると、スイッチの直列接続はANDに、並列接続はORに対応することを示し、あらゆる論理演算がスイッチ回路で実行できることを証明した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8...
http://en.wikipedia.org/wiki/Claude_Shannon
●History on Calculators and Computers by Tatsuo Minohara
>シャノン(Claud E. Shannon)による2進数加算(1937)
http://www.cuc.ac.jp/~minohara/lecture/ca/History/index.html
●#1変数を覗いてみよう 8
>歴史的には、19世紀半ばにイギリスのジョージ・ブール(George Boole)が、真を
1偽を0と表すことで論理学を代数学に焼き直します。記号論理学(形式論理学)の発
展期です。それから約100年後の20世紀になって、アメリカのクロード・シャノン
( C. E. Shannon)がこのブール代数をリレーを使ったスイッチ回路に応用します。
http://www.asahi-net.or.jp/~UC3K-YMD/Lesson/Section01/section01_...
※参考URL
●計算する機械の歴史とコンピュータの世界 2008/05/31 - Web情報の世紀
http://d.hatena.ne.jp/joakmm/20080519/1211197481
●クロード・シャノン コンピュータ偉人伝 ちえの和WEBページ
沢山リンクありがとうございます。シャノンかも知れませんね。
でも今のところ半加算器の発明者としてはっきり書いてあるのを見た事ありません。半加算器って結構大きな発明だと思うんだけど、そんな物なのかな。。。
シャノンが電気的な加算器について言及しているのは1940年の以下の論文だと思います。
A symbolic analysis of relay and switching circuits
この中に"Electric Adder to the Base Two"が登場します。
これに先行する文献が見つかればよいのですが、とある人からチャールズ・サンダース・パースについて調べることを勧められました。検索してみると、1886年に書かれた以下の手紙の中で電気回路で論理演算できる可能性に触れていました。
Letter, Peirce to A. Marquand, W 5:421–424
この中の図において直列と並列のスイッチによるANDとORが示されています。しかし、これにはNOTがなく、今日知られている半加算器を直接示したものではないので、これをして発明といえるかどうかは分かりません。
核心に迫ってきましたね。この図に示されているのは、論理和と論理積という事だと思います。
いよいよ 1886 年から 1940 年の間に絞って良さそうに思います。
核心に迫ってきましたね。この図に示されているのは、論理和と論理積という事だと思います。
いよいよ 1886 年から 1940 年の間に絞って良さそうに思います。