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自分で描いた絵柄(家具など)をサンプルのようにしたい場合は、
■その1
(1)デジタルデータならそのまま、ペンで書いたものなどでしたら、スキャナで取り込んで、加工しやすくします。
(2)とても小さく縮小してプリントします。(スキャナで取り込まずコピー機で縮小しても同じですが)
(3)それをコピーで拡大します。すると出題と同じような方法で、でこぼこの線になります。
(4)またスキャナで取り込んで、線かすれぐあいで気になる所があれば、書き加えたり、きたないゴミのようなぶつぶつを消したりして、でこぼこでありながらしれなりにきれいなものにします。
■その2
拡大縮小はせずに何度もコピーを繰り返して、線画劣化していくまでコピーします。
■その3
(1)デジタルデータならそのまま、ペンで書いたものなどでしたら、スキャナで取り込んで、加工しやすくします。
(2)フォトショップのフォルタ→スケッチ→コピーを選ぶと、コピー機で加工したような感じになりますので、イメージどうりになるよう、あれこれやってみて、ベストを尽くします。
エッチングというのは、版画の技法で、銅板に絵柄に合わせて傷を付けてから薬品で腐食させ、インクを刷り込んで、圧力をかけて紙に写すので、そうとうの手間や道具がいり、版画を本格的に専門とする版画家(純粋絵画の分野)の工房ぐらいにしか、その道具一式はありません。
レディスファッションブランドのイラストは最先端のトレンドを押さえていないと描けませんので純粋芸術家のテーマとは相反します。それは商業美術の中のイラストレーションとなりますので、エッチングではまずないと推測します。
立体感を線で表現して主にモノクロでヨーロッパのクラシックな挿絵のような仕上がり(サンプルに近い)になるスクラッチという手法があります。スクラッチボードを使用しひっかいて中の逆の色を出します。職人芸のような作業です。これで仕事をしているイラストレーターは国内で数少ないです。しかし近年は皆無ぐらい耳にしません。器用なイラストレーターなら、ペンやソフトでどんなものでも似た感じに描いてしまい、通常はそれで足りてしまうからです。これでもないと考えます。
かすれてふるえたような線を使うイラストでは、1970年代ぐらいに、ベンシャーンの線画や、ベンシャーンのような線で描くファッションイラストが流行っていた時期があります。それは、主には、面相という1ミリ以下の線が描ける細い筆で、描かれていました。
現代のイラストレーターは、一部デジタルの道具を使わない人もいますが、大多数はデジタルをどこかで利用しています。編集やDTPががすっかりデジタルだからです。パソコンソフトだけで描いていたり、紙に絵を描いた後にパソコンで仕上げたりをしています。後者は、ちょうどマンガ家がやっているように、最初にペンで紙に線を描いて、パソコンにスキャナーで取り込んだ上でフォトショップで加工し、最終はデジタルデータで保存して原稿とします。取り込む前の手描きの線を、ペンだけではなく、マーカーや鉛筆や筆を使い、かすれた線にして、その上で取り込むやりかたもあります。キャラクターの太線がふるえているのなどは、器用に手をふるわせて描いている場合が多いです。また、凹凸のある紙に書道用の筆や墨で描きましても、かすれた感じになります。拡大して描きますと、描きやすくなります。
そのほか、イラストレーターが手軽にかすれた線にするためによく使う技法は、下書きに合わせて線をサインペンの用なもので描きます。それをコピーで拡大したり、あるいは何度もコピーを繰り返して、ぼそぼその味のある線にし、最後は仕上げをする清書用のケント紙にコピーして、それに着色するとか、清書はパソコンに取り込んで、色づけなどをします。最近のコピー機は性能がよくて、以前よりいくらやってもかすれない可能性もありますが・・・。
(1)まず、著作権に関係しないほど古い図鑑や、洋書や、西洋風図案集などから、気に入った絵を、コピーで拡大します。昔の印刷物はエッチングのようなペン画や線画の技法で描かれていた絵がたくさんあります。かなり小さかった絵を拡大することにより、線がぼそぼそになり味が出ます。
(2)スキャンします。次にフォトショップか、ペイントソフトか、画像処理ソフトなどで、作業に必要な部分だけトリミングします。
(3)加工します。黒白を反転させることも、そういったソフト上でできます。不要なものを消したり、つなげ合わせたり、窓の中に色をつけたり自由に加工します。動かすには、元データを複製して増やし、たとえばドアを閉めたところと開いたところなど、変形させておきます。
(4)別に書いておいた猫や吹き出しと組み合わせてムービーにします。
ベクトル図案、意匠図案、工芸図案などと呼ばれ、本やデジタル素材集などにまとめられています。元はさまざまな分野の絵画や説明画や広告や地図などで使われていたものでしょうが、現在では、ふんいきのを出すための装飾イラストの素材週になっています。たとえば、唐草模様や和風の模様などが頻繁に使われています。たいていはトレースされたきれいな線のものが使用されますが、サンプルのように、線をわざと荒くする場合や、色を自由につける場合など、さまざまに加工されます。大変に凝った、人物や動物、草花やお城などが題材となっていたりします。自由な加工が可能な場合は、そこから好きな部品を取り出します。またそういう中に中世ヨーロッパのマップなどで質問のような建物が見られる素材もあると思います。古本屋やブックフェアなどで、洋書を探すよりも素材集を探すほうが簡単です。
ご回答ありがとうございます。勉強になりました!古い絵柄をコピーで拡大して劣化させて使うのですね。なるほどー。実は、自分で描いた絵柄(家具など)をこのようにしたいのですが、何かそうした方法はありますか?よくレディスファッションブランドなどで、こうしたテイストのオリジナル商品の図案を見かけます。どうやっているのでしょう。エッチングで描いて拡大なのかなぁと? aa777aaさんはもちろんのこと、ご存知の方がいらっしゃいましたら、引き続きご回答で、教えてやってください。ありがとうございます!
自分で描いた絵柄(家具など)をサンプルのようにしたい場合は、
■その1
(1)デジタルデータならそのまま、ペンで書いたものなどでしたら、スキャナで取り込んで、加工しやすくします。
(2)とても小さく縮小してプリントします。(スキャナで取り込まずコピー機で縮小しても同じですが)
(3)それをコピーで拡大します。すると出題と同じような方法で、でこぼこの線になります。
(4)またスキャナで取り込んで、線かすれぐあいで気になる所があれば、書き加えたり、きたないゴミのようなぶつぶつを消したりして、でこぼこでありながらしれなりにきれいなものにします。
■その2
拡大縮小はせずに何度もコピーを繰り返して、線画劣化していくまでコピーします。
■その3
(1)デジタルデータならそのまま、ペンで書いたものなどでしたら、スキャナで取り込んで、加工しやすくします。
(2)フォトショップのフォルタ→スケッチ→コピーを選ぶと、コピー機で加工したような感じになりますので、イメージどうりになるよう、あれこれやってみて、ベストを尽くします。
エッチングというのは、版画の技法で、銅板に絵柄に合わせて傷を付けてから薬品で腐食させ、インクを刷り込んで、圧力をかけて紙に写すので、そうとうの手間や道具がいり、版画を本格的に専門とする版画家(純粋絵画の分野)の工房ぐらいにしか、その道具一式はありません。
レディスファッションブランドのイラストは最先端のトレンドを押さえていないと描けませんので純粋芸術家のテーマとは相反します。それは商業美術の中のイラストレーションとなりますので、エッチングではまずないと推測します。
立体感を線で表現して主にモノクロでヨーロッパのクラシックな挿絵のような仕上がり(サンプルに近い)になるスクラッチという手法があります。スクラッチボードを使用しひっかいて中の逆の色を出します。職人芸のような作業です。これで仕事をしているイラストレーターは国内で数少ないです。しかし近年は皆無ぐらい耳にしません。器用なイラストレーターなら、ペンやソフトでどんなものでも似た感じに描いてしまい、通常はそれで足りてしまうからです。これでもないと考えます。
かすれてふるえたような線を使うイラストでは、1970年代ぐらいに、ベンシャーンの線画や、ベンシャーンのような線で描くファッションイラストが流行っていた時期があります。それは、主には、面相という1ミリ以下の線が描ける細い筆で、描かれていました。
現代のイラストレーターは、一部デジタルの道具を使わない人もいますが、大多数はデジタルをどこかで利用しています。編集やDTPががすっかりデジタルだからです。パソコンソフトだけで描いていたり、紙に絵を描いた後にパソコンで仕上げたりをしています。後者は、ちょうどマンガ家がやっているように、最初にペンで紙に線を描いて、パソコンにスキャナーで取り込んだ上でフォトショップで加工し、最終はデジタルデータで保存して原稿とします。取り込む前の手描きの線を、ペンだけではなく、マーカーや鉛筆や筆を使い、かすれた線にして、その上で取り込むやりかたもあります。キャラクターの太線がふるえているのなどは、器用に手をふるわせて描いている場合が多いです。また、凹凸のある紙に書道用の筆や墨で描きましても、かすれた感じになります。拡大して描きますと、描きやすくなります。
そのほか、イラストレーターが手軽にかすれた線にするためによく使う技法は、下書きに合わせて線をサインペンの用なもので描きます。それをコピーで拡大したり、あるいは何度もコピーを繰り返して、ぼそぼその味のある線にし、最後は仕上げをする清書用のケント紙にコピーして、それに着色するとか、清書はパソコンに取り込んで、色づけなどをします。最近のコピー機は性能がよくて、以前よりいくらやってもかすれない可能性もありますが・・・。
とても解りやすいご回答をありがとうございました!挑戦してみます。心よりお礼申し上げます。
とても解りやすいご回答をありがとうございました!挑戦してみます。心よりお礼申し上げます。