発売中止が決定しました。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090916/biz0909161656009-n1.htm
食事の多くに使われる「食用油」に”発がん性物質の恐れがある”ということもさることながら、個人的に信頼性の高い「花王」の製品であったこと、何より国が認めた「特定保健用食品」だという事実に驚きました。
発がん性物質には未知の部分が多く、今まで解明されない部分がされてくるとこういうことが起きるのかもしれませんが、”恐れ”ということで主力商品を発売中止にまですることが”情報の信頼性”が高くなる印象を個人的に持ちます。
皆さんの見解・感想を教えて下さい。
空気中に発がん性物質が「ない」とは言えないし、むしろ「ある」と考えるのが普通でしょう。
ただ、発がん性物質を取り過ぎたために不自然に癌を発症してしまう人もいるはずだと思います。「発がん性物質」と一口に言ってしまうから「?」となるわけで、しっかりとしたレベル分けをするなどのガイドラインが必要でしょう。今の現状では、発がん物質と分類されているため有害影響のない濃度が設定されていないらしいので。
ただし、エコナの「グリシドール脂肪酸エステル」の含有率は他の食用油の100倍だそうですよ。そもそも食用油の含有率が100gあたり0.0000001mgとかだと何だかなとか思いますから、「○○倍」ってのはあまり信用できませんがね。
あと、「グリシドール脂肪酸エステル」が発がん性物質である「グリシドール」が生成されるのは確実なようです。ただし、正確な生成過程、生成量、有害な濃度が分かっていないのですが。
最後に、発売停止になっているのは「エコナ クッキングオイル」やドレッシング、マヨネーズなど計59品目、「エコナ シーチキンL」など4商品なので、マヨネーズ・ドレッシング・シーチキンなどを考えると、微々たる量とは限らないと思われます。調理をされれば分かると思いますが結構油って消費されますよ。
大抵の自然のものには発がん性物質というものは含まれて居ますが、それらを毎日欠かさず食べるよりもタバコ一本もしくは副流煙を吸ってしまうことのほうが癌の発生確率は飛躍的に高まります。果たしてエコナにそれだけの物が含まれているかといえば幾らなんでもありえないと思います。ましてや、油で揚げるにしても大抵の油は僅かに衣に付いているだけで実際に口に入る量は微々たる物です。そういったことを考えるとそれほど危険性はないと思います。