トランスコスモス社が公表している2008年3月決算(平成20年3月期決算短信)によると営業利益が4,365百万円で2.3%しかなく、低すぎるように思います。もし低い営業利益の理由があれば教えてください。
また同書P5にあるセグメント別の数字を見ると、情報サービス事業とコーポレートベンチャーキャピタル事業の営業利益の合計は10,303百万円となります。全社の営業利益と、部門別の営業利益の積み上げはなぜ食い違っているのでしょうか。連結決算などのためでしょうか。
同社の有価証券報告書を見てみました。
セグメント情報(94ページ)を2007年3月期と比較してみると、情報サービス事業の利益率が低下していることが分かります。売上は伸びているものの利益がついてこない、という状況です。先行投資で経費が増えている、受注価格が下がっている、といったことが考えらます。「第2 事業の概況」でも、この辺りのなぜ営業利益率が低下しているのかについては残念ながら記載がありません。
セグメント情報の数字の齟齬についても、やはり有価証券報告書の94ページをご覧いただくのがよいと思います。差額の主要なものは、「親会社の総務部門等管理部門に係る経費」ということです。すなわち、いずれの事業にも属さない間接費を、両部門の合計から引くと損益計算書の数字と合ってきます。
参考までに、有価証券報告書の閲覧方法は、EDINETのサイトから、
STEP.1 EDINETの“閲覧”コーナーにある「有価証券報告書等」をクリックしてください。
STEP.2 提出者検索画面が表示されますので、「提出者EDINETコード」⇒“E04837”を指定してください。
ここの会社は、基本、人材派遣会社のような作業形態をとっており、
仕事がない人は、自社待機になるんです。
大量に解雇するわけには行かないので、原価われの仕事をさせるか
なにもさせないかと言う選択になり経費がかさみます。
でも社員の給料は安いので、確かに利益率は低いような気はします。
なるほど。たいへんなんですね。
ありがとうございました。
なるほど。いったいどこでそんなに経費使っているんですかね。
ありがとうございました。