古い原稿の為、ページ全体が茶色く日焼けしている状態となっています。
このスキャンした画像データをグレースケールに変換し、トーンカーブで背景を白くし、レベル補正で文字を濃くしています。
この処理の過程で、黒いゴミ(ドット)が残ってしまい、このゴミの除去作業に苦労しています。
今は目で確認しながら、1ページずつ目立つゴミを手動で削除している状態です。
ページ数が数千ページもあるため、“ある程度”でもかまわないので簡単にゴミ除去する方法が無いか探しています。
Windows版のAdobe Photoshop CS3で現在はゴミ除去しています。
Adobe Photoshop CS3のアクションで削除する方法は無いでしょうか。
その他のソフトウェアでも、ゴミの除去に最適なツールがあれば購入も可能ですので、良い方法があれば教えてください。
ずばりな回答を頂いた方には2000ポイント進呈させていただきます。
紙の状態や、最終的に得たい画像の様子が分からないので一般論になってしまいますが、
私が原稿のゴミをざっと飛ばす場合、レベル補正ダイアログの真ん中を調整しています。
原稿の品質(焼け具合等)が一定であれば、
一度調整したものをアクション化して適用すると、
とりあえずの前準備ができるので楽です。
画像の状態によっては、黒スポイト・白スポイトでなく
入力レベルのグラフの山なりにあわせるように、
黒・白の △ を動かす方がやりやすい場合もあります。
上記方法を既にテスト済みでしたらすみません。
ノイズを発生させているのが、紙の茶色い部分であることに注目しては。
グレスケはせっかくの色データを捨ててしまいますから、最終的にグレスケを行うとしても、その処理の前になんらかの処理をほどこしたほうがいいとおもいます。
・たとえば、茶色の補色である青色のチャンネルを取り出してみるのはどうでしょう。
色相・彩度で、イエロー系とレッド系をえらび明度のスライダを右一杯にする。ブルーは左いっぱい。
結局カラー変換など、スライダーの手加減になるとはおもいますが・・・
・自動選択の「隣接」のチェックをはずし、許容値を大きめにして茶色の部分をクリックしてください(こまめに調節)。こまかい粒が残るようなら選択範囲を1~2ピクセル拡張。うまく紙だけを選べたらバケツ(白)で塗りつぶしてみてください。
・処理前に、モードをLabカラーにしてフィルタ「ノイズを軽減」をかけてから、一連の処理をしてみる。これは色情報にぼかしをかけて輝度だけで字をうまくふるいわけようとする。
手元にCS4しかなくて、CS3で使用できない機能があったらすみません。
参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
Photoshop単独で何とかする以外には、3つほど手法が考えられそうです。
多くの場合、トライアル版があるので、それで確認してみてはいかがでしょうか。
Photoshopのプラグイン
http://www.panda.co.jp/alienskin/idoc/index.html
写真レタッチ専用ソフトウェア
http://www.nikon-image.com/jpn/products/software/capturenx2/feat...
コミック用ソフトウェア
http://www.screen.co.jp/ga_dtp/product/rgb_wf/comicool/detail.ht...
コミック用ソフトウェアのComicoolが非常に便利でした。
「Comicool LE」と「Comicool EX」という2バージョンがあり、EXのほうは30万円と高額で厳しいのですが、LEのほうでしたら
購入を検討できそうです。
画像処理でそのようなゴミを除くことができます。
http://mikilab.doshisha.ac.jp/dia/research/report/2002/0608/013/...
白い背景の中の黒い点を消すのだったら、白を膨張させた後に黒を膨張します。
そのような処理は画像処理の前処理としてはごく普通だと思います。
ですから、画像処理ソフトなら出来ると思います。
http://www.dbkids.co.jp/popimaging/IntroduceFunctions/Morphology...
には孤立点の除去という選択肢もあります。
ただ、連続して自動的に処理できるかどうかはわかりません。
下記ソフトの体験版は簡単な処理なら出来ます。膨張や縮小を試すことができると思います。
http://www.ads-img.co.jp/products/euresys/evision/index.html
またOpenCVというフリーの画像処理ライブラリを使用すればかなりのことができます。
ただしプログラムを作る必要があります。
参考にさせていただきます。
ありがとうございます。