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次の連立一次方程式をクラメールの方法で解け。
x-y+z=-1
3x+2y-z=5
2x+y-3z=8
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連立方程式をクラメールの方法で解くには、どうすればよいのでしょうか?
よろしくお願いします(>_<)
まず、行列式Dを求めます。 | 1 -1 1 | D=| 3 2 -1 | | 2 1 -3 | =1*2*(-3)+(-1)*(-1)*2+1*3*1-1*2*2-(-1)*3*(-3)-1*(-1)*1 ←サラスの方法より =-6+2+3-4-9+1 =-13 (-1) 次に、上の行列式Dの第1列を( 5)で置き換えた行列式D1を求めます。 ( 8) ↓ |-1 -1 1 | D1=| 5 2 -1 | | 8 1 -3 | =(-1)*2*(-3)+(-1)*(-1)*8+1*5*1-1*2*8-(-1)*5*(-3)-(-1)*(-1)*1 =6+8+5-16-15-1 =-13 同様にして、D2とD3を求めると、 ↓ | 1 -1 1 | D2=| 3 5 -1 | | 2 8 -3 | =1*5*(-3)+(-1)*(-1)*2+1*3*8-1*5*2-(-1)*3*(-3)-1*(-1)*8 =-15+2+24-10-9+8 =0 ↓ | 1 -1 -1 | D3=| 3 2 5 | | 2 1 8 | =1*2*8+(-1)*5*2+(-1)*3*1-(-1)*2*2-(-1)*3*8-1*5*1 =16-10-3+4+24-5 =26 クラメールの公式より x=D1/D=-13/(-13)= 1 y=D2/D= 0/(-13)= 0 z=D3/D= 26/(-13)=-2
ちなみに、Wolfram Alpha(ウルフラム アルファ)で答え合わせすると、
http://www.wolframalpha.com/input/?i=Solve%5B%7Bx-y%2Bz%3D%3D-1%...
※参考URL
●第1章 連立方程式
http://www.ee.fit.ac.jp/~kudou/1mathA/01/01-2.html
●連立方程式の解法 例題-1
http://www7a.biglobe.ne.jp/~kamba-home/pdf1006.pdf
●3. 行列式の応用 3.1 クラメールの公式
http://pal.las.osaka-sandai.ac.jp/~ichihara/Teaching/06S/Algebra...
●Rule of Sarrus
ありがとうございます!行列にしてから処理するのですね~(@_@;)
逆行列の方法は、imo758さんの前回のベストアンサーで思い出すことができました、(-1)^(i+j)の余因子の知識とか、クラメールの方法を知ってればできるんですよね(^_^;)
(1 -1 1 )^-1
(3 2 -1 )
(2 1 -3 )
|2 -1| |-1 1| |-1 1|
(-1)^2|1 -3|(-1)^3|1 -3|(-1)^4|2 -1|
1
=-------------- (-1)^3|3 -1|(-1)^4|1 1|(-1)^5|1 1|
| 1 -1 1 | |2 -3| |2 -3| |3 -1|
| 3 2 -1 |
| 2 1 -3 | (-1)^4|3 2|(-1)^5|1 -1|(-1)^6|1 -1|
|2 1| |2 1| |3 2|
転置行列であることを忘れて最初取り去る行とか列を間違えましたが、なんとか・・・
| 1 -1 1 |
| 3 2 -1 |=-13 (※rsc96074さんから教えていただいたサラスの方法より)
| 2 1 -3 |
(-1)^2|2 -1|
|1 -3|=-5
(-1)^3|-1 1|
|1 -3|=2
(-1)^4|-1 1|
|2 -1|=-1
(-1)^3|3 -1|
|2 -3|=7
(-1)^4|1 1|
|2 -3|=-5
(-1)^5|1 1|
|3 -1|=4
(-1)^4|3 2|
|2 1|=1
(-1)^5|1 -1|
|2 1|=-3
(-1)^6|1 -1|
|3 2|=-5
を導くことができました。
つまり、逆行列の値は「(1/-13)・(-123)=13/123」になるのですね。
(-1) (-13/123)
13/123×( 5)=(65/123)
( 8) (104/123)
最終的に、x=-13/123、y=65/123、z=104/123
という結果が出てきたのですが・・・全然違いますよね(ToT)
rsc96074さんのご解答と全く違います・・・
一体どこでミスを犯してしまったのか、もしよろしければ、ご指摘いただけないでしょうか?
よろしくお願いします(>_<)
ありがとうございます!
rsc96074さんも教えてくださった方法ですね~すごいです!
まず、行列式Dを求めます。 | 1 -1 1 | D=| 3 2 -1 | | 2 1 -3 | =1*2*(-3)+(-1)*(-1)*2+1*3*1-1*2*2-(-1)*3*(-3)-1*(-1)*1 ←サラスの方法より =-6+2+3-4-9+1 =-13 (-1) 次に、上の行列式Dの第1列を( 5)で置き換えた行列式D1を求めます。 ( 8) ↓ |-1 -1 1 | D1=| 5 2 -1 | | 8 1 -3 | =(-1)*2*(-3)+(-1)*(-1)*8+1*5*1-1*2*8-(-1)*5*(-3)-(-1)*(-1)*1 =6+8+5-16-15-1 =-13 同様にして、D2とD3を求めると、 ↓ | 1 -1 1 | D2=| 3 5 -1 | | 2 8 -3 | =1*5*(-3)+(-1)*(-1)*2+1*3*8-1*5*2-(-1)*3*(-3)-1*(-1)*8 =-15+2+24-10-9+8 =0 ↓ | 1 -1 -1 | D3=| 3 2 5 | | 2 1 8 | =1*2*8+(-1)*5*2+(-1)*3*1-(-1)*2*2-(-1)*3*8-1*5*1 =16-10-3+4+24-5 =26 クラメールの公式より x=D1/D=-13/(-13)= 1 y=D2/D= 0/(-13)= 0 z=D3/D= 26/(-13)=-2
ちなみに、Wolfram Alpha(ウルフラム アルファ)で答え合わせすると、
http://www.wolframalpha.com/input/?i=Solve%5B%7Bx-y%2Bz%3D%3D-1%...
※参考URL
●第1章 連立方程式
http://www.ee.fit.ac.jp/~kudou/1mathA/01/01-2.html
●連立方程式の解法 例題-1
http://www7a.biglobe.ne.jp/~kamba-home/pdf1006.pdf
●3. 行列式の応用 3.1 クラメールの公式
http://pal.las.osaka-sandai.ac.jp/~ichihara/Teaching/06S/Algebra...
●Rule of Sarrus
シンプルでわかりやすい解法ありがとうございます!
リンク先も参考になりました・・・特に上から2つ目がすごくわかりやすかったです(^_^;)
上記の人と同じですが、このようになります。
http://okwave.jp/qa/q5629873.html
基本的には、数字だけを並べて、斜めにかけていきます。
だから、数字を並べて斜めに線を引いてみればいいのです。
斜めに数字が無い場合には、後ろ側から回していった感じですね。
ありがとうございます。
リンク先読みました・・・info22_さんのコメントが、私にもグサリときましたσ(^_^;)
定理 4.88 (クラメールの方法) 連立一次方程式 に関して,係数行列
(747)
が 次正方行列でかつ正則なとき,方程式の解 は
(748)
で与えられる.これをクラメールの方法(Cramer's rule)という.
(証明) は正則であるから,方程式 に左から を掛けると
(749)
が成り立つ.成分で表すと
(750)
より
(751)
を得る.これは第 列の余因子展開だから
(752)
が示された.
注意 4.89 (クラメールの方法) 解をもつためには分母 が 0 となってはいけない. である必要がある.すなわち は正則のときクラメールの方法は使用できる.
例 4.90 (クラメールの公式の使用例) 方程式
(753)
を考える.行列式は
(754)
であり,解は
(755)
と求まる.
例 4.91 (クラメールの公式の使用例) 方程式
(756)
の解を求める.
(757)
であり,解は
(758)
(759)
(760)
である.
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Kondo Koichi
http://gandalf.doshisha.ac.jp/~kon/lectures/2004.linear-algebra-...
リンク先をペーストしてくださったのですね、ありがとうございます(^_^;)
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14 余因子行列と逆行列
定理 4.82 (行列式と行列の正則性) 正方行列 に対して, のとき は正則である.
(証明)定理
(728)
であるから, とすると各辺を で割って
(729)
が成り立つ.よって は の逆行列であり, は正則である.
定理 4.83 (余因子行列と逆行列) 正方行列 に対して, のとき の逆行列は
(730)
で与えられる.
定理 4.84 (逆行列が存在するための十分条件) 正方行列 , に対して (または )が成立するとき, は の逆行列となる.
(証明) より,両辺の行列式をとると
(731)
が成り立つ.これより を得る.よって, のとき は正則であるから,逆行列 をもつ.さらに が存在することを用いると
(732)
が成り立つ. が示された.
例 4.85 (余因子行列による逆行列の計算の具体例) のとき逆行列は
(733)
(734)
である. のとき逆行列は
(735)
(736)
である.
例 4.86 (余因子行列による逆行列の計算例) 行列
(737)
の逆行列を求める.行列式は
(738)
であるから,逆行列は
(739)
で与えられる.
例 4.87 (余因子行列による逆行列の計算例) 行列
(740)
の逆行列を求める.小行列の行列式は
(741)
(742)
(743)
であり,行列式は
(744)
であるので,逆行列は
(745)
(746)
と与えられる.
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Kondo Koichi
Created at 2004/11/26
http://www.wikihouse.com/mamedalove/index.php?%A5%AF%A5%E9%A5%E1...
ここのサイト1ち度見てください
参考になると思いますよ~
そうなんですか・・・行列って、3元1次連立方程式を簡単に解くために生まれた側面があったんですね!
競馬の話が出てきたのは驚きでした・・・面白いですね・・・まさか競馬の予想に行列が役立つとは・・・
でも難しいです、説明呼んでもいまいちピンときませんでした(ToT)/~~~
結局、どのオッズの馬に賭ければ払い戻し金が同じになるのか、よくわかりません。
例えばS=1000円が元金だとして、3つの馬に賭けるとしたら、a、b、c、それぞれの馬のオッズは、いくらになるのでしょうか?、
シンプルでわかりやすい解法ありがとうございます!
リンク先も参考になりました・・・特に上から2つ目がすごくわかりやすかったです(^_^;)