いくつか疑問があるのでお教えください。
長文になってしまったので、コメント欄を参照して頂けると助かります。
印刷屋ではないので色の再現性とかは詳しくないが、大体以下の通りかと。
質問2.ポストスクリプトプリンタを使うメリットは、パソコン上でRIPしないためパソコンに処理の負担をかけない、データ転送が早い。
これは正しいと思いますが、現在のパソコンの処理能力、データ転送スピードを考えた場合でも処理速度に大きな違いがでますか?
メリットは半分はあってるけど、元々は UNIX などから印刷する際にどのプリンタでもほぼ同じデータが出力できる
再現性の方が重視されると思う。
いまでも Linux や UNIX から Windows に移植されたアプリケーションなどは出力データが PostScript を標準とすることが多い。
PS プリンタが多いからアプリもそうなったのか、PS 出力のアプリが多いからプリンタもそうなったのかは知らないが。
いまでは処理能力的には殆ど違いは出ないだろうね。
ラスターイメージだと送信するデータが多い分通信に時間がかかるぐらい。
もちろんプリンタドライバがきちんと作られていれば、の話だけど。
質問3
印刷屋じゃないから本当のところは知らないが、PostScript 対応アプリを使用するという話は聞いたことがないな。
PhotoShop/Illustrator で扱えるデータしか受け付けません、ってのはよく聞くが。
(それも Old Mac だけ)
質問4.下記3)のケースの場合、へ)の過程で、プリンタに対応した(例えば、CMYK形式のプリンタならCMYK形式のデータでRIPされるという意味)RIPがされれば、出力結果はポストスクリプトプリンタ並になりますか?
理論的には真。
そんなドライバがあるかどうかは知らない。
質問5.ポストスクリプトプリンタの方がモニタと実際の印刷物の色合わせがしやすいんですか?
三菱電機のカラーマッチングソリューション|カラーマネジメントの仕組み
カラーマッチングについてはディスプレイからプリンタまですべてを合わせる必要がある。
PostScript かどうかより、共通の仕組み(たとえば Adobe RGB)で合わせられるかどうかの方が
重視される。
質問6.よくパソコン上でPDFデータ形式に変換すれば問題がないという表記を見ますがどういうことですか?
Adobe Reader という無料かつ標準のアプリケーションが存在するからと言うのが大きい。
作る方は Acrobat であれば再現性はより高い。作成者と閲覧者で同じ環境がそろえやすいのだな。
また、PDF 自体は PostScript のサブセット+αだからと言うのもあるかもしれないが。
へ)パソコン上でソフトウェアRIPによりポストスクリプト書類がビットマップデータに書き換えられる。
と)ビットマップデータがプリンタに送られ印刷される。
業務用としてはこの形態はあまりないな。家庭用なら CAPT なんかがそれに相当するかもしれないが。
ESC/Page(エプソン)やら LIPS(キヤノン)といった PostScript 以外のページ記述言語を
使用することが多い。
早速の回答ありがとうございます。
>ESC/Page(エプソン)やら LIPS(キヤノン)といった PostScript 以外のページ記述言語を使用する
なるほどです。良く分かりました。
もう少し勉強してみます。