ライセンス Apache License, Version 2.0 に関する質問です。


Webでの配布で、PCへインストールするアプリケーションを作成しています。
中で、Apache License, Version 2.0 ライセンスのライブラリを使用していますが、

LISENCE.TXT
NOTICE.TXT

を置けみたいことが書かれているとこはわかるのですが、
実際どこにどういうものをおけばいいのかわかりません。

それを使用しているインストラプログラムの配布WEBディレクトリに並列しておけばいいんですか?
それとも、インストール後の
それを使用している実行ファイル(例えば c:¥program files¥hogehoge¥huga.exe )
に並列しておけばいいんですか?

ライセンス文(和訳文も含む)を読んでも
なんだか堅苦しい言葉でかかれていて
理解できないというか、まちがったことしてしまう恐れもありそうで....

Apache License, Version 2.0 ライセンスを持つライブラリを使った
アプリケーションを公開する際の、
手続き、というか作業といいますか、すべきことを
簡単にわかりやすくおしえてください。

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回答1件)

id:ratbeta No.1

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まず第一に、私を含めここで得られた回答が正しいとは思わないでください。

最終的には必ずご自身でライセンス(できるだけ原文)を読んで、正しいことを確認してください。

なお、私は和訳しか読んでいませんし、回答内容が正しいことを保証しないことを先に伝えておきます。

Apache License 2.0で公開されているライブラリを使ったソフトウェアを公開されるということですが、とりあえずは4.再頒布に書かれている条項に従えばOKです。

1. 成果物または派生成果物の他の受領者に本ライセンスのコピーも渡すこと。

これは、公開する際には配布書庫の中にApache License 2.0が記載されたテキストを含めないといけない、ということです。

ここを読む限りではファイル名に指定はないので、ライセンスがここに記載されているということが分かるファイル名なら何でもいいと思いますが、無難にLICENSEとかNOTICEとかにしておくのがよいと思います。

外国の方が読まれることも考えて、ファイル名を日本語で「ライセンス.txt」などと書くのは止めた方がいいです。

また、元のライブラリに添付されているLICENSEファイル(恐らく英文だと思います)をそのままコピーしてくるようにしてください。というのは、それのみが正式なライセンスであって、例えばWeb上で公開されている和訳などは正式なライセンスではないからです。

2. 変更を加えたファイルについては、あなたが変更したということがよくわかるような告知を入れること。

ソースコードやその他変更したファイルにはその旨を掲載しておく必要があります。

具体的にどう書けばよいのかということですが、変更した方の名前と変更日、変更点を書いておけばまず問題ないかと思いますが、これは必ずしも変更した行に入れなくても問題ないと思います。

例えば、ソースファイルの先頭に書いたりしてもよいかと思います。

3. ソース形式の派生成果物を頒布する場合は、ソース形式の成果物に含まれている著作権、特許、商標、および帰属についての告知を、派生成果物のどこにも関係しないものは除いて、すべて派生成果物に入れること。

ソースを公開する場合には、元のソースに書かれている著作権等の表示を勝手に書き換えたりしてはいけない、ということです。

4. 成果物の一部として「NOTICE」に相当するテキストファイルが含まれている場合は、そうしたNOTICEファイルに含まれている帰属告知のコピーを、派生成果物のどこにも関係しないものは除いて、頒布する派生成果物に入れること。その際、次のうちの少なくとも1箇所に挿入すること。(i) 派生成果物の一部として頒布するNOTICEテキストファイル、(ii) ソース形式またはドキュメント(派生成果物と共にドキュメントを頒布する場合)、(iii) 派生成果物によって生成される表示(こうした第三者告知を盛り込むことが標準的なやり方になっている場合)。NOTICEファイルの内容はあくまで情報伝達用であって、本ライセンスを修正するものであってはなりません。あなたは頒布する派生成果物に自分の帰属告知を(成果物からのNOTICEテキストに並べて、またはその付録として)追加できますが、これはそうした追加の帰属告知が本ライセンスの修正と解釈されるおそれがない場合に限られます。

元々NOTICEに相当するテキストファイルが存在する場合には(あるとしたら、多分NOTICEなどのわかりやすいファイル名になっていると思います)、そのファイルに記載されている帰属告知を、公開するソース、NOTICEファイルも公開するならそのファイル、あるいはその他の文書、あるいはバージョン情報ダイアログなどのうち少なくとも1箇所に表示する必要があります。

NOTICEファイルがある場合にはそのファイルに自分の帰属告知を追加して、そのまま配布書庫に含めて公開するのがよいと思います。

後は、Apache License 2.0に反するような追加の制限を設けてはいけないということがありますが、Apache License 2.0で公開するなら特に問題はありません。

アプリケーション自体は別のライセンスで公開する、ということもありえますが、特に事情がない限りはApache License 2.0で公開するのが無難かと思います。

で、NOTICEやライセンスの文書をどこに置けばいいかということですが、無意味に分かりにくかったり、意図的に隠したような所で無ければどこでもよいと思います。

Readme.txtなど、メインの説明書となる文書の中で、Apache License 2.0の下で配布されていること、ライセンスはxxxというファイルに記載されていること、(もしあれば)yyyというファイルがNOTICEファイルであり、そこに帰属告知が書かれていることなどに言及しておけば無難だと思います。

繰り返して言いますが、回答を参考にするのは構いませんが、

最終的には必ず自分でライセンスを読んで理解してください。

難しいから読まずにとりあえず公開だけする、というのは危険です。

確かに堅苦しい文書ではありますが、さほど長くもないですし少し頑張れば理解できる内容だと思います。

理解できないなら公開するな、と言う気はありませんが、もし公開してライセンス違反があれば迅速に、誠実に対応するようにしてください。

長文失礼しました。

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