観賞魚には「ワイルド」と呼ばれる(天然)捕獲ものと、
「ブリード」と呼ばれる(人工)養殖ものがあります。
一般的に捕獲ものは網(もしくは網を利用した罠)で捕獲される
ことがほとんどでしょう。その際には当然、魚をなるべく
傷つけないような網が使われるはずです。
(というか、養殖ものも出荷の際には網で捕獲されるわけですから、
「網に一度もかからずに水槽に入った魚」というのは存在しないのでは
ないかと思います。)
捕獲販売に関しては、まず捕獲が法律で禁じられている種の生体を
販売目的で捕獲することはありえないでしょう。
それ以外の種でしたら、日本では資格というか免許(漁業権)の
取得が必要になるのではないかと思います。
また、許可についてはその魚が生息している場所を管理している
団体もしくは個人に漁の許可を得る必要があるでしょう。
海外においてはその国の法律によるでしょう。
販売については特に資格は必要ないと思いますが、しかしここでも
法律で輸入や販売が禁じられている種の生体を扱ってしまったり
すれば罰せられると思いますので、そういった知識が不可欠だと思います。
熱帯魚ショップにいって専門書を見てみると現地のおっさんが網で捕獲している写真が載ってましたよ。バックナンバーが揃ってる店にいってパラパラめくってみるといいかも。
少し前に情熱大陸に出演されていた海水魚卸販売業者 石垣幸二さんの動画を見つけたので貼っておきますね。
網に捕まえてから出来るだけストレス(傷)を与えないようにしている様子がわかるかと。
あと現地で回復用のいけすがあってそこで落ち着いてから袋詰めしたりしています。
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