日本（国債）がデフォルトした場合、

①大きなインフレになるため、上がります。

②確実ではありません。デフォルトの内容にもよりますが、取引できなくなる可能性もあるため、その時の状況による、となります。

１．Ｎｏ１さんの意見と同意見で、円安になると思います。

２．アルゼンチンなどの例ですと、預金の流出を抑えるために預金封鎖が行われたと記憶しています。そうなるとＦＸ取引そのものを停止する可能性も十分あるのではないでしょうか?銀行取引のみに取引を停止して、ＦＸは除外されるとは考えづらいように思います。また、ＦＸの会社も何らかの形で銀行を利用していますので普通の取引ができるとは思えません。仮に海外のＦＸ会社を使っていても、それが法律上、可能かどうかも、その時点になってみないと分からない気がします。

タンス預金でドル紙幣を持っている場合、とりあえずは大丈夫でしょうが、財産税や、国外への持ち出し、ドルへの換金が法律上規制されてしまうと使えないかもしれません。

ただ、そうなれば、法律の運用もどこまで現実的か分かりませんので、闇市などで気軽にドルを使える時代になるかもしれません。

ただ、前提となるドルそのものも、日本円同様安定している通貨とは思えませんのでどうでしょうかね？

日本国もかなりのドルを米国国債の形で持っていますし・・・

まずは教科書的にお答えします。

前提として、ある日、デフォルトなどが全て同時に起こった場合を想定しますと、

①確実に円安となり、1ドル150円どころか、千円、1万円となるでしょう。

②利益というか、取引はしてくれるでしょう。円を売りたい人が多いわけですから、

　ドルを簡単に円に変えられるはずです。円ベースでは大儲けできるでしょう。

ただし、突然デフォルトが起こった場合、パイパーインフレも確実に起きます。

少なくとも輸入品は為替の変化と同率だけ高くなるはずです。

日本の場合、資源の大半は輸入品ですので、あなたの円資産が1万円から100万円に

なったとしても、例えばガソリンが価格がリットルあたり1万円とかになるはずです

から、それで本当に儲けられたと言えるかは微妙です。

次に現実に即してお答えします。

どこかの国がデフォルトとなる場合、兆候がないということは絶対にありえません。

日本は財務体質が悪いと言われていますが、本当にやばくなれば、弱者切り捨て

するなり、銀行国有化→引き出し制限→対外債務にあてるなど、色々な緊急措置を

とることが可能です。

ある日突然デフォルトいうことは現実的ではなく、兆候は確実に見えてくるはずです。　

その結果、円売りドル買いが急速に進むはずです。具体的には、円金利の急上昇で、

　円を売るorドルを買う→高金利のスワップ金利を払う必要あり

という状況が起きます。普段の為替取引では気にするような額でもないですが、

デフォルトの気配があるようなら、年率数十％、数百％ということになりますので、

スワップ金利はとんでもない額になるはずです。

こういう状況を踏まえて質問にお答えすると、上記の想定以上に、最終的に

円資産で儲けることができかというと、非常に難しいと思います。

現状では日本の長期金利は超低金利＝日本のデフォルトの可能性は世界でも

もっとも低いと、市場参加者は判断していることになります。

もし、質問者様が、日本のデフォルトが起こると信じておられるのであれば、

円を売ってドルを買うチャンスかもしれませんね。

ただし、繰り返しになりますが、だれもデフォルトが起きると考えずに

低金利が続くことが前提となります。

日本が確実にデフォルトすると信じておられるのであれば、為替などを

考える前に、日本を脱出して、海外への移住を考える方が実質的な収益面では

プラスになるのではないかと思います。

海外のFX業者で取引すればいいのでは？

①日本国債がデフォルトになる可能性というのはまだ現実的ではないものだと思います。

日本円に対する不安要素で円安になるという可能性は高く、実際ドル円以外は全て円安基調になっていると思いますのでむしろドル円が安くなる要因としては「円安要因」よりは「ドル安」要因が大きいというのが大きなトレンドかと思います。

　先日の急激な円高は「介入の有無」「亀井発言による銀行株の暴落による日経平均安」が要因でしたが、為替の場合には必ずしも同じ政策・事件・現象が同じトレンドを示すとは限りませんので注意が必要です。

②金融庁に登録したFX会社は2月以降は顧客資産の全額信託保全が義務づけられていますが、このようなデフォルトとなった相場急変時にはT+1（NYクローズではT+2)の保全となっていますので、その間の顧客資産については会社によって異なります。注意が必要でしょう。

基本的には円安局面ではFX会社の経営への負の影響は少ないと思われますので（日本人は買いポジションでしか取引できない人が多い）これによるFX会社の経営破綻はないと思います。

が、アイスランドの事例などを見ますと、円への交換が停止されることになると思いますので、ドルで引き出す（現受け）による外貨引き出ししか方法がないかもしれません。

あと、注意しないといけないことは、高レバレッジを提供している会社がこういった「急激な相場変動」による巨大な損失を抱えるリスクはあります。こういう自体を想定してというのであれば、フルカバーをしている会社、カバー先銀行がしっかりしている会社という選択が必要かと思います。

実際、リーマンショックの時にはリーマンの破綻で経営困難になったFX会社があるわけですので。

再度繰り返しになりますが、全額信託保全がされている会社であれば、口座清算価値をT+1で信託保全されているのでその範囲で資産は確実に「確保されている」。が、すぐには円に交換できない場合が想定されるので、ドルのまま引き出せる会社であることが早期資金引き出しのための条件となるかと思います。

国債がデフォルト（つまり日本政府の破産宣告）というような状況は非常に極端なので為替取引は中止されると思います。

というか、誰も円を買わないので取引自体が全く成立しないでしょう。

1ドル150円とかいうレベルではなく、千円、2千円、1万円、10万円ぐらいまで簡単に上がるでしょうね。

（チリとかの例を見れば、、）

落ち着いたところで、戦後のように強制的に固定レートにされると思います。

（韓国のIMF介入等）

投資会社も軒並み倒産しますので、奇跡的に円ポジションが極端に少ない会社のみが生き残ります。

日本の会社は有り得ないので、まあ、ヨーロッパとか、、、

そういうところでドル売り、円買いなら簡単に取引は成立します。

しかし、fxは信用取引であり、ドル買いのポジションを持っていても履行される保証はゼロに近いです。

（ドルを売る契約をしている相手が破産するから、）

現物でドルを持っていない限り、利益を確保する事は非常に難しいと思います。

そして、、、

アメリカも相当な円債を持っています。

これがデフォルト、つまり紙くずになる訳で、、、

アメリカも相当な打撃を受けます。

リーマンショックの数十倍以上でしょう。

となると、ドルもやばい、

ユーロ？

こっちもドルや円にかなり影響を受けますので同様。

まあ、現物の金ぐらいしかないかな？

それと食料。

もちろん大量に必要ですが、、、

ネタでしかないな。

1)他の方も書かれていますが、急激な円安が進みます。インフレでJPYが紙くず同然になるのですから、他の国の通貨に対して安くなるのは当然です。

2-1)まず基本として現物決済、例えば外貨預金を考えます。長期的にみればコモディティーの価値は大幅に変わることができませんので、日本では急激なインフレが進みますが、他国から見た場合にはJPYがその分安くなります。マクドナルド係数などで見れば、原価ベース・外貨建てではほぼ変わらないはずです(加工費・間接費は上昇します)。4.5USDを持っていて、10,000JPY/USDとなっても、日本ではビックマックセットが45,000円になってしまう、ということです。つまり外貨で持っている限り、価値が目減りしないことになります。利益が出るかは、分かりません。

2-2)FXのような信用取引の場合には、現物建て取引が保障できないために、取引が成立せずに、仮定しているような"利益"そのものがでない可能性が高いかと思います。仮に今建て玉があって、急激なインフレが進みだしたとしても、ある時点でスワップ取引が成立しなくなりますので、その時点で建て玉が継続できなくなると推定します。レバが高い場合でも、そもそも取引している建て玉は1通貨単位ですので、それだけの現物取引が成立するだけの元玉が"どこかには"なければ、取引が成立しません。10,000JPY/USDでしたら、100,000,000円の玉がどこかになければ、USD1通貨単位の10,000USDのポジションが作れない、ということです。インフレのために、膨大な現物が必要となります。また上でも書かれていますが、紙くず同然のJPYを誰かが買ってくれない限り、取引は成立しません。

あまり極端な例ですので、間違っているかもしれません。すみません。