THEME:「紅葉を愛でる」「新米を楽しむ」「ハロウィンに」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
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※質問は10月26日(月)正午で終了させて頂きます。
苗代での稲の赤ちゃん時代から、刈り取りの社会人デビューまで、本当に人の成長記録と似ていますね。
中学生時代は根っこを育てる、高校に入ると穂が出始める。
こんなたとえを中高校生の時に聞いていたら、もっと充実した中高生時代が送れたかもしれません。
わが家では今年、ちょっとだけ小豆を育てました。
小豆って、芽が出始めるとぐんぐん育っていくんですね。まるでジャックと豆の木みたいに元気元気。
それがいい実りを迎えました。
刈り取ってドライフラワーみたいに逆さに吊してあります。
そうか。一部を取って、一緒に寝てあげるんですね。
ていうか、一緒に寝てもらう?
さっそくかわいい袋を作って、その中に小豆を入れて、枕元に置いて寝ようかと思います。
枕の中にもしのばせた方がいいのかな。
これで私も冬至粥を作りますね。
来年は稲にも挑戦してみたいです。
稲穂の一生を自分の人生になぞらえてみるというのは面白い体験ですね。
農業も自然の中からいのちが生まれ、そのいのちのサイクルに従って生きているということを学んでいそうですよね。
農業の手伝いや体験もこうした一歩進んだ考えを教えるだけで、児童や学生の目の色が変わってくるんでしょうね。
小さな変化が大きな収穫を産む、そんな人生でありたいものです。
小学生の時の記憶です。
何年生の時のことだったか、今ひとつ思い出せません。多分低学年だったと思います。
学校の中庭に、数m四方の長方形の、浅い池がありました。
最初は鯉が泳いでいたと思います。
ある年、その池で「お米を育てよう」ということになりました。
で、泥の中に苗を植えて、あとの管理は・・・業務員さんまかせだったような気がします。小学生に農薬を扱わせたりするのは、いくら何でも無理ですよね・・・で、秋には確かに稲穂が頭を垂れていたような記憶があります。
でも、そのお米を「食べた」という記憶が、どうも、思い出せません。
まだ学校給食に「ご飯」が登場しなかった頃のことです。
あるいは何かの規制に引っかかって、ご飯として収穫してはいけない事情があったのかもしれません。
学校で育てたのは1回だったと思いますが、学校の周囲には稲作農家が沢山ありまして、5月頃に田植えをして、10月くらいになると、小学生の背の高さくらいにまで育っていました。でも、その新米を食べたという記憶はありません。多分農協に出荷されていたのだと思いますが・・・
新米、という言葉を聴いて、思い出したことを記してみました。
わが家では冬至がスペシャルデー。この日に炊く「冬至粥」のために、毎年小規模ですが、ベランダで稲を育てています。品種はキヌヒカリ。埼玉県の田んぼでいただいた一束の苗の子孫です。キヌヒカリという品種は首都圏や近畿圏などの気候に合った稲として作られたもので、兵庫県、滋賀県、そして関東では埼玉県などで多く作付けされているそうです。ですから、首都圏のわが家でも、毎年すくすくと良く育ってくれています。
植え付けているのは発泡スチロールの箱に土を入れて作ったミニ田んぼです。それでは、わが家の稲作歳時記と稲の一生をご紹介しましょう。
・稲の赤ちゃん時代
毎年、前年に収穫した籾の一部を種籾として保存しておき、発泡スチロールの箱に作った苗代にまいて発芽させます。
・稲の幼児期~小学生時代
それを発泡スチロールのミニ田んぼに田植えします。すると、苗代の段階ではひょろんと一本しか伸びていなかったような苗が、田植え後はどんどん分けつして立派になっていきます。この時期に熟成堆肥をちょっと追肥。水温にも気を付けます。溜まり水は藻がわきやすくなるので、時々水を捨てて、別に作っておいた日なた水と入れ換えます。
・稲の中学生時代
その後に中干しといって、いったん田んぼの水を抜く時期がおとずれます。稲もずっと根っこが水浸しではいけません。一度は土の中に空気を送り込んであげたほうがいいんです。こうすると丈夫な根が育ちます。
・稲の高校生時代
五日ほど中干しをしたらまた水を入れます。この頃から穂が育ちはじめます。稲の青春真っ盛りです。
・稲の大学生
稲の花が咲きます。花びらはないけれど、穂に花粉が輝きます。
・稲の就活期
いよいよ、実が育ちはじめます。実るほど頭を垂るる稲穂かなの時期です。この時期になったら鳥よけのネットで覆います。小鳥さんたちには別に麦粒をプレゼント。
・稲、いよいよ卒業、社会に飛躍
穂が出て40日くらいたつと黄金色になってきます。穂の8割くらいが黄金色になったら刈り取り時期です。刈り取った稲は根元で束ねて、風通しのいい場所に逆さにして干します。「はさかけ」です。
この収穫を、先日迎えました。夏に天候が優れなかったので実の入り方がどうかなぁとちょっと心配でしたが、今年もいい実りに恵まれました。こうして収穫された稲の穂の一部を取って枕の中に入れて、冬至の日まで毎晩一緒に寝て過ごします。
稲を自分で育ててみると、新米の時期の感激がひとしおです。食べ物のありがたさ、尊さもよくわかります。種籾や苗の入手が難しいかもしれませんが、発芽玄米が作れる玄米なら種籾に使えますから、興味のある人はぜひやってみてください。たとえ茶碗一杯に満たないお米でも「わが家産」は格別です。