この句の鑑賞を教えてください。
楸邨の肺結核が回復してきた昭和25年に、信州に向かった際に作られたことは知っています。
まだ微熱があるのだろうかわたしは寝入っては目覚める、それを繰り返していた。窓の外には雪が降っている。落葉松林にそれが降りかかっているのが目に入る。うとうととして目覚める。が、いつ目覚めても尖った樹林の上に雪が変わることなくしんしんと降りかかっている。
静寂に包まれた自然情景が想起される。継続して変わらない情景、病気回復してようやく信州への旅をすることができた。あこがれていた旅に再び出ることができて旅の情景、新鮮な雪景色を獲得したことを言い表しているのかもしれない。
どうもありがとうございます。
何となく分かってきたような気がします。