AVアンプは大抵5.1chなので、6系統のプリメインアンプを搭載することになります。
2chのオーディオアンプは2系統なので、1/3程度と考えたのかと思われます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97#AV.E3.8...
音楽専用の2chアンプに比べて多くのチャンネルの音声と映像信号を同時に制御するため、同価格の物では内部の部品や電子回路の品質に差があったり、音声の再生に不要なノイズの発生や回路の複雑化、他チャンネルが干渉し合うことがある。このためかつてはAVアンプの音質は、より低価格のプリメインアンプの音質と比べても劣ると言われた事があった(各種機能を付加しているため、同価格のプリメインアンプに対して劣るのは当然の話である)。
AVアンプは、主に5.1や7.1chといった複数のスピーカーを鳴らすためのホームシアター用です。その内の2.0chだけを使い音楽を聞くことは当然可能です。
プリメインアンプは2.0chのステレオに特化したピュアオーディオ用になります。
音質面での同価格商品の比較では、上記のようにAVアンプは(複数スピーカーのための)複数の増幅部と、中には映像回路まで積んでいる分、圧倒的にプリメインアンプに劣ります。
通常のオーディオアンプが2チャンネルであるのに対し、AVアンプは5チャンネルとか7チャンネルなので、単純に比較するとAVアンプはオーディオアンプよりも約3倍のチャンネル数があります。
1チャンネルにかかるコストが同じだとすると、オーディオアンプはAVアンプよりも約1/3のコストで作ることができます。
コストと音質は大まかには相関するので、このように考えると、Avアンプの音質は3分の1の価格のオーディオアンプに匹敵するのです。
もちろん、非常におおざっぱな見積もりではありますが、経験的にはほぼ当たっていると思います。
超高級なAVアンプを使えば音質も満足できるのかも知れませんが、AVアンプで音楽を聴いても楽しくないです。
私は結局のところ、音楽を聞くときはオーディオアンプ、映画を見るときはAVアンプと使い分けています。
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