CRとは貸方に来る数字というのは検索して分かりました。
PLとCRとは何が・どう違うのでしょうか?
本当に素人でも分かるように教えて下さい。ポイントはずみます!
①同じ科目がありPL/10万、CR/0円の場合、どのような見方、
考え方、捉え方ができるのでしょうか?
②同じ科目でPLとCRでは、どうして数字が違うのでしょうか?
本当に素人でも理解できる経理、財務などのサイトも教えて
いただけると有難いです。
よろしくお願いいたします。
PLというのは、Profit and Loss Statementの略で、発祥は欧米です。日本語では「損益計算書」と言います。
米国では単にIncome Statementと言いますが、略すとなぜか「PL」と称します(笑)。
世間で言ういわゆる決算書は、このPLとBS、そしてCS(あるいはCF)を指し、
※財務三表と呼ぶこともあります。
金融商品取引法では、有価証券報告書、会社法では、計算書類といい、税法では、税務申告書と称します。
これら書類には、全て「決算書」が含まれており、「決算書」=「財務諸表」と、同義でつかわれることも多いです。
ちなみに、PL(損益計算書)とは、売上・原価・その他経費(販売管理費)と差引の利益を示すもので、いわば、企業の業績記録です。
一方、BS(貸借対照表)とは、PLにある業績記録の”結果”、現金がいくら残っているとか、未払債務が幾ら残っているとか、銀行借入がいくらあるとかいった”残高”が示されているものです。
CS(キャッシュフロー計算書)は、上記のPL及びBSを補完する役割があり、キャッシュの動きに焦点を当ててまとめられた計算書類であり、いわば、入出金の記録のようなものです。
さて、お問い合わせのCRには、ふたつの意味があります。
ひとつは、簿記でいう貸方(かしかた)⇒英語でクレジット(Credit)と言い、その略がCr.です。
※ちなみに、借方(かりかた)は、Dr.(デビット/Debit)と略します。
これは簿記(経理処理の技術)の中の”仕訳(しわけ)”という概念の一部です。
http://www.a-firm.ne.jp/nyu-mon/siwake.htm
もうひとつは、PLの一部即ち原価の部分を詳細に示した「製造原価明細書」(英語でCost Report)の略です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1196176...
従って、お問い合わせにそのまま回答するとなると、
①同じ科目がありPL/10万、CR/0円の場合、どのような見方、考え方、捉え方ができるのでしょうか?
⇒売上10万円、それに係る原価(材料費等)が0円、従って差引利益が10万円。それを販売するための費用が、例えば5円かかれば、
売上10万円のまま、原価(CR上の数字)はゼロのまま、販売管理費が5円で、差引利益は10万円-5万円=5万円です。
自分の会社で”製造”をせず、既に出来上がった商品を”仕入れ”て売る場合は、こういう数字になり得ます。
②同じ科目でPLとCRでは、どうして数字が違うのでしょうか?
⇒上記の通り、PLは損益計算書で、CRは、その一部(原価)だけを詳細に示した計算書類です。①の例で行けば、売上は10万円、利益が5
万円、原価はゼロ、販売管理費は5万円ということで、PL/10万円、CR/0円という概念はありません。
なぜなら、PL、CRは、それぞれ、書類そのものの名称だからですね。
ご参考になりましたか?
PLというのは、Profit and Loss Statementの略で、発祥は欧米です。日本語では「損益計算書」と言います。
米国では単にIncome Statementと言いますが、略すとなぜか「PL」と称します(笑)。
世間で言ういわゆる決算書は、このPLとBS、そしてCS(あるいはCF)を指し、
※財務三表と呼ぶこともあります。
金融商品取引法では、有価証券報告書、会社法では、計算書類といい、税法では、税務申告書と称します。
これら書類には、全て「決算書」が含まれており、「決算書」=「財務諸表」と、同義でつかわれることも多いです。
ちなみに、PL(損益計算書)とは、売上・原価・その他経費(販売管理費)と差引の利益を示すもので、いわば、企業の業績記録です。
一方、BS(貸借対照表)とは、PLにある業績記録の”結果”、現金がいくら残っているとか、未払債務が幾ら残っているとか、銀行借入がいくらあるとかいった”残高”が示されているものです。
CS(キャッシュフロー計算書)は、上記のPL及びBSを補完する役割があり、キャッシュの動きに焦点を当ててまとめられた計算書類であり、いわば、入出金の記録のようなものです。
さて、お問い合わせのCRには、ふたつの意味があります。
ひとつは、簿記でいう貸方(かしかた)⇒英語でクレジット(Credit)と言い、その略がCr.です。
※ちなみに、借方(かりかた)は、Dr.(デビット/Debit)と略します。
これは簿記(経理処理の技術)の中の”仕訳(しわけ)”という概念の一部です。
http://www.a-firm.ne.jp/nyu-mon/siwake.htm
もうひとつは、PLの一部即ち原価の部分を詳細に示した「製造原価明細書」(英語でCost Report)の略です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1196176...
従って、お問い合わせにそのまま回答するとなると、
①同じ科目がありPL/10万、CR/0円の場合、どのような見方、考え方、捉え方ができるのでしょうか?
⇒売上10万円、それに係る原価(材料費等)が0円、従って差引利益が10万円。それを販売するための費用が、例えば5円かかれば、
売上10万円のまま、原価(CR上の数字)はゼロのまま、販売管理費が5円で、差引利益は10万円-5万円=5万円です。
自分の会社で”製造”をせず、既に出来上がった商品を”仕入れ”て売る場合は、こういう数字になり得ます。
②同じ科目でPLとCRでは、どうして数字が違うのでしょうか?
⇒上記の通り、PLは損益計算書で、CRは、その一部(原価)だけを詳細に示した計算書類です。①の例で行けば、売上は10万円、利益が5
万円、原価はゼロ、販売管理費は5万円ということで、PL/10万円、CR/0円という概念はありません。
なぜなら、PL、CRは、それぞれ、書類そのものの名称だからですね。
ご参考になりましたか?
詳細な回答ありがとうございます。
手元にある資料では租税公課でPL/10万円 CR/0円とあります。
雑費はPL/5万円、CR/15万円とあります。
実際に支払ったのはどちらになるのでしょうか・・・
と言いますか、現金ベースで考えた時により近いのはPlでしょうかCRでしょうか。
また回答いただけると有難いです。
よろしくお願い致します。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | ![]() |
34回 | 29回 | 0回 | 2009-12-18 14:20:52 |
詳細な回答ありがとうございます。
手元にある資料では租税公課でPL/10万円 CR/0円とあります。
雑費はPL/5万円、CR/15万円とあります。
実際に支払ったのはどちらになるのでしょうか・・・
と言いますか、現金ベースで考えた時により近いのはPlでしょうかCRでしょうか。
また回答いただけると有難いです。
よろしくお願い致します。