そんなわけで、
『経理部門』、『所属グループ』という二つの目線で決算業務を学ぼうと思っているのですが、決算業務を行う際に、最初に読んでおくべきお勧めの本はないでしょうか?
候補としては、以下のようなものを考えています。
①経理部長が新人のために書いた経理の仕事がわかる本
②できる経理の仕事のコツ
③経理実務がぜんぶわかる本〈’09~’10年版〉
④月次決算の進め方 (日経文庫)
決算業務の素人が業務を俯瞰し、さらに実際の業務に役立たせるために、まずは手ごろな本を読もうと思っていますが、決算業務に関するアドバイスだけでも回答は大丈夫です。社会人の先輩方の回答をよろしくお願いします。
いきなりぶっ飛んだ回答になるかと思いますが、
経理…と言うよりも投資とその回収の差額=利益だけをとらえるなら
以下の回答は全く不要のものとなりますが、
その場その場でのコスト計算が必要という部分から現場出身者とお見受けいたしました。
であればこそ、Microsoft Projectの利用をお薦めします。
http://office.microsoft.com/ja-jp/project/FX100487771041.aspx
結果だけの、最終的な総勘定元帳だけが綺麗ならばそれでよい立場ならお薦めしません。
しかし、それらを生む何より必要な要素は生産管理でありプロジェクト管理です。
費用だけでなく、全てに生産行為に必要な要素「ヒト・カネ・モノ+時間」を
発生段階から追うためにもMicrosoft Projectは非常に有用でデータを提供してくれます。
結果だけをどうこう言う輩は税務署だけでよいです。
企業は何よりも効率を最優先するべきです。
その効率を踏まえた、費用を含む数値管理を行うためには
経理指南書を参考するのも良いかも知れませんが
Microsoft ProjectをベースにしたIE(Industrial Economics)の観点から書いた
工場経済学方面の何か参考書を求めた方が良いかと思います。
何をどう記帳すればよいかなどと言うことは
多くの財務会計ソフトの「部門会計」の項を読めば済むことだと思います。
多くの財務会計ソフトで、例えば給与に関しても
社員である配分/所属部門への配分はどのように振り分ければよいかなどのアドバイスまで
懇切丁寧に書いてあるかと思いますので。
企業の大きさにもよるかと思いますが、決算書は誰が見るか。を考えれば、
銀行のため、税務署のため、IRのため、と自ずと編集方針は異なります。
何をどう書いたらよいか。一番良く知っているのは御社担当の税理士や公認会計士でしょう。
書籍から判断引用するのは家庭の医学を読んで素人の生兵法をするようなものです。
えっとですね。
決算業務と経営とは全く別問題ですから、業務として決算をする、つまり申告のための決算書を作る事と、決算内容を分析したり、それに基づいて経営方針を決定するというような事は切り離して考えるべきでしょう。
分析や経営方針等については先の方が書かれているので割愛します。
(たぶん、そういう業務命令が出たのとは違うと思うし、)
で、簿記3級程度で決算書を作るのは無謀としか言いようがありません。
たぶん、大企業とは思えないので年商10億円未満程度の小企業ぐらいだと思うのですが、決算書の作り方次第で納税額が数百万円から違ってくるでしょうから、そういうノウハウなくして作成は無理としか言いようがありません。
たぶん、経営者がセコくて顧問税理士を雇いたくないのでしょうけど、顧問料以上に税額が跳ね上がる可能性が高いです。
悪い事は言いませんので、100万ぐらいは払って委任した方が良いと思いますよ。
決算月がいつだかはっきりしませんが、普通は半年以上前でないと拒否られるかな?
簿記3級は、商業高校を卒業しただけで自動的に取れます。
通常は2級が最低限(まあ、資格が無くとも実務経験が同等あれば十分ですが、、)
他に、税法や会社法を十分理解していないと決算書を作る事はできません。
(いや、できはするけど、税額が跳ね上がったり、経費を否認されたりetc)
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
ここに書かれている事が、ほぼ全て十分理解出来てるなら大丈夫かな?
コメント(1件)
小生の業務ですが、基本的には営業で、所属グループで上がってくる数字を計上、概算で翌月の決算を見積もるなどの作業を行っております。そのため、今回の回答は小生にとって適当ではありませんでしたが、一般的な決算への捉え方が複数あることに気づくことができました。ありがとうございました。こちらの説明不足まことに申し訳ありません。